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ひるね姫~知らないワタシの物語~

2017/03/20 21:10 投稿

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映画観賞価値:500円

<あらすじ>
高校生の森川ココネは家でも学校でも常に眠気に襲われ、ついウトウトと居眠りばかりしていた。2020年、東京オリンピックが間近に迫った夏の日、彼女の家族は事件に見舞われる。実は両親にはココネも知らない秘密があり、その謎を解く鍵は彼女の夢の中にあった。

<感想文>
昨年は「君の名は。」「この世界の片隅で」と、日本の長編アニメーションがやたらと評価されたように感じました。
で、そんな中でこの「ひるね姫」の予告編を観る中で
主人公が女子高生だったり、夢を見たり、どうもどこかで聞いたような設定ではあるものの
予告編で流れる「デイ・ドリーム・ビリーバー」が良すぎて
結局劇場に足を運びました。

観た感想としては、久しぶりにアニメーション映画界の駄作を観たような
そんな気分です。

決して「君の名は。」のような王道中の王道で感動させてくるわけではありません。
もちろん「この世界の片隅で」のように、のんびりとした日常の中にある様々な感情を比喩的に表現できているわけでもありません。


純粋に「昼寝をする必要が一体どこにあるのだろうか。」という最大の疑問を抱いて劇場を後にする他ありませんでした。

声優を務める俳優陣の演技は決して下手ではなく、むしろ上手だと思います。
そこまで違和感はなく、声優ヲタでない限りは特に違和感はないでしょう。
最大の違和感は主人公の「昼寝」なのです。
「ひるね姫」というタイトルながら、昼寝こそが混乱の原因であり、見終わった後の未消化な気持ちを生み出させてくれます。


<昼寝する必要、ないよね>①
[夢と現実とがリンクしているらしいが、そこらへんは想像任せ]
主人公が昼寝しながら見ていた夢が現実と繋がっていて…という、巧妙な話を期待している人はまずここで落胆する。
なんと、夢で表現されていたことが現実ではどういうものであったのかという「ここがリンクしてたんだよ!」という種明かしを一切されぬまま終わるのです。
これはもはや、視聴者が想像するほかないのです。「多分…こういうことだよな…?」の連続。
「マトリックス」や「サマーウォーズ」を始めとして、非現実と現実の世界を行き来する映画を見慣れている人は安心して観れますが…それでも未消化。正解は提示されてませんから。
例えるなら、サスペンス映画なのに、唐突に犯人は捕まって、トリックの伏線はあってもトリックの内容を語られることなく終わる…そんな感じです。

<昼寝する必要、ないよね>②
[昼寝をするタイミングがもう意味不明]
「昼寝をすると夢を見る」という設定がある以上、夢の世界を登場させるには必然的に主人公を昼寝させなければならないという制約がつくことになります。これがマズかった。
ありえないタイミングで寝ます。「は!?ここで寝るって何!?」というレベルです。
夢の世界を見せたかったんだろうな…だから寝させるほかなかったんだろう…とは思いますが、やはり違和感です。


というわけで、未消化な気分のまま、特に感動もなく終わります。
それは、感情移入できないからだろうし、感情移入できるようなキャラクターは一人もいません。
物語の中核を担うエピソードはなぜかエンドロール中に上映され、その内容もセリフがないのでキャラクターの表情などを観ながら読み解かなければならない。
ホントに視聴者任せの作品です。

主題歌のデイ・ドリーム・ビリーバーは素晴らしいのですが
そもそも原曲が神がかっている歌ですから、これはもはや評価に入れるべきなのかとも思ったり。


とにかく映画館で観る必要はないのかなと思うし
なんならレンタルして観る必要もないのではないかとさえ思うレベルです。

え?むしろ観たくなってきた?
ど、どうぞ(苦笑)




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