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前回までの記事の訂正と、ビットコインが膨らむ仕組み

2014/06/11 12:03 投稿

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前回の続き。

14歳の少年、ごく簡単にATMのハッキングに成功

http://www.gizmodo.jp/2014/06/14atm.html

前回のような相場操縦法の手口を書いたりすると、「不謹慎だ」とか「犯罪悪用」されるとか言って、非難されるものなんですかね。

でも言わせてもらうなら、一番の問題は欠陥のあるシステムを作ってしまった人達なわけで、その欠陥を、プログラムで言うところのセキュリティホールを指摘しただけの自分が責められるのは、大変心外な気がいたします。

ちなみに前回のモナーコイン、あるいは仮想コイン(今後は仮想通貨と呼称を改めることにする)の欠陥、短所とはシステムの維持管理費と相場とがリンクしているところにあるわけだね

つまり通常の為替取引や株取引の場合は、システムの維持管理と相場とが別個になっているわけだよね。例えば株を小口で大量に取引したとしても、取引される株式数が同数である限りは株価は動かないし、システム維持費用を負担するのは利用者か証券会社で済む。

しかし仮想通貨の場合にはシステムの維持管理と相場とが密接につながっているので、取引の形態によってはダイレクトに相場が変動するという状態が、意図的に作出されうることになる。この点ナカモトサトシは経済学に関しての知識はないだろうから。理想的なシステムを目指した裏に潜む経済学上の欠陥というものが、見抜けなかったのだろうと思われる。

ということで相場操縦の話は終わり。で、ここからは前回までの記事の訂正になるわけだけど、前回自分は「仮想通貨においてはバブルにでもならない限り、価値の上昇はあり得ない」と書いたよね。

でも実はよくよく考えてみると、バブル以外にも価値の上昇をもたらす要因となるものがあったんだな。それは何かといえば「仮想通貨というシステム自体に魅力がある場合」だね。

例えば1枚5円の仮想通貨を100枚発行するとして、その手数料維持のためにマイナーに5枚の仮想通貨を配るとする。すると市場の仮想通貨の総額は5×100円=500円で変わらないのに対して、仮想の通貨の供給量は105枚になったので、理論上は仮想通貨の価値は、1枚あたり

500÷105≒4.761 円 

となる。つまり0.24円減価していることになる。

でもこの仮想通貨という仕組みが大変魅力的で、誰もが利用したいという場合には、人々は少々高いお金を出してでも仮想通貨を購入しようとするよね。例えば1枚5円だった仮想通貨を、6円で購入してでも参入したいとなる。すると仮想通貨の取引枚数が変わらない場合、総額は6×100=600円になり、たとえ5枚をマイナーに支払ったとしても、1枚あたりの価値は

600÷105≒5.714 円

に上昇することになる。

つまり仮想通貨という取引システムに魅力がある限りは、投機資金の力を借りずとも健全に価値が上昇していくわけだね。

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