甘造のブロマガ

和紙工芸におひなさま!壽丸屋敷(すまるやしき)は手作りの温かさが集う場所!

2020/03/06 17:43 投稿

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100体を超える人形たちは圧巻!

このブロマガは、2/29~4/19まで、宮城県白石市を中心に開催されている

東北ずん子スタンプラリーを、より濃く楽しんでいただきたいという想いで書いております。


皆もこれを読んで、宮城においでよ!



今回からはついに、主催地の白石市に突入!
宮城県白石市は、東北ずん子スタンプラリーの土地…の前に
そもそもが戦国武将ゆかりの城下町、観光地なのです!
スタンプラリーにも、本来の歴史的観光施設が参加しています。



それがここ「壽丸屋敷(すまるやしき)」http://www.shiroishi.info/
大正時代に建てられたお屋敷が現存しているのはとても貴重で、
日本家屋の風情を利用した雅(みやび)な催しが沢山開かれています。

私が訪問した時には



ズラリ!と並ぶひな人形!

そう、3月3日は桃の節句。ひな祭りの時期。
木と畳の匂いに包まれながら整列するお雛様。その数なんと7段7組!
こんなに沢山、どこから用意したのでしょう。

「寄贈品なんですよ。」おっとりとした優しそうなおばさまが解説してくれました。
「お引越しがあったり、持ち主がお亡くなりになって保管が難しくなったおうちのものでね。立派なお人形を処分してしまうのも忍びないって方が寄贈してくださったものを、ここで引き取ったんですね。」

なるほど。ここまで並んでいるのを見ると壮観ですね。7段飾りってだけでもすごいのに。
「ねえ。可愛いですよねえ。NHKでも紹介させていただきましてね。とってもにぎわっております。」
「この展示は3/9㈪までやってますからね。」
なるほど、週末訪れるなら、今週末がチャンス。ということですね。

「寄贈品以外ですと、反対側には大昔のお雛様を飾ってますね。」

 
「こちらは、昭和のお雛様です。白石市の武家”小関家”のお雛様を、歴史的資料として市で買い取らせていただいたものです。」









「お隣は、大正時代、明治、江戸それぞれのお人形ですね。」
江戸時代の人形まで!ここまで綺麗に残っているのはすごいですね。
「ねえ。すごいですよねえ。ちゃんと手入れしないとね。食べられちゃうんですよ。」
た、食べる?  まさか……の仕業か?
「いえ、ねずみです。」
ねずみ。



「木とか布とかは、アレらにとってはご馳走なんでしょうねえ。すぐ欠けちゃうんですって。」
歴史の跡を、形として残すというのも大変なんですね。
入り口右手の奥のゾーンには、ありました。等身大ポップ。


画:悠月あおい様https://twitter.com/iris_aoi

きりたんかーわーいーいー♪ 着物の柄がとっても華やか!東北姉妹は和服がぴったりですよね。
「このお屋敷を訪ねるような人は和装に厳しい方もいますけど、そんな人たちもうなる出来のイラストなんです。しっかり研究して描いてくださっているんですね。」
うぬ、なにやつ!?
「ブロマガ、読ませていただきましたよ。お疲れ様です。」
え、読者さん!? いえいえそう言って頂けてなによりです!(手のひらクルー

スタンプコーナーに案内してくれたのは、
もっすさんhttps://twitter.com/moss_chisti0718
東北ずん子をテーマにしたハンドメイドアクセサリーを作っている人です。





「私たちのアクセサリーも、このお屋敷で展示・販売しています。ハンドメイドなので量産がきかないレアアイテムです。イベント参加に便利な小銭入れや、さりげなく”わかってる人”にだけアピールできるワンポイントアクセなど……可愛いものばかりなので見ていってほしいです。」

実は私もサイフに着けてます。ハンドメイドずん子ちゃん。


「スタンプラリー参加者さんなら、こちらのずんくじもオススメです。」



「ラッキーアイテムならぬ、ラッキーお土産を診断しますよ。」手書き漫画が可愛らしい。
「その他のお土産だと、和紙工芸が有名ですね。ポストカードや名刺カードなんかもあります。」
イラストレーターさんなんかは、手書き名刺なんて作ったら面白いかもしれませんね。


和紙の名刺やカード入れ。同人イベントで使ったら目を引くかも!



というわけで、私も白石和紙のポストカードを購入。三姉妹のお手製スタンプも味が出ています。

でも、なんで白石市では、和紙を作っていたんでしょうか。

「気候と地質が大きいですね。」
答えてくださったのは、和紙工芸を納品しているお兄さん。

「白石和紙の原料は、とらふこうぞ、という植物の皮です。

この”こうぞ”が育つのに、白石の石灰質の土壌は都合が良かったんですね。
かの独眼竜こと伊達政宗が、伊達藩の法律で『各家庭の空いてる土地には、こうぞを植えよ』という取り決めを作ったほどで、藩の貴重な財源だったそうです。
とはいえ、美濃なんかの西の紙の産地に比べると、やはり東北は寒くて原料が育ちにくい。数は作れないってことですね。でもその分、丈夫でしなやかな紙が出来るんです。この紙を割いてこよって、糸にして布として加工することもできるくらい。強い紙がね。
和服の原料になるくらい丈夫なんですよ。白石和紙は。」




紙で服を作る!話に聞くだけだと眉唾ですが…展示コーナーにはしっかりと、紙が繊維になり、わらじや布になっていく様子が示されていました。力強さを感じるエピソードです。

「あの人はね、白石和紙を存続させようとしてるチームの人なんですよ。」
と、お雛様を紹介してくれたおばさま。
「白石はね。三白、といって白石うーめん、白石和紙、そして白石葛が有名だったんです。」
くず…葛湯とかの葛ですか。
「そう。けど、最近は開発も進んだし、イノシシが食べちゃうもんだから、葛はあんまり元気じゃないんですよ。和紙も、ここの一番大きな工房さんが2015年で閉鎖してしまってね。
そのままじゃ技術が失われちゃうってことで、地元の若い人たちで
「蔵冨人(くらふと)」ってチームを作ってくれてるんです。自分たちで原料の「とらふこうぞ」を栽培したり、白石和紙で間接照明を作るワークショップを開いたり。」
伝統工芸というと、古臭いイメージが先行してしまいますが、ワークショップの展示作品はムーディーでお洒落な間接照明。デパートのインテリアコーナーに並んでいても違和感ない出来です。

 


和紙の小物土産もカッコイイですし、無くなってしまうのは勿体ないですね。
「ね。でも、こうやって頑張ってくれてるから、白石三白のうち、ニ白は大丈夫かな~って思ってます。」


貴重なお話、ありがとうございます!
最後に、いくつか質問させていただいてもよろしいですか?
「ええ、ええ。大丈夫ですよ。」

Q・白石市の観光で、見て欲しいもの、体験して欲しいものはありますか?
このお屋敷ですとね。和紙芸術ですよね。
フィギュアの羽生結弦選手への宮城県知事からの表彰状も、ここの白石和紙を使ってるんですよ。
このお屋敷に展示してますから、ご覧になってください。




白石の武将「片倉小十郎」と「真田幸村」の戦をイメージした墨絵は、宮城県出身のアーティストで、”さとうたけし”さんって方が描いてくださったものでしてね。見ていただきたいものはたくさんあります。




Q・東北ずん子ちゃんにはお姉さんのイタコ、妹のきりたんがいますが、一番かわいいと思うのはどのコですか?
あたしはやっぱりこの子かな。ずん子ちゃんねえ。可愛いですよねえ。


最後に何か一言、お願いします!
今は色々と自粛ムードですけどね。
このお屋敷はちゃんと開けてますから、元気な人は是非いらしてくださいね。
ウチは白石まちづくり株式会社って言ってね。観光を自治体とは別に動いてるから動きやすいんですよ。お雛様の展示が終わったら今度は手作りの織物やバッグの展示販売も始まります。イベントは年中通して何かしらやってますからね。楽しんでいってください。



たくましいお言葉、ありがとうございました。



最後に、ずんくじの開封結果を……



和菓子……ずんだ餅ですね!次はグルメ方面の記事を書こうかなー。




ここまでのご精読、ありがとうございました。

今回取材させていただきました、壽丸屋敷


JR白石駅正面出口から直進10分。右手に見える大きな広場が目印です!!
http://www.shiroishi.info/wordpress/


訪問報告、うぽつ、かこつ、コメント、ツイート、励ましのお言葉など、お待ちしております!!


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