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賃上げと法人税減税と貿易赤字

2014/02/24 04:08 投稿

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G20の会合がさっき終わったけれど、つくづくアホの集まりなんだと思ったわ。


成長2%押し上げ=異例の数値目標設定-新興国は構造改革を・G20声明

http://www.jiji.com/jc/zc?k=201402/2014022300135&g=eco


何度も言うとおり経済の改善なんて有り得ないんだけど。緩和を縮小すれば株や不動産が下落し始めるから、今まで値上がりを見越してカネを借りてた人間の融資が焦げ付くことになる。そうすれば世界的な金融不安が発生して、また不況に逆戻りすることになる。

基本的に実体経済というものは、本来金利を幾ら下げによってもたらされるわけではないんですよね。何故なら実体経済は人間の生活、ライフスタイルに直結することですから。幾ら金利を下げても人間が同じものを食べて同じ生活を送りたいと考える以上は、新たに需要が創出されることはない。特に日本のように消費成熟している社会では、尚更のことです。

では何故景気の拡大縮小が起きるかと言えば、金利を上げ下げすることで、株や不動産といった資産市場に変動が起こっているからであります。つまり金利を下げたり緩和したりすることで、株や不動産で一山当てたいという人が増えて信用創造が拡大する結果、消費が増えて、実体経済とはかけ離れた経済の成長が行われるようになるわけです。これを一般的にはバブルと呼びます。



しかしながらそういう見せ掛けの景気、バブルによる景気で経済を主導しようとすると、必ず無理が来る。まず量的緩和によって製造業などの実体経済が細り始める。つまり量的緩和をして資産市場に火がつき始めると、不動産や株の値上がりを見越してみんながカネを借り始めるので、金利が上昇することになる。すると製造業などの実体経済に属する産業は金利負担が増えることになるので、経営を圧迫することになる。つまり資産市場によるクラウディングアウトが発生することになる。

そしてカネを増やすことによってインフレが起こってしまいますね。すると徐々に国民生活を圧迫し始めますから、どこかで金融引き締めを図ろうということになるわけです。でも金融を引き締めると、前述のように資産の値上がりを見越してカネを借りている人への融資が焦げ付いてしまいますから。後で金融恐慌が発生するわけです。




だから今賃上げの動きが出ているのは、量的緩和によって、実体経済に下駄が履かされている状態だからということだと思われます。つまり日本の今の状態からすれば今ほどの成長は見込めないところ、量的緩和によって無理矢理信用の創造が行われているために、実体経済からかけ離れた成長が起こっている。でも上念司はよくわかっていませんということですね。

ということで賃上げの動きの話終わり。後は残りの2つ、法人税減税と経常赤字の話をしていきたいと思います。

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