1026まどか初日舞台挨拶

10月26日、新宿バルト9にて『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語』の公開初日舞台挨拶が行われた。壇上には悠木 碧さん(鹿目まどか役)、斎藤千和さん(暁美ほむら役)、水橋かおりさん(巴マミ役)、喜多村英梨さん(美樹さやか役)、野中 藍さん(佐倉杏子役)、加藤英美里さん(キュゥべえ役)、阿澄佳奈さん(百江なぎさ役)の7名が登壇し、それぞれ作品への思いや見どころなどを語った。

公開にあたっての感想は?

悠木
「鹿目まどか役の悠木碧です。朝から足元の悪い中これだけ多くの方に集まっていただけでありがとうございます。これだけたくさんの人たちが観に来てくださっているので、がんばってネタバレしないように気をつけたいと思います」

斎藤
「暁美ほむら役の斎藤千和です。やっとお届けできる喜びと、お待たせしましたという気持ちで、私たち、やりきりました!という感じです。『まどか』は、みなさんが応援していただいた力に対して、こうやって作品を通して恩返しができるというのをダイレクトに感じられる珍しい作品です。今日は楽しんでいってください」

水橋
「巴マミ役の水橋かおりです。実は私、みなさんと一緒に映画館で観たかったので、まだ全編通して観てないんです。ところがさっき完売という知らせを聞き大変絶望しております。私も一日も早く観たいと思ってすごく楽しみにしていたので、これから観られるみなさんがめちゃめちゃうらやましいです

喜多村
「美樹さやか役の喜多村英梨です。数々の衝撃とみなさんの心を抉ってきたこの『まどか☆マギカ』ですが、新編も個々のキャラクターの色々な表情が見える見応えのある作品になっていると思います。自信を持って作り上げた作品ですので、是非楽しみにしてください」

野中
「佐倉杏子役の野中藍です。今日が初日ということで、不安とドキドキでいっぱいで昨日眠れなかったのですが、みなさんはよく眠れましたか?是非ポップコーンでも食べながら、ちゃんと最後まで食べきって、食べ物を粗末にしないように観ていってください(笑)

加藤
「キュゥべえ役の加藤英美里です。やっと公開日ということで私もすごく楽しみにしていました。台本をもらったときから誰かと感想を言い合いたい気持ちでいっぱいでした。今日はみなさんで感想を言い合える日となればいいなと思います。色々な意味で心に残る作品になっていますので、今日は楽しんでいってください」

阿澄
「百江なぎさ役の阿澄佳奈です。新キャラクターとして新編から参加させていただいたのですが、公開初日を私もすごく待ち望んでいました。これから観てくださる方が目の前にいるのはプレッシャーのような緊張感のような複雑な感じがします。存分に『まどか☆マギカ』ワールドを楽しんでいただける作品となっていて、そこに新キャラがどのように関わっていくのかも楽しみにしていただければと思います」

今回の見どころとメッセージ


阿澄
「今作まで外から観ていて、あの『まどか☆マギカ』といった感じだったのでまさか出演するとは思っていませんでした。新キャラの動向を含めて楽しんでいただけたらと思います。いろんな解釈があると思うので、しばらく考えこんでください」

加藤
今までに観たことのないかわいらしいキュゥべえが観られると思います。みなさんの今の表情と、観終わった後どう変わるのかが気になります。1回観たら考えこんで、また観たくなる作品になっていると思います」

野中
「最初に台本をもらったときは「じぇじぇじぇ」って感じでした(笑)新編ですが、佐倉杏子を演じるのが最初で最後のつもりで演じ切りました。本編ではかわいくてかっこいい杏子が登場しますので是非最後までゆっくりご覧になっていってください」

喜多村
「さやかは「もう残念なんて言わせない」っていう感じです。テレビシリーズのファンも楽しめるペアがあったりするので、そこも見どころです。とても繊細で、役者冥利に尽きる見応えのある作品です。色々と解釈ができる台詞があるので、しっかりと見届けて頂きたいと思います」

水橋
「台本をもらって「虚淵さんも丸くなったな」と思いました。この作品は、キャストとスタッフで作った作品ですが、観ていただいて初めて完成する作品だと思います。最後のパーツをみなさんで埋めて頂くという気持ちで観ていただければと思います」

斎藤
「台本を頂いた段階では、まどかがキラキラしていて、幸せだったねえっていう感じでした。ここにいる演者、スタッフ含めて映画の中に全て込めていますので、改めて何か言えることはありません。私自身にとってもすごく大切な作品なのでほむらを演じるにあたって中途半端なことは一切していません。まっすぐなあなたで観ていただけたらと思います」

悠木
「まどか役としてこんなに素晴らしい先輩方に囲まれているのはいつだってドキドキします。前の舞台挨拶で「私たちは全力を込めてやったものを、受け取ってもらうのはみなさんだから。それがあってことだから」ということをおっしゃっていたのが心に残りました。

私たち声優は、演じている時間は半日や1日だったりするのですが、その短い期間でキャラクターと一緒に死んだり、生きたり、喜んだり、大切なものを失ったり、というものを詰め込めるか、というお仕事であるのを先輩に教えてもらっている最中です。この短い時間にこめた彼女たちの一生を感じ取ってもらえたら、それはとってもうれしいな、って思います」

1026まどか初日舞台挨拶2

公開初日とあって劇場は満員御礼、初日はほぼ完売という状態であった。また、観客がまだ映画を観ていない状態ということもあり、本編の内容についてはあまり触れることができず非常にもどかしい舞台挨拶となった。特に新キャラクターである百江なぎさ役の阿澄佳奈さんは、ほぼ全てがネタバレとなってしまうことから「百江なぎさ役です!」というしかできないという場面も。トークの中で収録を前半と後半に分けたというエピソードも出てきており、いずれその辺りの深い話も聞けることとなるだろう。

「劇場版魔法少女まどか☆マギカ-新編」キービジュアル

劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語公式サイト
http://www.madoka-magica.com/

『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語』
公開中
(C)Magica Quartet/Aniplex・Madoka Movie Project Rebellion