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高速バスと収穫逓減、収穫逓増

2013/07/30 01:53 投稿

コメント:2

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「新高速乗合バス制度」で格安ツアーバスが激減する

http://wpb.shueisha.co.jp/2013/07/24/20622/

横浜だとベイシェラトンの前が、高速ツアーバスの乗り場でしたね。
去年そこからバス乗って名古屋に行きましたけど、本当に面白い経験をさせてもらいましたわ。いやー楽しかった。

で、あの高速バスを受けての今回の制度改正ですけど、今までツアーバス会社がヤンチャしすぎましたかね。労働時間の管理もいい加減だったし、停留所もなかったし、それでコストが浮いたのを良いことに内装やら外装やらに手をかけて、乗合バスとの差を広げて行った。

やっぱり乗ってみてわかったことですけどツアーバス、特に大手となると外装や内装が綺麗で豪華なんですよね。デザインもいいし、席もゆったりだし、座席にモニターついててゲームとか出来るし、もう少しお金だしたらカプセルみたいな広々としたシートにも座れるし。一度乗ってみたいと思わせるものがある。

一方乗合バスの方はボロいし、席も狭くて設備更新もままならないといった感じだしで、不公平だという乗合バス側の不満は、わかる気がします。それで今回の八月から改正になるわけですが、中小のツアーバスがつぶれると言われていますね。

でも競争力的に考えて、いずれ潰れてしまう運命なんでしょうね。バスはボロいし、価格的なメリットも大手に劣るし。しかも今後LCCとの客の争奪戦が激化することを考えると、生き残るのが難しいと思われます。

だから供給を絞るという面でも、今回の制度改正は仕方ないなという気がしましたけどね。この点高速バス業界は、収穫逓減なんですかね、収穫逓増なんですかね。



高速バスの需要というものに限りがある以上は、台数を増やせば増やすほど1台あたりの利益が減るわけで収穫逓減であるとはいえるけれども、その割には大手が幅を利かせてますよね。タクシーなんかもそうでしょう。関西を中心にエムケイが猛威を振るっている現実があるわけで、その点を見れば収穫逓増であるともいえる。

要は収穫逓減や収穫逓増という分類に、あまり意味がないということかもしれないですね。そもそも全ての企業活動は収穫逓減であると言って良いですよね。だって人間の数には限りがあるし、人間の数に限りがあれば、欲求や物への需要にも限りがあるんですから。だから企業が生産数を増やせば増やすほど買う人が少なくなって、効率が悪くなる。

でもそういう収穫逓減の企業活動の中でも、規制の必要が叫ばれたり大手の寡占が進んだりしている現実があるわけです。だから収穫逓減と収穫逓増という概念から規制の是非を論じることにも、無理があったのかもしれないですね。

コメント

kendu
No.1 (2013/07/30 20:41)
前から言われてたことだよね。
やっと規制されるんだ

国交省のpdfでみたけど、路駐や通行の妨げになるからみたいな理由だったな。

経営体力のないところを淘汰するか合併を促す感じやろね。経営体力が必要だから仕方ないね。
JRバスは待合があるからその分運賃が高くて、その影響かも(勘ぐり)



aki (著者)
No.2 (2013/07/31 06:15)
>>1
kenduさんこんにちは。

格安のツアーバスは待合所を作らなくて良かったので、その点が乗合バスの不公平感を招いていたわけですね。
名古屋に行った帰りのことだったんですけど、

「横浜行きのバスはどこから出てますか?」って聞いたら、

「今あの交差点の角でバスが止まっていますよね? あそこが乗り場になっていますので、バスが来たら乗ってください」

って言われましたからね。そういう感じなんです。

やっぱり高速バス業界は規制緩和しすぎたんでしょうね。自由競争の名の下に参入者を募れば、台数ばかりが増えて交通や労働条件の問題を引き起こすことがわかっていたのに、それを放置してしまっていたと。

だから今回の措置は、元の平和な世界に戻すということなんでしょうね。そのせいで被害を蒙る会社も出るけど、どうせ勝ち目もないんだし諦めなよと、そんな感じだと思います。

>>JRバスは待合があるからその分運賃が高くて、その影響かも(勘ぐり)

そういう不満が、今まで乗合バスの業界にはあったんだと思います。
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