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経済成長の罠

2014/12/22 05:53 投稿

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前回の続き。

日本は移民労働者を積極的に受け入れよ

http://toyokeizai.net/articles/-/56227

持続的インフレをもたらさないことが失敗だという認識がおかしいし、移民を入れないという認識もおかしいし、人口減少が経済低迷の原因だという認識もおかしい。

更には消費増税が問題だという指摘も的外れだし、政府債務が問題であるという認識もおかしい。つまりコイツは正しいことは何一つ言ってはいないんだけど、でも世間ではきっとこういう人が認められるんでしょうね。

財政再建から「成長」に軸を移したG20とラインハート・ロゴフ論文の誤りについて

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/35572

お前高橋洋一に誤りや言われたら人生終わりやで。アホにアホや言われたら、もう生きとる価値ないがな。

ちなみにラインハート=ロゴフ論文はGDP比で債務が90%を超えると経済成長率が急激に下がるということだけれども、これに端的に批判するならば、国債と税金との同質性への認識がないということに尽きる。つまり国債というものは国民が国に対して資金を貸し付けているわけで、国としては債務として認識される一方で、国民側からすれば資産と認識される。

一方税金というものは国民が国に対して支払うものであるところ、その集めたカネは国が何らかの形で支出するので、結局は国民に戻ってくるものである。つまり税金であろうと国債であろうと国民の資産になることに変わりがない以上、国債のみが槍玉に挙げられる必要はないのである。


GDP、210兆円拡大目指す 30年、経団連の長期ビジョン

http://news.nicovideo.jp/watch/nw1374581?news_ref=top_latest_bus

だからいつも言ってることなんだけど、経済学者なんて基本的に知識のない人たちの集まりなんだわ。要は裸の王様だな。自分がアホだと思われてるのに気づかず、肩書きだけでメシを食ってるんだろうね。

ちなみにラインハート=ロゴフ論文でも出たけれども、このGDPというものは曲者だと思いませんかね。例えばこの経団連のアホ共は、2030年度に実質GDPを今に比べて210兆円増やすって言っているのだけれど、でも実質GDPを見るだけでは、本当に経済が成長しているかはわからないんじゃないのかな。

というのも実質GDPの伸びである実質経済成長率は、名目GDPの伸びから物価上昇率を除いて計算されるわけだけれども、でも基本的には物の値上がりというものは遅れてやってくるわけだよね。

つまり市場に出回るカネの量を増やしてインフレにしようという場合、通貨の供給量に合わせて付加価値と物価が同じ割合で伸びる場合には、差し引きゼロになるので実質GDPの伸びも0%になる。

しかしながら通常は、企業は予約をするわけだよね。つまり半年後や1年後に使う原材料や商品を、予めこの値段で買いますよという約束をしている。だからその後にインフレ政策によって通貨の供給量が増えたところで、需要こそ増えることはあれど、物価がそれに合わせて伸びることもない。だから実質成長率はプラスになる。

中国発の「金融危機」  起こるとすれば「不動産」がリスク=中国メディア

http://biz.searchina.net/id/1554501

ちなみにこの事は消費税を考えればわかりやすいよね。消費税が上がりますよというアナウンスの際に駆け込み需要が起きて景気が良くなるのは、正に消費税という物価の上昇が遅れているからだ。

だからもし本当に不況が起こるとすれば、緩和を終了した直後の可能性が高いということだよね。つまり物価の上昇は緩和策をやってくるわけだけども、緩和を終了して通貨の膨張が止まって付加価値の生産が終われば、その後のインフレだけがやってくるから、実質成長率を大きく下げる原因となる。

更には中国のように資産購入に際して信用創造がなされていた場合には、インフレにより資産価格の上昇が止まって債務の返済が出来なくなるので、返済期限が来るまで溜められていた損失のエネルギーが、一気に爆発することになるということだね。


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