5月28日に、知人の国際情勢分析家で危機管理アドバイザーの石垣稔氏が主宰する
「希望の根っこ」勉強会に参加してきた。
タイトルは
『ディストピア時代を生き抜く・緊急篇 ~後編~「戦争禍をどう生きるか」』
ディストピアとは、ユートピア(理想郷)の反対の状況、
つまり「地獄郷」であり、「暗黒時代」という意味だ。
以下が4時間半にわたる石垣氏の講演で語られた内容である。
・1 連鎖する危機
・ウクライナ・ロシアの戦争
・有事における人の意識の変化
・食糧危機
・エネルギー・資源危機
・経済・社会危機
・コロナ禍の火種
・戦争拡大への懸念
・なぜ日本はアメリカのいいなりなのか
・有事に備えたこころのあり方
一言でいえば、上記の災厄が今後、世界と日本を同時多発的に襲ってくるという事である。
すでにコロナ禍とウクライナ戦争は世界を巻き込んでいる。
更にそれに輪をかけて、食糧・エネルギー・経済・社会・戦争などの社会的混乱が生じていく。
この現象が、偶然に同時多発的に起きているとは考えられない。
ダボス会議の標語である「グレート・リセット」、
つまり強引な社会変革を推し進めるために作られている複合危機ではないか?
当然、この世界的危機に日本も巻き込まれていく。
我々はそのために早急に準備をしなければならない、
というのが石垣氏のメッセージであった。
石垣氏から頂いた資料は、46ページの大部で、各分野で起きている事実を連ねた詳細なものであり、
現実に起きている危機を実感させる説得力のあるものであった。
石垣氏の数十年に渡る国際権力に対する調査の賜物である。
複合的危機は、オーケストレーションとも呼ばれ、
あらゆる方向性から危機が起こり、社会をパニックに陥らせる。
社会変革を行う上で危機を作り出す事は、
欧米の世界支配階級・フリーメイソン最上層部が繰り返し行ってきた。
この流れで懸念されることは、以前からこの世界支配階級の組織を研究してきた識者たちが述べてきた
「人口削減計画」である。
現在の世界人口80億人は多すぎるので、
強制的に人口を減らそうという目論見がある、
とジョン・コールマンなどの識者によって警告されてきた。
その警告が杞憂であり、近いうちに現実のものにならないことを願っている。
我々が住んでいる西側を中心とした自由民主制は、二重人格的な精神病を患っている。
表の一見、民主的な市民社会と、裏の秘密結社の権力による社会管理が併存している、ということだ。
この社会の病気は、ロシアや中国の強権的・独裁的な社会が持つ病気とは、また違う類のものである。
我々は、この独特な病気の正体を突き止め、治す努力をしていかなければならない。
精神病は悪化すれば、狂気の行動を引き起こしてしまうものなのだ。
現在の西側の自由民主制が患っている社会的な病状と、その改善の方法は、以下の新刊に記載されています。
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(記事終了)
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