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コモンズの悲劇

2013/08/19 22:23 投稿

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前回の続き。
前回書いた蛇遣いや漁業などにおける、限り有る資源の奪い合いや、同業他社が死ぬのを待つ我慢比べが発生してしまう状況のことを、コモンズ(共有地)の悲劇と言うんだね。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%82%BA%E3%81%AE%E6%82%B2%E5%8A%87

つまりウィキペディアによれば、「多数者が利用できる共有資源が乱獲されることによって資源の枯渇を招いてしまう」ことと定義される。一般的にこういう状況が起きた場合は資源を獲得できるものを限定する(免許制)か、規制や市場経済を上手く活動したりして、限り有る資源を守っていく必要があるわけだけど、蛇遣いの例も日本の漁業の例もそれが出来ずに衰退してしまった。

この点タクシー業界というものには「コモンズの悲劇」は当てはまらないと意見があるね。つまりタクシー業界で言うところの「資源」は「消費者」であるが、「消費者」は枯渇してしまう資源ではないから、それには当たらないという意見。

確かに「消費者」を「資源」と捉えるならばその意見は正しいね。ただし「消費者」ではなく「大気汚染」や「道路渋滞」が枯渇する資源あると考える余地があるのではないかな。つまりタクシーが市場原理に任せて増加し続けることにより「大気汚染」が発生し、交通量が増えれば「道路渋滞」が発生して、「道路車線」という限りある資源が枯渇してしまう。

その結果タクシーへの「快適性」が落ちてタクシー全体の収益性が悪化する。その意味ではタクシー業界も、「コモンズの悲劇」で説明出来ると考えます。


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