誰のためかはわからないグローバルリーダー養成講座(仮)

量産効果とイノベーション

2014/07/15 01:59 投稿

  • タグ:
  • 週プレNEWS
  • 時事通信社
  • サーチナ
  • J-CAST
  • 経済
前回の続き。

集団的自衛権を行使したら、こんな大出費で国庫が火の車?

http://wpb.shueisha.co.jp/2014/07/14/32641/

よくよく考えたら安倍さんは、そんな経済的勘定が出来る人ではないわな。
きっと自分が安保が大事だと思ってるから集団的自衛権やら憲法改正やらに熱を上げてるだけで、アメリカの軍事費肩代わりなんていう意図は、全くもっってないと見るべきか。

でも安倍さんが意図してようがなかろうが、アメリカの軍事費の肩代わりの側面を持つことは否定できないでしょう。つまりその分国防費が増えることになるので、経済を押し下げる要因になり得るだろうと。

F35の調達拡大検討=コストダウン見込み-防衛省

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014071200199

そういえば軍事関連で言えば、F35ライトニングの調達の話が出ていましたけど、開発は上手く行きそうですかね。
思うに戦争のメリットがなくなってきてるんでしょうね。3,40年前の戦闘機が未だに飛んでいるということは、戦争の意味がないか技術が極限進化してるかのどっちかなんですけど、その中で新しい機体を開発しようとなると、技術的な困難も伴ってくる。

調達拡大でコストが下がるのはわかるけれども、それに見合った効果が得られるかは、十分に検討しないといけないということかな。ちなみに調達拡大によってコストが下がるということは量産効果が得られるということになるけれど、では量産効果というものは技術開発を促進させるかな?

一般的には大量生産がなされれば平均費用が下がりコストが下がることになるので、需要の拡大と利潤の最大化がなされることになるよね。そして利潤が最大化されればその一部が研究開発費に充てられることになるので、結果として量産効果は技術開発やイノベーションを促進させるということになりそうだ。


サムスンの減益、「雁行形態論」でとらえれば・・・必然的な結果=中国メディア

http://biz.searchina.net/id/1537564

しかしながら研究開発というものには限界があるよね。F-35の話を見てもわかるように、製品が完璧に近づくにつれてそれ以上のクオリティの物を作ることが難しくなってくるし、一旦製品が世に出てしまえば、中国などの新興国が真似をして作り始めても行く。

そうなれば先進国を中心に、国や企業が新興国におされる形で衰退していくことになる。そして研究開発しても新興国に勝てないということになるのであれば、企業としては量産効果で得られた利益を、研究に回さず溜め込むという選択肢もあり得る。

高値買い取り狙って中国勢が太陽光発電進出 「日本の消費者の負担で中国儲けさせるなんて」と不満の声

http://www.j-cast.com/2014/07/12210197.html?p=all

そのように考えると太陽光発電の買取制度による、技術向上の効果も限定的と見るべきだろう。当時を思い返してみるとこの買取制度は量産効果によって価格が下がるんだ、そして価格が下がれば品質も向上して新しい産業になり得るんだという触れ込みだったはずだけれども、上述の話のように研究開発が促進されたかは疑問だし、何よりこの買取制度は国内国外問わず開かれているので、この制度が日本企業の競争力向上をもたらす可能性は、限りなくゼロに近いと考えるべきである。よくこんなアホな制度作ったもんだわ。

コメント

コメントはまだありません
コメントを書き込むにはログインしてください。

いまブロマガで人気の記事