誰のためかはわからないグローバルリーダー養成講座(仮)

秋元康は作詞をしていない

2020/06/14 04:50 投稿

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前回の続き。

    未来橋

橋の途中で急に立ち止まって
生まれた街を振り返った君さ
たった一つのスポーツバッグと
始まったばかりの未来が重そうに

昨日まであの山がすべてだったけど
世界にはいくつも高い山がある

思い出に涙するより 前を向いて歩き出せ!
流れてく時間の川は 待っててくれないだろう
君は清らかなままに 夢をみればいい
誰もが(みんな)この(橋)渡る
希望と(不安)繋ぐ(繋ぐ)橋よ


遠い列車の汽笛が近づけば
揺れてた心もようやく決まるはず

”できること””できないこと”分けてしまうけど
あきらめてしまった道も続いてる

思い出に涙するより 今の瞬間(とき)を信じよう
鉄橋の向こうの空は どんな青をしてるのか?
君が自分で見上げたら 僕に教えてよ
いつもと(違う)この(橋)渡る
光と(影を)分ける(分ける)橋よ

生まれた日から いくつもの橋がある

思い出に涙するより 前を向いて歩き出せ!
流れてく時間の川は 待っててくれないだろう
君は清らかなままに 夢をみればいい
誰もが(みんな)この(橋)渡る
希望と(不安)繋ぐ(繋ぐ)橋よ

吉野貴雄作曲の歌詞一覧リスト

https://www.uta-net.com/composer/28724/

かなり無茶なことをしていたという感じですかね。
演歌や歌謡曲に代表されるように、通常詞先というものは長い歌詞のものには向きませんが、秋元康は曲先ができないので、そのようなものも詞先で歌詞を書いて、作曲家に頼もうとしていたのだと思います。

しかしそんなの依頼されても面倒臭いし出来ないので、依頼を断った作曲者が複数いたんでしょう。そこで当時駆け出しで仕事のなかった吉野貴雄に、白羽の矢が立ってしまったという流れかなと自分は思います。

   世界中の隣人よ

夜はいつだって明けると 誰もみんな思っているよ
星がやがて消えて行くまで 僕らは窓の空を見てた

なんてちっぽけな存在なんだ
この部屋から祈ることしかできなくて
世界のこの悲しみに胸を痛め
言葉以上の涙を流してた

隣人よ そこにいて
あなたの思いは伝わっているから
手を握らなくても その愛は分かち合えるよ
大切な誰かと今を生きよう


自分に何ができるのだろう そう何度も考えてみた
ずっと眠れぬまま働く 彼らにどう感謝をしようか

そうさ 人間は捨てたもんじゃない
会ったことない誰かのため 支え合って
すべてを乗り越えられる力を持ち
未来に続く希望を信じてる

隣人よ 微笑んで
私と一緒に歌ってください

壁の向こう側に この声は聴こえていますか?
お互いに一人じゃないと わかって・・・

隣人よ夜が明けて 世界を照らすまで部屋にいましょう

隣人よそこにいて あなたの思いは伝わっているから
手を握らなくても その愛は分かち合えるよ
大切な誰かと今を生きよう

乃木坂46 『世界中の隣人よ』

https://www.youtube.com/watch?v=1gD76kKWKsE

そうか、だからこの「世界中の隣人よ」も詞先なのか。
でも世の作曲家がみんなやりたがらなかったから、無名の作曲家が渋々引き受けたという流れなんですかね。なるほど、それなら全てつじつまが合いますわ。

思うに音楽センスのない奴の詞先ほど、作曲家にとって迷惑なものはないですね。
作詞ってメロディーが想起できる言葉でないと意味ないんですわ。それこそ文字や文章の流れから、こういう曲調なのかなとか、こういうコード進行かなみたいなのが伝わる歌詞ではないといけない。そのためには音楽の素養がいる。例えば仮のメロディをつけながら作詞するなどして、作曲家に伝わりやすい歌詞を作る努力が必要になる。

でも秋元康はそういう歌詞を書く能力もないんでしょう。だから歌詞を見た時に作曲家達が嫌がったのだと思いますね。


初日

私は立ってる憧れていたステージ
大歓声 拍手と熱気の中

厳しいレッスン 自分の壁 乗り越えて
迎えた今日 チャンスの幕が開く

独りだけ踊れずに 帰り道泣いた日もある
思うように歌えずに 自信を失った日もある
いつもライバルが 輝いて見えた

夢は汗の中に 少しずつ咲いて行く花
その努力 決して裏切らない
夢は汗の中に 芽を出してずっと待っている
いつか きっと願い叶うまで


スポットライトがこんなに眩しいなんて
長い夜が明けた朝陽のように
先輩たちには負けたくないよ 絶対に
私たちのショーを作りたかった

ケガをして休んだ時 悔しくて泣いた日もある
学校とレッスンの 両立にあきらめた日もある
だけどアンコールが どこかで聞こえた

夢は涙の先 泣き止んだ微笑みの花
頑張った蕾(つもみ)がやがて咲く
夢は涙の先 雨風に負けず信じてる
晴れた空に 祈り届くまで

死ぬ気で踊ろう! 死ぬ気で歌おう!
初心を忘れず 全力投球で! Oh!

夢は汗の中に 少しずつ咲いて行く花
その努力 決して裏切らない
夢は汗の中に 芽を出してずっと待っている
いつか きっと願い叶うまで

HKT48 1期生『初日』8周年特別記念公演 2019.11.26

https://www.youtube.com/watch?v=Fd6DbUSFjvw


だから秋元康が作詞した作品って、実は限りなく少ないと思いますけどね。

曲先が苦手で書けない。かといって詞先を書いても作曲家が嫌がって引き受けてもらえない。
そうなると、どこからか歌詞のついた曲を仕入れて来る必要に迫られる。恐らくAKBの曲の中には、コンペに送られた歌詞つきの曲を秋元康作詞であると偽ったもののみならず、秋元康が歌詞の構想だけを伝え作曲者に作詞させたものも相当数あると思います。
作曲家からしたら人の作詞を曲にするよりも、自分で作詞もした方が早いですからね。そういう取引が成り立っても不思議はない。

多分この「初日」も、そういう作品かなと思います。

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