天野 統康@amanomotoyasu米国の政府機関の閉鎖は回避されたが、債務上限引き上げは解決されず。10月18日が期限。 ドル建ての債務しかない超大国の米国がデフォルトする可能性がある理由は次の通り ・通貨発行権を政治が持っていない。FRBは独立機関 ・債務上限… https://t.co/s6XZs7ekXf
2021年10月05日 02:27
10月1日に米国の政府機関の閉鎖は回避されたが、
米国の債務上限引き上げの問題は未だに解決されていない。
10月18日が期限である。
ドル建ての債務(ドル建ての国債、つまり支払いの財源であるドルはFRBがいくらでも作れる)しかない超大国の米国がデフォルトする可能性がある理由は次の通り
・通貨発行権を政治が持っていない。ドルを作るFRBは独立機関
・債務上限なる危険なものを設定。米国政府は国債発行額の上限を設けており、その上限を
引き上げるには議会の承認を得なければならない。
まとめると、
米国の政治は通貨発行権を持っていない。
そのために必要な公共事業などを行う場合には、国債を発行して財源を作るしかない。
しかしその国債の発行額には上限が定められており、それを超える場合は、議会に国債発行総額の上限の引き上げを求めなければならない。
つまり米国政府は「通貨発行権」を持たず、「国債発行権」も制限されているという事だ。
この2つが連動して米国の破綻懸念が生じている。
これが超大国米国の政治の現実なのだ。
米国政治は、既に民主主義が機能していない。
1913年に民間が所有する中央銀行FRBがウォール街とロンドンシティーの国際銀行家たちによって設立され、通貨発行の主権を国民は失った。
そして1963年のケネディ大統領の暗殺以降、政治に対する主権も事実上、失った。
カネと政治(法つまり暴力装置)を管理されたために、米国は破綻危機なる状況に直面しているのである。
この複雑でばかげた茶番劇が起こるのは、次の図のような仕組みであるためだ。
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この米国の破綻危機は、経済理論の問題でもなく、システムの問題でもない。
米国民がカネと法の主権を失っている権力構造の問題なのである。
関連Twitter
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天野 統康@amanomotoyasu主流派経済学は、信用創造による需要の創出と、規制による供給の制限によってインフレが起こることを1年半遅れてようやく認識し始めたとのこと。 しかし金融政策の中枢の計画担当者は、このような事が起こるのは当然理解していたとのこと。主流派… https://t.co/bfyoj5VMwP
2021年10月04日 21:26
天野 統康@amanomotoyasuロバート・キヨサキ氏 10月に金融市場で最大の破綻を予測 https://t.co/Y8zKFRfgwc 米国の債務上限引き上げの可決が出来ず、米国債の債務不履行で国家破綻が起こるか、中国の不動産バブル崩壊の影響で、欧米の金融… https://t.co/TIm5gh9zrx
2021年10月02日 18:26
天野 統康@amanomotoyasu米債務上限問題、解決遅れれば格付け圧迫へ=フィッチ Y!ファイナンス フィッチは「債務上限が引き上げられず、財務省のXデー(10月18日)を迎えれば、米国の支払い能力のリスク」と指摘。「格下げ方向で格付けを見直す」… https://t.co/rgzDkQ7v2H
2021年10月02日 05:36
天野 統康@amanomotoyasuこの問題のもうひとつの根本原因は、通貨発行権を政治が持っていないこと。 通貨発行権は政治から独立した中央銀行と民間銀行にある。 つまり政「金」分離体制だから、このような事態に陥る #債務上限 #デフォルト https://t.co/1klL5SDDFz
2021年09月30日 06:59
天野 統康@amanomotoyasu米国にデフォルトの脅威が差し迫る: 10月1日までに承認されない場合、債務不履行に陥るリスクがある。https://t.co/6SzuLS9LVi 毎度の米国の破綻危機。ドル建て国家債務の返済が出来ないという経済理論ではありえ… https://t.co/GlKy2TAn30
2021年09月29日 01:28
天野 統康@amanomotoyasu世界経済は147企業によって支配されている https://t.co/3fAZVV9lgS 2011年にスイス連邦工科大学の調査によると43,000に及ぶ多国籍企業を調べたところ、世界の金融ネットワークの4割以上が147の密に… https://t.co/MfxqhczbNA
2021年09月28日 01:50
🔳関連リンク
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【操作される議会制民主主義 図解のまとめ】
https://ameblo.jp/amanomotoyasu/entry-12396147950.html
(記事終了)
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■操作される日米欧の自由民主制(資本主義経済と民主政治)のモデル
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<リンク>【操作される資本主義経済 図解のまとめ】
■日米欧の自由民主制の隠されてきた仕組みについての詳しい解説は
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<リンク>頂いた書評の一覧 『世界を騙し続けた[詐欺]経済学原論』 『洗脳政治学原論』
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