中條Dです。

 えーと、今月もギリギリまで何も書いてませんでした。よくない状況に慣れつつある昨今ですが、無理してでも書くという作業をした方が思考トレーニングになっていいのかなと思ってブロマガ止めてません。というのと、今回のテーマですけど続ける事の大事さを日々痛感しているからです。

 『関口宏の東京フレンドパーク』が気がついたら終わってましたけど、あの番組は長かったですね。フランキー為谷は今なにやってんだろうと思って調べたらYouTuberやってましたw まぁYouTuberがメインの活動ではないみたいですけど。あの番組は中身のマイナーチェンジの大小はあれど、基本的には2名がゲストで登場してアトラクションをクリアして最後にダーツを投げる、という大枠での構成については最後まで変わりませんでした。それで17年の歴史を築いたし、その後ろには確かな支持があったはずです。それどころかレギュラー終了後も特番として復活してますからね。

 17年間も同じことをずーっとやるというのは、ルーチンワークだから簡単そうに見えて実はとてもしんどいことなのです。『笑っていいとも!』に至っては31年半です。それは同じことをやり続けていると気が滅入ってくるから、とかそういう話ではなく、根底から取っ払って新しくしてしまいたい衝動が発生するからなのです。いいとも! はコーナーの入れ替わりが非常に激しかったのでそこで衝動を押さえられた場面もあったでしょうが、タモリさんの交代はさすがに無いにしても、例えば情報番組化したくなったりした衝動とかあったんじゃないかなーと邪推しています。

 なんですが、そもそも不肖・中條、まだディレクターになってまだ5年です。17年も31年も同じことやろうにもまだそこに携わっていないわけで。加えてドッグイヤーという言葉が死語になっているかはわかりませんが、移り変わりやトレンドの変化の激しいインターネットの世界で仕事をしているわけです。ここで変化の波に揉まれて流されないでいられるわけもなく、どうやってその波を乗り切るかに精一杯で、何かに根を張って長くやろうなんて悠長なことは間違っても言えない環境です。なので中條が何を言おうとも長くやることなど夢物語にすぎないのでした。終わり。