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「ロシア政治経済ジャーナル」の北野幸伯先生から、
12月に討論Barシチズンで行った私の講演会の動画
「政府通貨発行で財政赤字も消費税増税も復興増税も必要なし」
をご紹介頂いた。
記事は
「世界の支配者はどこにいる???」
というそのものズバリのタイトルである。
通貨発行権を牛耳ることで自由民主主義を操作してきた
国際金融軍事権力と、社会に占める思想の重要性とともに、
私の動画の内容や思想、本、ブログについて書かれている。
政府通貨の発行の有効性について広く宣伝していただいた。
誠にありがとうございました。
ロシア政治経済ジャーナルは、欧米系の新聞、TVなどの巨大な
マスメディア複合体によって情報管理をされている日本に
とって貴重な情報を発信されている。
欧米権力に対しタブーがなく日本とは違う情報世界である
ロシア・モスクワに在住している北野先生の鋭い
国際情勢分析が読めるメルマガである。
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(ロシア政治経済ジャーナルから以下転載)
= RPE Journa============================
ロシア政治経済ジャーナル No.1011
2014/1/13
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北野です。
世界の支配者ってどこにいるのでしょうか?
詳細は、【本文】で!↓
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★世界の支配者はどこにいる???
全世界のRPE読者の皆さま、こんにちは!
北野です。
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メルマガをやってて「よかった!」と思うこと。
それは、「天才だ!」という人に、時々知りあえることです。
天野統康さんも、そんな人物の一人。
天野さんは、何がすごいかというと、「未来のシステム」を真剣に
考えておられるのです。
私たちは、「坂本龍馬かっこいい!」と思います。
ただの脱藩浪人が、江戸幕府の重鎮・勝海舟と組んで、「海軍
塾」をつくった。
その後、日本初の株式会社「亀山社中」(後の海援隊)をつくった。
薩摩藩と長州藩を同盟させ、倒幕の流れを決定づけた。
将軍に大政を奉還させた。
そして、最後の仕上げに、「船中八策」を出した。
この「船中八策」が大事なんです。
なぜかというと、ここに「倒幕後の日本のシステム」がばっちり記
されている。
龍馬は、日本を「立憲君主制」「議会制民主主義」の国にしよう
とした。
身分差別をなくして、平等な国にしようとした。
これがすごい。
維新の英雄は、薩摩、長州、土佐などに、たくさんいます。
しかし、「倒幕後の政治経済システム」を具体的に考え、発表したの
は坂本龍馬。
(もちろん、勝海舟やグラバーなど、さまざまな人から知恵をもらった
に違いありませんが。)
現代に目を転じてみましょう。
たくさんの人が「新自由主義はダメだ!」といいます。
「資本主義は限界だ!」とも。
「・・・・・・・・・・じゃあ、どうすればいいんですか???」
そう聞かれて、答えれる人はほとんどいません。
私自身は、日本が中国に侵略されず、なおかつアメリカからちゃっ
かり自立してしまう方法を日夜考えています。
それでも、「資本主義後の世界システム」とかあまり考えません。
天野統康さんは、それを真剣に考えておられる。
▼思想って大事なんですか?
「思想やイデオロギーなんてインチキだ!」
そう感じている人もいるでしょう。
私もX氏から、「イデオロギーは、支配者が人民を支配するための
道具だ。盲信しないように気をつけなさい」といわれました。
それで、私は「ケインズ主義者」でも「新自由主義者」でもありませ
ん。
しかし、歴史を見ると、「思想」って大事なんですね。
たとえば、アメリカ。
この国は、ジョン・ロックの思想をもとに建てられた。
で、ジョン・ロックの思想の根本は、
<人は全て公平に、生命(life)、健康(health)、自由(liberty)、財産
(所有- Possessions)の諸権利を有する[7]。誰もが自由であり、誰
もが他の者の諸権利に関与する権限はない。>
(ウィキ)
それまでは、すべての人が「公平」とか、自由とか財産の権利があ
るなんて考えなかった。
そういうのは王様、貴族にだけ許された特権だったのです。
アメリカは、こういう斬新な思想で建てられた。
もちろん、理想と現実のギャップはひどいものでした。
アメリカに移住した欧州人は、先住民を大虐殺した。
彼らは、黒人を合法的に奴隷にしていた。
「おいおい!すべての人は、自由で平等なんじゃないのか?!」
そう突っ込みたくなる。
しかし、いまでは、黒人奴隷もいませんし、黒人と白人のハーフが
大統領になる。
徐々に、ジョン・ロックの思想に近づいているのですね。
もう一つの例。
ソ連は、マルクスの「共産主義思想」をもとにつくられました。
ソ連建国後、いわゆる「共産国家」は、世界中につくられていった。
この思想の根本は、
「私有財産があると貧富の差ができる。
貧富の差ができると、階級が発生する。
階級が発生すると、支配者と被支配者がうまれ、闘争が起こる。
だから、すべてを共有財産にして、万人平等の世界をつくりましょ
う。」
ちなみに、多くの共産国家で、自国民の大虐殺が行われました。
これは、「思想」そのものに問題があった。
(人類歴史は、「階級闘争の歴史」である。
労働者は、資本家を打倒するのが、歴史の必然である。
つまり、資本家層の粛清が、肯定されていた。)
それでも「思想が国を建てた」のは事実。
で、天野さんは未来をどう見ているのでしょうか?
▼「金」は世界を支配する
人が他人を支配する方法はいろいろあります。
しかし、主なものは二つ。
「力」と「金」です。
あなたは独裁国家に住んでいて、独裁者を公式の場で批判した。
すると、警察がきて、あなたをしょっぴていくでしょう。
独裁国家は、「力」をもって支配する。
一方、日本の会社員は、社長さんのいうことを聞きます。
なぜ?
暴力が怖いからではありません。
そう、社長さんがあなたに給料(金)を払っているからです。
社長さんは、あなたを「金」で支配しているのです。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
もし性格の悪い社長が、「今月からおまえらに金は払わんぞ。
でも、一所懸命働けよ!」といったらどうですか?
「ふざけるな、能無し社長!」といって、転職先を探すことでしょ
う。
そう、私たちは「金」に支配されているのです。
▼「金」を創造できる人たち
それで、世界中の人は、なんらかの形で金を稼がなければなりま
せん。
「親父とおふくろは泥にまみれ、ゼニをうらやみ~~
そのど真ん中で俺はうちふるえていた~~~」(長淵剛)
です。
一年中、朝から晩まで休まず、セッセセッセと金を稼がなきゃなら
ない。
しかし、「例外」もいるんです。
お金を稼ぐんじゃなくて、
【お金を印刷できる人たち】
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
がいるんです。
政府じゃないです。
民間人なのに【お金を印刷できる人たち】が存在している。
どうですか?
お金を印刷できたら、世界を支配できると思いませんか?
そうなんです。
お金を印刷できる人たちが、世界を支配しているのです。
もちろん「完璧に支配している」とはいいませんが。
たとえば、アメリカの中央銀行「FRB」。
ご存知の方も多いと思いますが、FRBって【民間銀行】なのです。
「トンデモ!トンデモ!トンデモ~~~~!!!!!!!」
大合唱が聞こえてきます。
では、ウィキペディアから引用してみましょう。
<連邦準備制度は株式を発行していないが、
連邦準備銀行は株式を発行している。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
しかし、日本政府が株式(正確には出資証券)の55パーセントを保有
し、残りが公開市場(ジャスダック)で流通されている日本銀行と異な
り、
合衆国政府は連邦準備銀行の株式を所有しておらず、
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
各連邦準備銀行によって管轄される
個別金融機関が出資(=株式の所有)義務を負っている[11][12]。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
また、
個人や非金融機関の法人は連邦準備銀行の株式を所有できない。>
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
↑
どうですか、これ?
アメリカの中央銀行であるFRBは、
「100%民間銀行出資の、株式会社」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
なのです。
その民間株式会社が、「不景気になってきたから、金融緩和して
ジャンジャンお札をすろう!」
とか、
「景気がよくなってきたから、ちょっとお金を引き上げようかな?」
とかやってる。
じゃあ、どういうことになりますか?
世界通貨(基軸通貨)ドル。
それを発行するFRB。
FRBの株主は、民間銀行。
その民間銀行の株主は???????
この人たちは、ものすごい支配力をもっていることになりませんか?
実際そうなのです。
それで、欧州は、「俺たちも世界を支配したい!」といってユーロを
つくった。
中国やロシアは、せっせと「ドル外し」に励んでいる。
これは、「陰謀論」に思えますが、上の方の人たちの常識です。
(*よくわからない人は、「世界一わかりやすいアメリカ没落の真実」
をご一読ください。【無料】です。
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▼「政府紙幣」という選択肢
さて、未来を考える天才・天野さんは、こんな現状をどう考えてお
られるのでしょうか?
国家財政に関しては、「政府紙幣」の発行を勧められています。
考えてみると、日本も「日銀の独立性」のせいで、長年不景気が
つづいていました。
ところが安倍さんが、日銀の独立性に介入し、お金を刷らせたら
とたんに株があがり、円安になり、景気がよくなってきた。
はたして「日銀の独立性」って必要だったのでしょうか?
天野さんはもっと進んで、「政府が紙幣を発行すればいい」とい
います。
その効用として、
・財政赤字がなくなる
・国債の支払いで困ることもなくなる
・経済成長をコントロールできるようになる
・物価をコントロールできるようになる
・為替をコントロールできるようになる
・失業率が低くなる
・バブルや、暴落がなくなる
・増税する必要がなくなる
・国民の福利厚生予算を増やすことができる
そして、天野さんは、
「マネー本位制」から脱却し、「人間本位制」にしようと提唱されて
います。
そして、「偽りの民主主義」から「真理のある民主主義」に移行し
ようとも。
メルマガという媒体では、天野さんの膨大な情報をお伝えするこ
とは到底できません。
今回の話、「おもしろい!」と思われた方は、こちらの完全無料
動画をごらんください。
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天野統康
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題名は軽いですが、内容は「深遠」であります。
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(詳細は→ http://tinyurl.com/8y5mya3 )
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<プーチン本はいろいろ出ているが、これが独特で面白い。>
(立花隆 「週刊文春」2012年7月12日号)
「100年に1度の大不況」はプーチンのせいで起こった?!
今明かされる驚愕の裏真実!(証拠つき)
2003年、フセイン政権を打倒したアメリカは、次にロシアの石油利
権獲得を目指す。
ユダヤ系新興財閥ホドルコフスキーから、ロシア石油最大手「ユコ
ス」買収の約束をとりつけることに成功したのも束の間。
プーチンはホドルコフスキー逮捕を命じ、ロシアの石油をアメリカ
に渡さない決意を示した。
しかし、ホドルコフスキーの後ろには、ロスチャイルド家、ネオコン
の首領チェイニー米副大統領が・・・。(証拠つき)
こうしてプーチン率いるKGB軍団と世界の支配者の壮絶な戦い
が開始された。
08年のロシア-グルジア戦争でピークに達した米ロの争い。
なぜ両国は和解し、関係を「再起動」することに合意したのか?
プーチンとメドベージェフの対立。
そして、プーチンを裏切ったメドベージェフの背後にいた勢力とは?
大統領に返り咲いたプーチンは、どのようにアメリカに「とどめを
刺す」のか?
豊富な資料と証拠で、あなたの世界観を一変させる真実の書。
「洗脳マトリックス」の心地よいぬるま湯につかっていたい方は、
決して読まないでください。危険です。
●「プーチン最後の聖戦」 (集英社インターナショナル)
(詳細は→ http://tinyurl.com/8y5mya3 )
(転載終了)
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