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労働力不足の諸問題

2016/03/23 01:26 投稿

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前回の続き。

潜在待機児童4・9万人 保育需要、計上されず

http://news.nicovideo.jp/watch/nw2097335?news_ref=newsearch

そうか、単にマクロ的にインフレになっているから待機児童が減らないんですと言えば良かったんだろうか。

つまりインフレになると需要>供給になるので、保育所の需要が供給を上回り待機児童が出る。この時保育所を増やしたり保育士の賃金を上げれば待機児童が減るように見えるけれども、マクロ的にインフレになっている以上は、何をしようが待機児童が減ることはないし、逆にそれらの政策は却ってインフレを悪化させるので、待機児童が増える原因になるはずだ。

だから保育所への支援をやめればいいと言うわけではなかったんだろうか。勿論保育所の支援をやめればマクロ的にデフレになるので、待機児童不足は改善するけれども、方法はそれだけではないですよというなのか。

ちなみに働く女性と専業主婦との関係は、前回書いた通りで良いと思われる。つまり保育所に支援を行うと外に働きに出るメリットが大きくなるので、専業主婦が減っていくと考えられる。

日体大、パイロット養成乗り出す 米訓練機関と提携

http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/160322/cpd1603220500004-n1.htm

基本的に人が足りないだなんだという現象の原因は、インフレにあると考えられる。
だからこんなパイロット不足も元を辿ればインフレになっていることが原因なわけで、そうである以上は、いくら養成しようがパイロットは不足する。需要>供給になっているんだからね。

深刻な日本の医師不足 医療報酬切り下げも影響し悪循環

http://www.news-postseven.com/archives/20160210_382815.html

そして勿論医師不足も、インフレが原因の1つであると考えられる。
しかし恐らく他にも理由があると思われる。1つは予算をケチっていること。つまり1人1000万円のお医者さんを雇うために10億円用意すれば、お医者さんは100人雇えるけれども、予算を5億円にすればお医者さんは50人しか雇えない。よって医師不足になる。

そしてもう1つの原因は、日本のお医者さんのレベルが高いということだろう。つまり海外では質の低い医者を多数そろえることによって医師の数をそろえているのだが、日本はお医者さんになるためのハードルが高いので、結果的に少数精鋭になる。

例えば10億円用意すれば1人500万円のお医者さんは400人雇えるけれども、1人1000万円のお医者さんなら100人しか雇えない。よって医師が少なくなる。しかしここで重要なのは、医師が少ない=医師不足ではないということだね。つまり前述のとおり、労働者が不足するかどうかはインフレになっているかどうかなので、お医者さんが100人であろうが400人であろうが、需要>供給である限りは、お医者さんは不足するということだ。

だからお医者さんの数だけを見て、医師不足の問題は論じない方が良いと思います。

「最低賃金1500円に上げろ!」エキタスが新宿で街頭活動 大学教授や野党議員も応援に駆けつける

https://news.careerconnection.jp/?p=22421

医者でもパイロットでも一般労働者もそうだけど、「なるためのハードルを上げる」ということは、「職業につく人間の価値を上げる」ということであると同時に、「数を絞る」ということだ。例えばこの最低賃金の問題でいうと、最低賃金1500円にするということは、「労働者になるためには時給1500円以上を稼ぐ能力がなければいけませんよ」ということだ。

なので時給1500円未満の価値しかない労働者たちは、雇用主と条件がマッチングしないので、短期的には全て失業することになるはずだ。この点記事では

「「独占・寡占状態」では、需要バランスが崩れているので、賃金を下げても雇用量が減少しない現象が起きうる。

などと書いてあるが無茶苦茶な話である。自由競争下の経済で、独占寡占の状態などいつまでも続くわけがないだろう。だから労働者の需給バランスも崩れることもない。

しかしながら短期的に最低賃金1500円にしたとしても、長期的にはその需給は均衡することになると思われる。すなわち使えない人間が死んだり子供の数が抑制されるなどして1人あたりの人間の能力が上昇すれば時給1500円以上の価値を持つようになるので、失業者は出なくなると考えられる。しかしそのためには長い年月が必要になると思われる。

ちなみに最低賃金の撤廃については自分も賛成だ。というのも最低賃金は労働者になるためのハードルを上げているので本人のためにならないし、最低賃金以上の働きができない労働者は必然的にサービス残業をしないといけなくもなるので、ブラック労働の温床にもなっていると考えるからだ。

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