甘造のブロマガ

はじめてのソードワールド2.0リプレイ風味 ~エルフのずん子と水の宴~終幕

2019/06/13 18:50 投稿

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※注意※
本書は身内でのTRPG、ソードワールドのオリジナルセッションの内容を
独自の脚色をくわえつつ清書したものです。
大枠はソードワールド世界に忠実ですが、原作の世界設定とは異なる、オリジナルの台地を舞台にしています。世界観に独自の解釈が含まれている可能性があります。

以上をご了承の上、ダイス目に翻弄されるプレイヤーたちのあたふた、ひらめき、白熱する戦いをお楽しみいただければ、これ以上なく幸せです。宜しくお願いします。

プレイヤー一覧
ゲームマスター:昧隆牙(まいりゅうが)

アマゾウ(甘造):https://charasheet.vampire-blood.net/2478179
人間の魔導技師(マギテック)。魔法の拳銃で戦うオールラウンダー。MP燃費は悪い。
「待てドーシー!ちょっとは考えろ!」

ウサビ=ナッツ(45p):https://charasheet.vampire-blood.net/2463024
兎人(タビット)の魔術師。サポート魔法が得意。怖がりでプルプルするのがクセ。
「あんまりなでなでしないで欲しいウサ。」

アオイ(月読アクイ):https://charasheet.vampire-blood.net/2458122
忌変異種(ナイトメア)の拳闘士。手数で押すタイプ。モデルはボイスロイド琴葉葵。だが男だ。
「右!左!右!連続パーーーンチ!」

プレイズ=エクステンド(爺メール):https://charasheet.vampire-blood.net/2455558
エルフの聖職者。名前は「褒めて伸びる子」、というネタ。神官戦士の道を歩み、回避盾として活躍中。
「美しいお嬢さんは、僕が守らないといけませんね。」

ドーシー=テン(ホーシー):https://charasheet.vampire-blood.net/2452233
ドワーフの戦士。防御性能を活かして壁役を担う。子どもっぽい性格で推理や考察は苦手。脳筋。
前回のイベントで子どもから成人年齢に成長した。
「さあ冒険ぼうけん!今度はどんな魔物と戦えるかな!」

ユキ(天願 優希):https://charasheet.vampire-blood.net/2463426
人間の魔術師。才能ある生い立ちのハズが魔法を誤射したため、仲間からネタにされる。
前回のイベントで18歳まで成長した。
「僕は魔法の天才だぞ? 甘く見ないでほしいな。」

前回のログ分までで、既に深夜3時過ぎ。いくらなんでも体力的に限界です。もうGM寝落ちしかけてるし(「いやー、PLの相談中って、眠気ガマンするの大変なんだよね。簡単に口出しできないし。」)
というわけで、これ以降はぐっすり眠って翌日に行ったセッション。多少頭も冴えています。
ゲーム内でも、ゲーム外でも一日眠って翌日…というシチュからスタートですね。
不思議なシンクロをして、さあ始まりはじまり。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
エルフの村が二度目の襲撃を受け、ついに死者が出てしまった。
朝6:00
アマゾウ「今日で確実に原因を叩く!まずは昨日魔力の反応があったエリアを見に行こう。
アオイ「戦闘になるかな。
プレイズ「ここまで計画的に襲い掛かってきているのです。しっかり準備した方がいいでしょうね。
アマゾウ「そこで提案だ。防衛班よりも、探索班に人数を割く。蛮族は二日連続で、18時前後に襲ってきた。逆に言えば、恐らく昼間はヤツらは来ない。もちろん不測の事態に備える必要はあるが。
ウサピ「9人を半分じゃなく、2:1.つまり6人と3人くらいに分けてもいいかもしれないウサ。
ユキ「異議なし。
ドーシー「つまり戦闘だね。分かりやすくていいや!
アマゾウ「ドーシー。今回はお前、お留守番。
ドーシー「なんでー!?
アマゾウ「理由は二つ。敵の規模も、親玉がいるとしてどこに潜んでいるかもわからない。もしかすると一度撤退しなくちゃならないかもしれん。そうなると、走るのが遅いのは不利だろ。
ドーシー「確かに。
アマゾウ「あとな。
アマゾウ「前回に引き続き今回もPTを壊滅させかけたのは誰かな?
ドーシー「う…
アマゾウ「息をひそめて隠れてコッソリやろうって作戦たてたとして、殴り込みにいくのガマンできるのかな?ボーヤ。(ゴゴゴゴゴ
ドーシー「う…わかったよ。留守番ね。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
GM「実際、金属鎧は隠れるのに不向きなんですよね。
ユキ「あ、そういえば“綺麗な水”ってなんなんですかね。
アマゾウ「それについても一晩寝て考えてたよ。ずん子ちゃんにきけば多分教えてくれる!村の出身だし!
GM(やっと触れてくれたか…)
GM「ではズンコは教えてくれますね。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
アマゾウ「それと、ズンコ。この水。もしかしてなんか役に立つのか?
ズンコ「その水は、飲むと活力と魔力が回復するんです。私たちも村から出るときは持っていくんですよ。早めに教えればよかったですね。
ウサピ「どういう原理なのか気になる…ポーションじゃなくてただの水ウサ。
イタコ「それは村の秘密ですわー。
プレイズ「ともあれ、これで回復の心配はなくなったわけですよ。村長、私たちが村に居る間は、存分に使わせてもらいますよ。
村長「もちろんじゃ。あなた達はまさに、村の希望ですからな。
アオイ「じゃあ、そろそろ行こう!

探索班
アマゾウ
アオイ
プレイズ
ユキ
ズンコ
イタコ

防衛班
ドーシー
ウサピ
キリタン

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ウサピ「いってらっしゃいウサ~~(ハンカチをひらひら
ドーシー「はあ~あ。つまんないの。って、見張り見張り。
キリタン「…どうして。どうしてそんなに平然としてられるんですか?
ふたり「ん?
キリタン「怖く、ないんですか? 人が、あんなに簡単に殺されちゃうんですよ。
キリタン「私は、怖いです。何度もなんども、もういやだ。帰りたい。そう思いました。でも、姉さまたちは決めたら引かないから。ひとりぼっちで村で待つのが嫌だから、冒険には仕方なくついていきました。本当は、姉さまたちも一緒なら、もう旅なんかしたくない。お二人は、どうして、冒険なんて危険をおかすんですか?
ウサピ「僕は怖いウサ。
ドーシー「んー…でも、怖がってばかりじゃ、前に進めないしね。
ドーシー「僕ね。子どものころ、探検ばっかりしてたら死にかけた…っていうと大げさかな。まあ、すごい大けがをしたんだ。でも、そんなことがあっても冒険を続けるのは、楽しいことが待ってるかもしれないからなんだ。楽しいことは向こうから来ない。だから自分で探しに行くんだ。とにかく前に前に。それが僕のポリシーだよ。
キリタン「それは…ただの脳筋というヤツでは?
ドーシー「うーん。最近誰かに言われ続けてる気がするけど…脳まで筋肉でできたら強くなるかもね!
あっけにとられているキリタンだが、やがてフフッと笑みがこぼれる。
キリタン「かもしれませんね。
キリタン「でも…やっぱり身近な人がいなくなるのは…悲しいです。
ドーシー「まだ僕は子どもだからよくわかんないや。
キリタン「いつまでも怖がってても仕方ありませんよね。大切な人を守るために、もっと強くなりたいです。楽しみながら冒険して、強くなれたら、きっともっと旅が楽しくなりますよね。
ドーシー「そうそう!笑って笑って!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
アマゾウ「なんだコイツ!
ユキ「まるで主人公。
GM「トラブルメーカーとは思えんw
アオイ「ドシ×きり かあ…
wwwwwwwwwwwwwwwwww
ユキ「カップリング増やさないでw
GM「はいはい探索班にいきますよ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
探索班の6人は、昨日魔力の反応があったエリア8に向かう。
昼間はやはり、というか。蛮族の大群はいないようだ。
7:00 エリア5
ズンコは沈んだ表情をしていたが、貴方たちと目があうと、表情を戻してつとめて明るく見せている。イタコは神妙な面持ちだった。
“マナサーチ”!
『マギスフィアが誤作動を起こしました。』ダイス目1・1…大失敗。経験値50獲得。
ユキ「なにしてんの。
アマゾウ「たまにボケるんだコイツ。(マギスフィアをゴンゴン)もう一度…“マナサーチ”!
『エリア8の中央、地下から魔力の反応があります。』
ユキ「使い魔を飛ばしてみよう。行けっ

“ファミリア” 鳥や猫、カエルの姿をした魔法生物を操る。使い魔の視覚、聴覚は術者が共有できる。離れた目と耳を得るのだ。
ユキ「…森がぽっかり、ハゲてるみたいになってる。あのエリアだけ開拓されて平地だ。ボガードが二体。武器をもって見張りみたいな感じに立ってる。その奥に…ほら穴?ガレキを積み上げたっていうか、廃墟が崩れたあとみたいっていうか…そういう感じの場所に穴が空いてる。ボガードはそこを守ってるみたいだ。
アマゾウ「そのほら穴から蛮族が出てきてるのか?魔力をもった何かが指示を出しているのか、それとも魔力の物体を蛮族が守っているのか…
ユキ「ああ。でも、見張りはあんまりまじめにやってないな。正面しか見ていないし、時々駄弁ったり、チャンバラしたり…
アオイ「攻め込んでくるはずない。ってタカをくくってるのかな。
ズンコ「実際、エルフだけなら森をここまで調べるのは無理です。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
アマゾウ「さあどうするかな~。方針は二つ。正面突破か、横から奇襲か。横からだとして最奥のエリア6、9からいくか、やや村から近い4、7エリアを進んでいくか。
プレイズ「4,7を調べるのは洞穴を探索してからでもいいんじゃないですか。9はさっさと見ておくといいと思う。
GM「ではエリア9に移動でいいですね。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
森の最深部。もはや森というより樹海である。日の光もほとんど差し込まない。うっそうと生い茂り腰まで届く草。毒々しいキノコや花。人の気配は微塵も感じない。
ズンコ「保護色を活かした猛獣がいるかもしれません。気を付けましょう。
“マナサーチ”
『このエリアに魔力の反応はありません。』
森が開拓されているエリア8と、エリア9の境目で様子をうかがう6人。
イタコ「ボガードは二匹とも、こちらに気づく様子はありませんわね。
アオイ「まじめに見張りしてないって予想は当たりっぽいね。
ズンコ「あの距離なら、ここからコッソリ近づいて弓を射れば届くと思います。
アマゾウ「じゃあ、ズンコはここで弓を構えててもらう。残り5人は、物音たてずに背後を取ろう。合図と同時に、ズンコの矢と俺たちの攻撃でボガード二匹をたたく。ちなみに、俺の銃はうるさいから支援だけ。
みんな「了解。
音を殺して背後に忍び込む5人。草陰に隠れながらギリギリと弓を引き絞るズンコ。
ガレキの背後から手を振り合図を出す。
「発射」

音も無く、矢がボガードBの首に突き刺さる。「ギッ!」
ボガードAは突然倒れた相方を唖然と見ている。
それ見て一斉にとびかかる5人!
アオイがすり足で接近し、ボガードBの喉を拳で潰す。突然の出来事にボガードは飛びのくこともできない。
ボガードは小さなうめき声のみを残して絶命する。
ズンコはその様子を見て、パタパタと貴方たちに近づいてくる。
アマゾウ「(・ω・)bグッ

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
プレイズ「ボガードろくな目に合わないっすねw
ユキ「穴におとされたり、火だるまにされたり、狙撃されたり。(過去リプレイ参照
アマゾウ「さあて洞窟かあ。どう考えてもダンジョンっていうか、敵の根城だよなあ。
アオイ「どうします?この先。
アマゾウ「まず明りつけるかだよ。暗いんだよね?GM
GM「もちろん。
アマゾウ「うーん見えないとどうしようもないんじゃないかな。エルフに“暗視”の能力があるとはいえ、人間は戦えないわけでしょ。明りつけて進むか。
ユキ「待って! 今、見張りを静かに倒したんだし、気付かれてないんですよね?
ユキ「わざわざ、気づかれていない。っていうアドバンテージを捨てることはしなくても、気づかれてから1ラウンド使って明り使ってもいいんじゃないですかね。
アマゾウ「あ、それもそうか。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
9:00 エリア8 ガレキの奥の洞穴。
洞穴はぽっかりと暗い口をあけている。
ユキのファミリアを肩に乗せたエルフのズンコが先頭、プレイズがしんがりを務めながら、あえて明りは使わずに侵入する。
ズンコ「エルフは暗闇でも見えますからね。皆さん、はぐれないで。
アオイ「実際、金属鎧つけてるドーシーは来てもお留守番だったね。…待って!
闇の中、音を殺して進む6人。しばらく直進していると…蛮族語を覚えているアオイにだけは理解できる。下卑た笑い声に混じった会話。
「ソロソロ、ハラヘッテキタナ」「今夜ハ、ダレがイクンダロウナ?」「サアナ、えるふダゼ、えるふ。喰ウナラオンナダ。ジジイハスジバッテテマズイ。」
アオイ「蛮族の声だ。数が多すぎて、全部の会話は聞き取れない。てゆうか、多分50じゃきかないよ。100は超えてる。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
みんな「明かりつけなくてよかったーーー!!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
“マナサーチ”
『強大な魔力が一点。水平方向、正面奥にあります。』
アマゾウ「水平、奥…らしい。ギリギリまで近づいて、魔力の正体だけでも探れないか?
ズンコ「やってみます。鳥さん、おいで。
通路の奥をギリギリまで進むズンコ。
やがて通路が広がりを見せ、広間の入り口にたどり着いた。
薄明りの中で、蛮族が所せましと詰めている。酒を飲んでいたり、動物の生肉を喰らったり、思い思いに待機している…といった様子だ。
ズンコ「奥に魔力の反応……もしかして…
そして、その広間の奥。蛮族の一匹が何者かにひざまづきながら話しかけている。距離が開きすぎて、話の内容まではわからない。話しかけられている側は、全身を黒い布で覆い、顔まですっぽりとフードで隠しているため、蛮族か人かどうかも判別できない。ローブからはこれまた漆黒の杖がのぞいている。
ユキ「明りが灯っているから、僕のファミリアでも見えるよ。
アマゾウ「それ、姿をスケッチできるか。
ユキ「こんな感じ。全身真っ黒で、黒い杖を持ってる。
アマゾウ「真っ黒すぎて、スケッチの意味を感じねえな……杖、ってことは、魔法使いか?魔力の反応はその杖なのか。
アマゾウ(杖…?魔法使い? …! まさか!)
アオイ「アマゾウさん?
アマゾウ「いや、なんでもねえ。どうする?このまま攻め込むか、撤退するかだ。
ユキ「一回戻った方がいいんじゃないかな。
アオイ「でも見張りはやっつけちゃってるよね。もう今夜以降は『この洞穴まで来ている人族がいる』ってばれちゃうんだよ。どっちにしろ、今日の内に決着をつけないとマズい。
プレイズ「侵入者、というか、反抗の意志を感じ取られたら、100を超える蛮族が大挙して押し寄せてくるわけですね。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
アマゾウ「ドリフ●ーズの黒王みたいなのいるな。
ドーシー「黒王だとしたらマジでやばいっすねw
GM「イメージはキングダム●ーツの●機関です。アク●ルとかロ●サスとか
wwwwwwwwwwwwwww
アマゾウ「で、どうする?
プレイズ「いやー戦うのムリでしょ。100超えですよ。
ユキ「夜の襲撃のとき、その大将みたいなのって、外出してくるんですかね。それとも洞窟の中で待ってるんですかね。
アマゾウ「外出して指示してるとすれば、そこを叩けるってこと?
ユキ「ですね。
ウサピ「いいかもっすね。
アマゾウあるいは村長さんが、この魔法使いっぽいのの心当たりないのかな。あとね、俺村に戻って確かめたいことあるんだよね。
GM「なんとなく、アマゾウさんが何考えてるかはわかる。
アオイ「じゃあ戻って報告して、襲撃の時の動きを見ますか。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
きみたちは、おびだたしい数の蛮族の姿を確認し、村に一度撤退することにした。
ユキ「あ、待って。“マーキング”!
ユキは洞窟の入り口。ガレキのかけらに魔力で印をつける。
プレイズ「何をしてるんですか?
ユキ「マーキングをした物体が動くと、僕はそれを感知できるのさ。蛮族が洞窟から出てくれば、これでわかる。
イタコ「蛮族が襲撃を開始しても、素早く対処できるわけですわね。
アマゾウ「準備万端だな。ずらかろう。

……
………
12:00 村長の家
村長「100を超える蛮族ですと!? そしてそれを指揮しているだろう魔法使い…
アオイ「村長さん、なにか知らない?
村長「申し訳ありませんが、心当たりがございません…
プレイズ「スケッチもありますよ。と言っても、真っ黒ですけど。
ユキ「あれ?アマゾウさんが持ってたよね?どこに行ったの?
アマゾウはズンコの家に来ていた。スケッチを握りしめて。
アマゾウ(まさか…とは思うんだが
客間に飾られていたエルフの肖像画…ズンコの母だという人物が杖を振るう姿だ…と、スケッチに描かれた黒い杖を交互に見る。
………!
アマゾウ「違う…まるで一致しない。
ほっと胸をなでおろすアマゾウ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
プレイズ「いや良かった!これが的中してたら後味悪すぎる!
アマゾウ「良かった!ほんとーーーに良かった!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
アオイ「あ、アマゾウさんどこ行ってたのさ。
アマゾウ「まあどこでもいいだろ。
プレイズ「村長さん。これがそいつのスケッチです。
村長「…本当に真っ黒ですな。これでは人かどうかすら…
ユキ「だろうな。
ドーシー「杖はなんなの?見たことないね。
宝物鑑定判定! 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
プレイズ「あ、6ゾロ。
GM「マジか。気づいちゃうか。まあいいか。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
プレイズ「思い出しました。噂に聞いたことがあります。この杖は“ブラックロッド”。強大な魔力を秘めた杖です。ランクにしてSSランク。今の我々では誰一人使いこなせません。
アマゾウ「つまり、それを使いこなせるほどのヤツが大将だ。と。
ウサピ「それで、作戦は? 確か、襲撃まではここで待機するウサ?
ユキ「そう。もしかしたら、その大将首も一緒に外出して、後方で蛮族に指示を出してるかもしれない。そこを叩ければ。最小限の戦いで終わらせられる。
アマゾウ「代わりに、今夜それができなかったら終わりだろうな。見張りを倒したことが今夜ばれる。恐らく、明日には大群が一気に攻めてくる。
アオイ「魔法に抵抗できそうな人でメンバーを再編成した方がいいね。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
アマゾウ「あとね。全エリアの情報がざっくりわかったじゃんか。これね、仮説なんだけど、蛮族は8521村って感じで攻めてきてるんだと思う。5エリアが足跡めっちゃある。みたいな感じだったっしょ。でも4エリアはそこまで足跡ないってハナシだったんだよ。だから、8541村、ではないと思う。4エリアで潜んでればいいんじゃないかな。



ユキ「で、ボスを探す。
アオイ「緊張してきたーw
GM(そう思い通りにいくかな?フフフ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
アマゾウ「ところで村長。頼みがあるんだが、例の回復の水。もう少し分けてくれないか。具体的には、俺たちメンバーにひとつずつ。それと、村で使い魔やゴーレムを産み出すときの魔力を、都度回復したい。つまり村にいる間は魔力の心配がない状態にしたいんだ。
村長「あなたがたは今や村の希望です。そんなことでよろしければ、いくらでも協力いたしましょう。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
アマゾウ「よし。MPの心配はいらないな。
ドーシー「この人抜け目ねえなw
アマゾウ「いやテレビゲームなら絶対みんなやるっしょw
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
君たちは、村でそれぞれに最後の準備をして、突入のタイミングを待った。
ウサピ「ゴーレム君たち。村に蛮族が来たら、エルフの皆を守ってウサ。
ユキ「使い魔は…鳥型がいいな。村の入り口を見張っていてくれ。
ドーシー「蛮族が来る前に罠を作ろう。村人の皆にも教えてさ。
アオイ「じゃあ僕も手伝うね。また落とし穴?
プレイズ「亡くなった方のお祈りをさせてください。アンデットになって悲しいことが起きないように。
アマゾウ「大将はおそらく魔法使い…精神抵抗が強いメンバーにするべきか、それとも物理戦士で一気にたたくか…

攻撃班
アマゾウ
ドーシー
ユキ
ウサピ
キリタン
イタコ

防衛班
アオイ
プレイズ
ズンコ

16:00
ユキ「…!!
アマゾウ「来たか。
ユキ「ああ。例の洞穴の入り口の、マーキングが消えた。誰かがガレキを蹴飛ばしたか、壊したか…
アマゾウ「よし。攻撃班は4のエリアに潜んで、出撃した蛮族の中に居るだろう黒い魔法使いを探す。村が襲われるまでは2時間。なるべくそこまでに決着をつける。
みんな「「行こう!!」」

……
………
ユキ「使い魔は念のため1エリアを監視しててもらおう。魔法使いを見逃さないようにな。
アマゾウ「ナイスだユキ。さて…
攻撃班の6人はエリア4の木々の隙間から、エリア5を覗き込んでいる。
ウサピレッサーオーガと…それの大きいヤツ。多分オーガ、ウサ。
ドーシー「また違う蛮族だね。
イタコ「よくここまでたくさんの蛮族を揃えたものですわね。
“マナサーチ”
アマゾウ「さあ、予想の通りならこれで、ブラックロッドの反応が

エリア5からは、魔力の反応がありません。
!?
ドーシー「どういうこと?
ユキ「アマゾウさん、そのマジックアイテム、壊れてるんじゃないの?
アマゾウ「いや、今回は失敗もしていないハズだ。が…
ウサピ「大将が最後尾にいるなら、もう少し時間を置いてから調べたら引っかかるかもウサ。
“マナサーチ”

魔力の反応はありません。
ユキ「な、なぜ!? 魔法使いがアイツラを指揮してるんじゃないのか!?
アマゾウ「まさか…
アマゾウ「エリア8にマナサーチしてみよう。

エリア8の地下から、魔力の反応アリ。
アマゾウ「こういうことだ。
キリタン「動いて、ない?
アマゾウ「 “村を襲って来い”くらいの命令しか出さずに、引きこもってやがる。そもそも、魔法使いらしき影を村人の誰一人見ていない。このケースも想定しておくべきだった。
ユキ「ど、どうする?一度村に戻る?
アマゾウ「その時間は無い。というか、これ以上防衛戦をしたってジリ貧だ。
キリタン「つまり?
アマゾウ「洞穴に入り込んで、大将を叩きに行く。もう、悩んでる場合じゃねえだろ。
君たちは、例の洞穴に再び忍び込んだ。
ドーシー「ちぇー、僕だけ入口で待機かあ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
アマゾウ「金属鎧は隠密に不向きだし、移動力なさすぎて撤退するときに置いて行きそうだしなー
ユキ「ファミリア(使い魔)を呼び戻して、ドーシーに持たせておきましょう。で、戦闘なり撤退なり方針が動いたら合図を送る。
ドーシー「ファミリアの使い方に慣れてきてますね。
ウサピ「TRPGっぽい。
GM「では攻撃班の6人。ドーシーいないから5人か。…は再び洞穴に入ります。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
洞穴の内部では、相変わらず蛮族たちが酒盛りしながら下衆な会話を繰り広げている。
エルフが居るおかげで、洞穴には明りをつけずに侵入することができた。宴会場のような広間の入り口から、ギリギリ目だけをのぞかせると、昨日よりは多少数は減っている気がするが、それでもやはり大量の蛮族がガヤガヤと騒いでいる。
アマゾウ「見張りが再配置されていることもなかったな。本当に雑な命令しか出してないのかもしれない。
イタコ「それにしても…本当に、おびだたしい数ですわ。
キリタン「一人で10体…じゃ追いつきませんよ。
アマゾウ「ズンコにも来てもらうべきだった。弓で大将首を狙ってしまえれば…
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
アオイ「でも、弓の狙撃一発で倒せるんですかね。
ユキ「ボガードはそれでいけたけど、厳しいかな。
アマゾウ「ああ~!どうする? 殴り込みしたって絶対全滅だろ!これ。
ドーシー「交渉をもちかけられませんかね?
アマゾウ「大将首に?交渉してくれる相手かなあ。
ドーシー「でもなんか人間ぽくないっすか?だったら話す余地はあるんじゃないですかね。
アマゾウ「交渉失敗したら6対200だろ…でも、もう悩んでる場合じゃないか。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ユキ「もう、下手にコソコソ隠れるより。堂々と姿を現した方がいいんじゃないか。僕らは村の使者。魔法使いと話をするために来た、という態度を装うんだ。
アマゾウ「…ハラくくるか。皆、ギリギリまで武装は構えるな。戦闘の意志はない。俺たちは話をしに来た。良いな。
ウサピ(実はアマゾウさんもケンカっ早いから心配ウサ…
君たちは、広間に一歩踏み出した。
数百の蛮族の視線が君たちに集まる。人族が来るとは思っていなかったのか、目を丸くしている者。殺気立った声をあげる者。女性を下品な視線で見つめヨダレを垂らす者。
広間の奥から足音が一人分、ゆっくりと…カツン、カツン…と杖を突く音と共に近づいてくる。その音に気が付いたらしく、蛮族たちはピタリと動きを止め、足音の主と君たちを交互に見つめている。
足音の主がかがり火に照らされる。全身を黒いローブに身を包み、顔まですっぽりとフードをかぶっている。かがり火が逆光となり、顔を確認することはできない。『闇に覆われている』…そんな表現がしっくり来る姿だった。
「これはこれは…こんなところまで人が来るとはな。何か、大切な用事でもあるのかな。
アマゾウ「単刀直入に尋ねる。近くのエルフの村に連日蛮族を送り込んでいるのは、おま…貴方なのか。
「………そうだ、と言ったら?
アマゾウ「…目的は、なんなんだ?
「貴様らにわざわざ話す義理は無い。
アマゾウ(とりつくシマもねえな。
試しに、ズンコの家にあった魔法の本を抱えているユキの方を見てみるが、黒いローブの人物はユキや本を見ている様子はない。男が視線を定めているのは、イタコの方だ。
男は、ほう…とひとりごちる。
「そうか。そういうことか。女三人にずいぶんとてこずると思っていたが…貴様ら、雇われの冒険者か。なるほどな…
アマゾウ「彼女のことを知っているのか。イタコ、キリタン、声に聴き覚えは?
イタコ「い、いいえ。
キリタン「わかりません。
アマゾウ(てこずっている。と言っていたな。だったら…
アマゾウ「村にどんな目的があるのか知らないが、お互いに大きな被害も出始めているだろう。このままでは共倒れになるんじゃないのか。ここは交渉というのはどうだ。
ローブの男は、それを聞くと、体を震わせ始めた。
アマゾウ(なんだ?顔が見えねえから、どんな反応なのかわからねえ。
「く、くっくくく。なるほど、交渉か。なかなか面白いことを言うな。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ドーシー「笑ってたのか。
アマゾウ「めっちゃ上から目線じゃん。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「いいことを教えてやろう。“交渉”という言葉はな、少なくとも対等な立場になってから使うものだ。今の貴様らは、俺にとっては金貨が自ら這いずってきたようにしか見えん。そんな貴様らからの“交渉”など、受けると思うのか?
アマゾウ「クリーピングコインかよ…要するに、お目当ての者はもうココにあるわけだ。やっぱりあの女たちか?
質問には答えず、黒い男は君たちに背を向ける。「おい。」
そう声をかけると、広間の奥の影が飛び上がった。”ソレ”は飛んだ勢いに反して静かに黒い男の傍に降り立った。まず目に飛び込んでくるのは、男女問わず見惚れてしまいそうな…透き通るように美しい顔貌。頭部に山羊か牛のような角が伸びていることから、人ではないことに気が付くのは容易いだろう。漏れ出す魔力を隠す気もない両刃の剣。そして、背中から広がる大きな翼…
今まで出会ったどの蛮族よりも美しく…強大であることは間違いない。
美少年…といった風体の蛮族は、気だるげに立っており、君たちにまともに視線を合わせようともしない。どこか、上の空といった様子がうかがえた。
蛮族を傍らに、黒い男が君たちに向き直る。
「俺の目的など、貴様らには知ったことではあるまい。
「貴様らは、ここで死ぬのだからな。
黒い男が杖を構える。その様子をみて周囲を取り囲んでいた蛮族が歓声をあげる。良い見世物が始まった。血が見られる。そんな下卑た歓喜を感じさせる叫び声が上がる。
アマゾウ「ちくしょう!こうなると思ってたぜ!!
ユキ「ドーシー!早く来て!戦闘だよ!
「ギャアア! ギャアア!
ドーシー「わっ! これは、“こっちに来い”ってこと? よおーっし!
イタコ「きりちゃん、無理はしないでね!
キリタン「…はい。
ウサピ「プルプル…みんな、頑張るウサ~…
200を超える蛮族に取り囲まれながら、君たちは武器を構える。生き残りたいならば、目の前の二人を打ち倒し、力を示すしかない!!
魔物知識判定…成功!!

ドレイク HP38 MP33 防御4 回避15
竜のツノと翼を特徴とする、高位の蛮族。普段は自分の魔力を凝縮した剣で戦う。
剣の魔力を自身に取り込むことで“真の姿”を開放する。

邪教の高司祭 HP65 MP69 防御10 回避11
死の神を崇拝する司祭。具体的な経歴、目的、人物像、全て不明。
装備品が高レベルなのか、魔法職のくせに防御が高い。

先制判定…冒険者たちは奇襲を受けた!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
GM「では戦闘開始です。ドーシー君は1ラウンド後には参戦できることにしましょうか。
アマゾウ「いざとなったら逃げられるように、って判断がアダになったー!前衛がキリタンひとりしかおらんじゃないか!!
プレイズ「ドレイクってなんすか?
アマゾウ「ルルブ見てみ。ドラ○エのりゅ○おうみたいなもんだよ。竜に変身できる。変身させちゃうとHPも全快する。
ドーシー「やばいやつじゃないですか!
ユキ「でも、けだるげにしてるって、まじめに戦う気がないのでは?
アマゾウ「 “人間どもなど足元に及ばんわ”的な感じか。それとも司祭に雇われてる?あんまり殴りすぎると逆鱗に触れるかもしれん。
アオイ「きりたんはドレイクを止めてもらって、ドーシーが来たら司祭をタコ殴りにする。そんでドレイクには交渉してみる?もうやめようって。
アマゾウ「だな。
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邪教の高司祭は“ブレス”を唱えた!ドレイクに神の祝福を与える。(打撃力+1)
ドレイクは“スペルエンハンス”を唱えた!ドレイクの魔力が高まった。(魔力+1)
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アマゾウ「かなり手加減してくれてるなあ。
ドーシー「そうは見えないw
アマゾウ「いや、開幕で詰め寄って一人一殺とかもできたと思うからね。とりあえず、邪教は俺が止めて、ドレイクはキリタン。それで1ラウンド目はしのごう。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
アマゾウの魔法“ワイヤーアンカー”! 
命中値 出目8+補正値9=17!
回避値 固定      11! 命中!

邪教の高司祭にワイヤーが絡みつく!(回避―2)
アマゾウ「おおっし。逃がさねえぞ!こっちはとらえた!あっちは頼むぞガキんちょ!
「ふん…袋のネズミは貴様らの方だ。
キリタン「ガキって言わないでください!
ウサピ「ああ、あの子までは範囲に入れられないウサ…
ウサピの魔法“レイジングアース”! 
キリタン以外の4人に地霊の加護が与えられた。(毎ターンHP3回復)

錬技“キャッツアイ”“ガゼルフット”“マッスルベアー”! 
    命中+1  回避+1   打撃力+2
キリタンは気を練る構えの後…俊敏な動きでドレイクに詰め寄り蹴りを叩き込む!
命中値 出目11+補正10=21!
回避値 固定       15! 命中!
9のダメージ! HP29

キリタン「もう一撃!
キリタンの“追加攻撃”!
命中値 出目12+補正10=22!(6ゾロ目!)
回避値 固定       15! 命中!
10のダメージ! HP19

ユキの魔法“ライトニング”! 電撃の帯が邪教の高司祭を貫く!
命中値 出目 8+補正 8=16!
抵抗値 出目10+補正14=24! 威力半減…
6のダメージ! HP59。

「ふん。その程度か。
ユキ(カチン)
ウサピ「ユキさん、落ち着くウサ。今は気を失っちゃダメウサ。
ユキ「わかってるさ…ふ、ふふ、ふふふふ…
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ユキ「抵抗値高すぎるよw
アマゾウ「まあダメージが確実に入るのが魔法の強みだから。
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邪教の高司祭の魔法“キュアハート”! ドレイクのHP全回復! HP38
アマゾウ「あ、司祭倒さないと終わらんわ。」
ドレイクの魔法“ファイアウェポン”! ドレイクの剣が炎をまとう! 打撃力+2、炎属性
ドーシー「皆お待たせ!
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GM「ドーシーさんが戦場にたどりついて、2ラウンド目ですね。
アマゾウ「ワイヤーアンカーかけた司祭は、ワイヤーを巻き取って引き寄せられるよ。ドーシーがそれで殴れる。
ドーシー「なるべくキリタンVSドレイクのエリアと近い所で戦いたいっすね。まだ巻き取らなくていいんじゃないすか。
アマゾウ「あとさ、キリタンの装備アイテムで“異貌の面”ってあってさ、ナイトメアの能力“異貌”で変身してるうちはHP回復とかするみたいなんだけど。次ターン変身させない?
GM「あ、変身はさせないでください。きりたんは皆さんにナイトメアであることを隠してますから。
アオイ「ナイトメアは忌み子なんだよね。ばれたらイジメられることも珍しくないから。
アマゾウ「そっかー。なるほど。
プレイズ「“グレンダールの火炎拳”は?HPとMPを消費して火力アップ。
GM「そっちは使っていいよ。
アマゾウ「まずはバフ与えるか。
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アマゾウの魔法“エフェクトウェポン”!
ドーシーのメイスが炎をまとう! 打撃力+1 炎付与
ユキの魔法“エンチャントウェポン”! 
ドーシーとキリタンの武器がきらめく! 攻撃力+1
ウサピの魔法“ストーンガード”!
ドーシーとキリタンは小石の鎧をまとった! 一度だけ物理ダメージ―5。
イタコの魔法“ファイアウェポン”!
ドーシーときりたんの武器がさらに激しく燃える! 攻撃力+2
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
アマゾウ「あとは、ドレイクをどうするかだよ。仮説は二個。ドレイクのHPを減らしすぎると変身されちゃう説。もう一個はドレイクのHPを削ってれば司祭は回復して動きが止まってくれる説。
ドーシー「でもどっちかなんてわからないっすよ。
アマゾウ「コンピュータRPGならなんとなくわかるんだけどなー。
・・・なお、そんな考察の必要、ありませんでした。

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キリタンは“グレンダールの火炎拳”の力を開放した!HP・MP-5 攻撃力+5
キリタンの攻撃! 特技“インファイト”! ドレイクに詰め寄り右拳を振りかぶる!
命中値 出目5+補正11=16!
回避値 固定      15! 命中!
14のダメージ!!  HP24。

左手でもう一撃!
命中値 出目7+補正11=18!
回避値 固定      15! 命中!
ダメージ値 出目9 クリティカル!    
      出目9 クリティカル!!   
      出目11 クリティカル!!!  
      出目7・・・・36のダメージ!!
特技“鎧貫き”発動! クリティカル時、防御点無視!!
氣を練り上げた拳はドレイクの腹部を真っすぐにとらえ、ガードを通り抜け100%の衝撃を肉体に伝える!ドレイクははるか彼方に吹き飛ばされ、岩壁に背後からたたきつけられた後に、力なく地面に倒れた…
ドレイク HP―12

みんな「…え?
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みんな「あれ?
GM「…………えっと…ドレイク、撃破です。
アマゾウ「強スギィ!!!!
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「くっ…小娘にアレがやられるとは……まあいい、我が神の怒りの前にひれ伏せ!!
邪教の高司祭の魔法“ゴッドフィスト”!
神の鉄槌が振り降ろされる! キリタンとドーシーに21ダメージ!!
キリタンHP8 ドーシーHP21

キリタン「……
イタコ「き、きりちゃん!回復を…
ウサピ「遠すぎるウサ。近づいてくれないと…
アマゾウ「要するに戦場全体を引き寄せればいいんだろ。おらこっちに来い!
アマゾウはワイヤーアンカーを巻き取った!
邪教の高司祭を引き寄せる!
「ぐぬっ…

ユキ「何度でも喰らわせてやる!
ユキの魔法“ライトニング”! 雷光が司祭を焦がす!
10のダメージ! HP 49
「そんな魔法で…

ドーシー「でぇーーーーりゃっ!
ドーシーの“全力攻撃”!メイスを力いっぱい振りぬく!
11のダメージ! HP 38
「こ、このっ…虫けらどもが…!
キリタン「その虫けらに負ける気分はどうですか?
キリタンの“インファイト”!
命中値 出目9+補正11  =20!
回避値 固定11-補正2 =9! 命中!

キリタン「私は、今、ものすごく怒っているんです。あんなに悲しそうなずん姉さまの顔…久しぶりに見ましたよ…
キリタン「よくも…よくも…
   よくも姉さまに! あんな顔をさせたな!!!

ダメージ値 出目9 クリティカル!    
      出目10 クリティカル!!   
      出目10  クリティカル!!!  
      出目8・・・・39のダメージ!!!
スキル“鎧貫き”発動!! クリティカル時、防御点無視!!

顔面、胸、腹…赤々と燃え上がったキリタンの拳は司祭の急所を的確にとらえ、最後に強烈なアッパーカットを叩き込む。放物線を描いて舞い上がった司祭の体は脳天から地面に落下し、一拍遅れて地に接した杖がカランカランと乾いた音をたてた…
邪教の高司祭 HP-1

小さなエルフ(に見えるだろう)の少女がドレイクと司祭を圧倒する様をポカンと見ていた蛮族たちだったが…自分たちの親玉がいとも簡単に倒されてしまったことを理解すると、歓声が一気に怯えに変わった。キリタンが睨みつけると蛮族たちは悲鳴を上げながら一目散に逃げ去り、洞穴には君たちと、気絶したドレイク、そして司祭だけが残された。
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ウサピ「もう全部きりたんひとりでいいんじゃないかな。
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
プレイズ「ダイス回りすぎでしょw
アオイ「いやあ、鎧貫きって怖いなあ…
GM「もうちょっと苦戦してもらうはずなんだけどなあw
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ドーシー「すごいねキミ!やるじゃん!
キリタン「ちょっ……あんまり触らないでください!
ウサピ「やったウサー!生きてるウサー!
ユキ「ま、こんなものだね。
イタコ「きりちゃん、ほんとに頑張りましたわね!
アマゾウ「……ほんとに強かったんだな。あのガキんちょ。さて……杖は預からせてもらうぞ。あとは……そのツラ、拝ませてもらわないとな。
司祭が落とした杖を拾い上げたアマゾウは、そのまま、司祭の顔を覆っているフードに手をかける。
その瞬間、まばゆい光が司祭の体を包んだ。
アマゾウ「うわっ!
視界が白一色に染まり、思わず目をつむる一行。光が収まった頃には、既に司祭の姿はこつぜんと消え失せていた。
ユキ「逃げられた、ってことか?
アマゾウ「あるいは、"回収された"か……
ドーシー「どゆこと?
アマゾウ「思い過ごしならいいんだけどな。さあ、ぐずぐずしていられないぞ。村でも戦闘が起きてるはずだ。さっさとここから……
「終わったか……
!!!
岩壁に叩きつけられ気を失っていたドレイクはいつの間にか立ち上がり、軽快な動きで服の土ぼこりを払っていた。君たちが身構えると、君たちが発する殺気に応じる様子もなくため息混じりに答える。
「………そう構えるな。お前たちと刃を交えるつもりはない。
アマゾウ「なに言ってんだ。さっきまであの黒ずくめとつるんでたヤツが。
「今回の計画は全てアイツがやったこと。俺は言われた通りに動いただけだ。指示を出すものが居ない今、俺にはお前たちと戦う理由がない。……まあ、それなりに楽しめたぞ。これは餞別だ。
そう言うと、ドレイクは君たちの前に光る金属片"剣のかけら"を投げ落とした。用は済んだとばかりに、背中の翼を広げ羽ばたき始める。
アマゾウ「待てよ。何のために村を襲ったんだ。アイツは何者なんだ。おい!
「俺が知るか……人というものは、よく解らん……
ドレイクは既に君たちとまともに取り合うつもりはないらしい。天井を見上げると、ひときわ力強く翼を広げ、地を蹴った。
土煙を巻き上げながら弾丸のように飛び上がり……天井に穴を開けて飛びさっていく。君たちの前には、ドレイクが開けた穴から差し込む月明かりだけが残された。
ドーシー「もしかしてアイツ、全然本気じゃなかった?
ユキ「……なんてヤツだ。
アマゾウ「ちっ……面白くねえ……とにかく!村に戻るぞ!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ドーシー「また出てくるんですかねー。
アマゾウ「だろうね。だとしたらまず司祭は絶対顔を見てやる。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
一方その頃……
エルフの村には、オーガとレッサーオーガの軍勢が攻め込んでいた。とはいえ、レッサーオーガなどもはや君たちの敵ではない。大将格のオーガと応戦していると、森から閧の声を上げて冒険者達が帰ってくる。その中の1人が、蛮族達を指揮していた黒い杖を振りかざして。
自分たちが敗残兵であることを理解したのか、残った蛮族は恐怖の叫びをあげながら、蜘蛛の子を散らすように逃げ去っていった。
プレイズ「やったんですね!皆さん!
ズンコ「よくご無事で! キリタンもイタコ姉さまも!
アオイ「おかえり!こっちも無事だよ!
アマゾウ「おーー!帰ったぞ!(杖ぶんぶん
アマゾウ「ところで、ズンコ、イタコ、キリタン。村長にことを報告する前に。こっちへ。

……
………
アマゾウ「それじゃあ、やっぱり。三人とも身を狙われる心あたりは無いんだな。
三人(こくこく
アマゾウ「村長からの依頼は“襲撃の原因調査、および除去”だった。いちおう、司祭も蛮族も居なくなったわけだから依頼達成と言えば達成なんだが…あんたたちを狙っていたのかもしれない…ということまで話してしまうと、あんたたちは村に居られなくなるかもしれない。どうする?今なら、村長にその辺をボカして話すこともできるが。
イタコ「いいえ。もしも狙いがあたし達かもしれないなら、なおさらそのことまでしっかり話すべきですわ。
アオイ「…もう、村に帰らないつもりなの?
イタコ「……さあ? 私たちは“冒険者”。たまたま故郷に帰れない日が続くことくらい、よくあるお話ではなくって?
アマゾウ「……それもそうだな。
プレイズ「素晴らしい…なんて気高い心を持っているんだ…
イタコ「さあ。村長の家にまいりましょう?

……
………
村長「そうですか。原因は、はっきりとはしなかったと…
三姉妹を見ながら、報告を聞いた村長は不安げに答える。
アマゾウ「とりあえず、首級の武器はとりあげた。しばらくは同じやつが襲ってくることはないだろう。
村長「なるほど……ともかく、蛮族たちを退治してくださり、ありがとうございます。
村長「さあさあ。日はだいぶ遅れてしまいましたが、改めて祭りを開こうではありませんか。
村長「今年はより豪勢にいきましょう。なにしろ、村を救った英雄をたたえる感謝祭も兼ねるのですからな。さ、ズンコたちも手伝っておくれ。
プレイズ「私も手伝いましょう!同じエルフとして!!(さりげなくイタコの傍へ
ドーシー「やったー!お祭り!美味しいごはん!

ウサピ「お姉さんたち、ナデナデしちゃダメウサよ~えへへ…
村娘「え~だって明日には帰っちゃうんでしょ。
村娘「モフり溜めしておかないと!

オヤジ「おうアンチャン、よくやってくれただ! これでオラのヤギたちも乳の出がよくなるだで! 今夜は呑めのめ!いやだって言っても朝まで寝かさねえぞ!
アマゾウ「ははっ。お手柔らかに。

アオイ「キリタン、よかったね。お姉さんたちが無事で。
アオイ「……お姉ちゃん…待っててね……

ユキ「ぐああああ!い、痛い! ぜえ、ぜえ…くそう、やっぱり、やっぱり今の僕じゃ読めないのかこの魔導書……いいや、諦めないぞ! いつか、いつか絶対読破してやる!!

……
………
改めて君たちは、エルフの村の祭りを楽しんだ。祭囃子に合わせて舞う美しい村娘たち。繊細な味付けをされた料理。村人たちからの感謝の言葉。すべてが戦いの疲れを癒してくれることだろう。
また、その場で君たちは、数百の蛮族を追い払った英雄としてたたえられた。自分たちをはるかに超える戦力を相手に一般人を守るのは、そう簡単に出来ることではない。
もはや、君たちを駆け出しなどと軽んずる同業者は居ないだろう。一部の者からは羨望のまなざしを浴びることもあるかもしれない。それだけの大仕事を成し遂げたのだ。
敵の狙い、背後の強大な存在…謎が多く残された戦いだった。それでも、生きていればいつか、その謎の真相にたどり着くこともあるかもしれない。
今はひとまず、生き残った喜びを噛みしめることだ。

……
………
ズンコたち三姉妹と共に、冒険者の宿【ザバラ亭】に帰ってきた君たちを、マスターザバラはいつもの態度で迎えてくれる。
ザバラ「おうお前たち。やっと帰って来たか。今年は遅かったんだな。
ザバラ「…ほうほう。そいつは災難だったな。まさかドレイクと戦うほどの大物になって帰って来るとは。しかし…なんだ、お前たち、ここ最近災難ばかりじゃないか?冒険者稼業やってるやつに『ムチャすんな』とは言えねえが、命あっての物種って言葉もある。あんまり面倒ごとに首つっこんでばかりじゃ生き残れねえぞ?
アマゾウ「好きで首突っ込んでるわけじゃねえよ。今回だってけしかけたのアンタだろ。
ザバラ「おっとこれは失礼。まあ、数日はゆっくり休んでおきなよ。どうせ、すぐ忙しくなるんだからな。
アマゾウ「なんで忙しくなるかは…教えてくれないんだろうな。
ザバラ「すぐわかるさ。まあ、こんなチャンスを逃すお前らじゃあ、ないだろうからな。
「失礼いたします!
ザバラ「噂をすれば、来たな。
「ザバラさん。ご無沙汰しております。…おお、もしかして、この人たちが、例のエルフたちの英雄ですか。ちょうどよかった。私はこのレンガード王国の第一騎士隊隊長、ヨームと申します。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
アオイ「ヨームw
ドーシー「二刀流剣士かなw
アマゾウ「上司はあの人やろうなあw
GM「ちなみにあくまでヨームはあの妖夢をモデルにしてるだけで、男です。別に幻想郷から来てるわけではないのでご注意。
アマゾウ「だがそれがいい。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ヨーム「これを貴方がたに渡しに参りました。
ヨームは脇に大量のビラを抱えており、その一枚を君たちに手渡す。剣と杖が交差し、火花を散らす絵の上に、でかでかと書かれている文字は
  決闘祭

ドーシー「決闘!?
勢いよく椅子を蹴飛ばして飛び上がる仲間が一名。
なるほど、これは……忙しくなりそうだ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
GM「と、いうわけで。第三シナリオ“エルフの村の水の宴”終了です。
アマゾウ「なんとか皆生き残ったねー!!
みんな「お疲れ様でしたー!
GM「被害者は6名。なかなかいい数字なんじゃないでしょうか。システム的な話をすると、村人は100名いて、蛮族の襲撃のたびにダイスロールして被害人数を決めるんです。で、被害人数に応じて、ボーナス経験値が減っていきます。
GM「エリア8の洞穴を見つけなくても、エルフの村で防衛し続けていれば、最後には司祭とドレイクが村に来ます。被害は出ますが、詰みにはならないですね。
アマゾウ「ちなみに今まで遊んだ人たちで、被害ゼロっていたの?
GM「いましたよ。それと。例の洞穴ですが、カエルのファミリアとか、洞穴の周囲をくまなく探索する宣言とかすると、裏口を見つけることができました。司祭の個室に入り込めて、お宝があったんですよ。
ドーシー「まじかー!
GM「あとは、東北三姉妹は編成でお留守番にしたり、話しかける宣言をしたりすれば、イベントがありましたね。
プレイズ「ドーシーとキリタンが話したみたいなのですね。
アオイ「サンダーバードはなんだったんですか?
GM「森を適当に徘徊してる。という設定で、一日ごとにダイスで居るエリアを決めてました。まさか突っ込むとは思わんかったぞw
ユキ「いやあ疲れましたー!
アマゾウ「PT編成とか、敵が正体不明だとか、かなり考える要素が多かったですからね。謎もだいぶ残った。
GM「まあ、次回は頭使うシナリオじゃないので、存分に暴れてください。それでは、お疲れ様でしたー。こゃーん。
みんな「こゃーん。

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