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TPPや農業についての疑問について、誰か答えてください。

2013/08/20 21:30 投稿

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過保護は大ウソだった 日本の農業が衰退した本当の理由

http://wpb.shueisha.co.jp/2013/08/19/21279/

日本の農業は過保護であるというのは大ウソですよね。つまり米などや畜産物は関税を付して保護しているが、野菜や生花などは関税が低く抑えられており、決して保護貿易ばかりを展開しているわけではないと。

ただし諸外国の方が農家の保障が手厚いというのも、ウソであると思われますね。
記事の通り欧米では補助金やら所得補償政策を採っていますが、一方日本では関税政策を採っている。

つまり欧米は直接税金を投入して農家の生活を保障しているのに対し、日本は関税によって生産物の輸入を規制することで農畜産物の価格を上げて、結果的に農家の生活を保障している。

要は農業保護の手段の違いに過ぎないわけなので、日本の事を欧米はとやかく言えないはずなんだけど。

キティで「重要品目」アピール=米通商代表に―TPP担当相

http://www.jiji.com/jc/zc?key=%a3%d4%a3%d0%a3%d0&k=201308/2013081900581

でもちょっと待って、仮に日米の農業保護の程度に差異がないとした場合、日本の農畜産物の保護と引き換えにアメリカの要求する自動車への自由貿易化を見送ったら、アメリカだけが得することにならないのかな?


アベノミクスのキーマン直撃 -ローソン代表取締役CEO 新浪剛史×田原総一朗【1】

http://president.jp/articles/-/10248?page=2

それにしても農業については、訳のわからないことが多いね。例えば「農地の集約を目指せ」という話。農地を広げればコストカットが出来るので、競争力がついて世界へ輸出出来るということだけど、でもちょっと待ってと。

農地を広げるってことはお米が沢山取れてしまうということだよね。つまり農地の集約はどうやるかというと、自分の持ってる土地に使ってない休耕田をつなげて大規模化を図る。そうすることっで大量生産が出来て、機械代やら人件費やらが浮いて、コストが下がる。

でも今日本は物凄い米余りで、在庫を捌くのにも苦労している状態だよね。果たしてそんな状態で生産拡大だけして、本当に大丈夫なのかな?

そして農地の集約化が上手く行ったとしても、既存農家の保護をどうするかという問題が残るよね。つまり自分の田んぼのコストが集約化で下げられるかどうかは、殆ど運によるわけだ。つまり自分の隣に休耕田があれば農地を広げられるけれども、隣に休耕田がない場合は農地は広げることが出来ない。

すると運によってコストを下げられる農家とそうでない農家が出るわけで、不公平感が出ることになるね。つまり運よく土地を広げられた人はコメの大量生産により下がったコメの単価を、生産コストを下げることでカバー出来るけど、運が悪かった農家はコメの単価が下がる被害だけを蒙る結果にならないか。

更には規模を拡大したところで、世界に勝てるのかという問題もあるし、あと農産物全般に関わることだけど、「農業の競争力を高める役割を、誰が担うか」という問題がある。

一般的には「農家が汗水垂らして働けば良い」みたいな主張がなされているよね。

でも農業っていうのは「単純労働」だよね。つまり体が満足に動く人であれば、誰がやっても余り大差はないと思われる。

むしろ差が大きいと思われるのは、実は「農法を研究する人」の努力であったり、「種苗会社」の努力なんじゃないのかな? にも関わらず世間も政府も有識者も、その辺の議論は置き去りにして「農家個人の努力」にだけ、焦点を当てているんじゃないですかね? 違いますかね?


自分が書いたこの辺の事情について、どなたか答えてくださると幸いです。

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