中條Dです。

 悪乗りも相まって、プロレス仲間のYMDを「夜もくらいマックス」に呼ぶことになったのですが、あれは本当にいいんですかね……。 他でもないむらいさん自身がなぜか思ったよりプッシュ気味なのでいいんですが。長いことプロレスをやっていたせいで何が面白いのかという感覚がだんだん仲間内で麻痺して生まれたのがYMDなので、相当アクは強いのですw ネカティブな意味で覚悟しておいてください。

 というわけで、それがあるからというわけでもないんですが今回はプロレスのお話です。と言っても最終的にはAppBankにおけるお仕事の話に収束させるつもりですのでご安心ください。

 大学2年生の時、大学にプロレスをやるサークルがあるという話を聞いて入部をして、OBになってからも細々と続けていたのでかれこれもう12年ほどプロレスをやっている事になります。社会人になってからはロクに練習もできていないので、過去の経験値という貯金を取り崩すようにして選手を続けています。

 「プロレスやってるんですよ」というと色々な反応がありまして、ただし良い反応よりも悪い反応の方が圧倒的に多いので、最近はそれを言い出すのが億劫になっています。もう言うほどやってないし(じゃあなんでYouTubeで宣伝してもらうよう働きかけたんだと言われると思いますが、最近の仲間の頑張りにほだされてやっただけなので)。で、そんな反応の中で割と多いのが「プロレスってやらせなの~?」です。これは今でも多いですw 試合の筋書きが決まっているのに一体何がそんなに面白いんだ、とまで言われた事がありますが、そう言ってきた奴の一番好きなものは『ONE PIECE』でした。『ONE PIECE』だって筋書きあるじゃねーかw

 そういう筋書きのあるなしにこだわる輩を挑発するべく生まれたのがYMDだったりするのですが(だって筋書きがあるはずなら官能小説朗読家がプロレスやってるだなんて頭のおかしいストーリー、誰が書きますか!? というかもうYMDの話はいいよ)、その筋書きのあるなし(=やらせ)論が勃発すると必ず持ち出されるのが「だって技をかける上で受ける側が協力してるじゃないか」というものです。で、これは一理あるというか、技を受ける側が協力しているというのは大いにあります。

 いまや引退を今年の11月に控え、弩級のハスキーボイスが注目されテレビやニコ生に露出する機会が増えた天龍源一郎。「なぜロープに走らされて普通に戻ってくるんですか? 対面のロープに捕まって止まればいいのでは?」と聞かれ「止まったら負けだと思ってる」と答えたそうです。走ったら戻って技を受けるまでが1セット。ところがこれがやってみると難しい。走った瞬間、脳は運動神経よりも思考回路の方が稼働します。その瞬間、何を考えるかというと、