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歌詞が書けないと苦労する

2019/04/12 01:07 投稿

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既報にあるように、wowakaさんが亡くなられました。



「裏表ラバーズ」「ローリンガール」、そしてこの「ワールズエンド・ダンスホール」に「アンハッピーリフレイン」と、ニコニコ界隈では聞いたことがない人がいないほどの大ヒット曲を数多く提供し続け、間違いなく一時代を築いた人だったと言えると思います。

ですがそんなスター的存在だった人が突然何の別れの言葉もなく旅立って行った。一説には自殺とも言われていますけど、もしかすると音楽に向き合っていく中で、深い悩みにぶつかっていたのかもしれません。



今だから正直に言いますが、自分は彼がメジャーで成功するとは思わなかったです。
というのも彼の音楽は器楽曲なんですわ。インストゥルメンタル。つまり多くのボカロ作家が人が歌うことを前提としたり、あるいは初音ミク他ボーカロイドを人に見立てて曲を書いていた中で、彼はボーカロイドを楽器として使って、曲とのハーモニー、心地良さを楽しむというコンセプトでやっていた(ように見えた)。

ヒトリエ 『SLEEPWALK』 / HITORIE - SLEEPWALK

https://www.youtube.com/watch?v=vZQsQRLEyVQ

でもそれではきっとメジャーではやっていかれんのですわ。ニコニコのようなお子ちゃま連中ならばともかくとして、メジャーシーンで毎日汗水垂らして働いている真っ当な大人達を相手に歌を届けないといけないという中においては、彼の音楽は深みがないし軽すぎたように思います。

具体的に言うなら歌詞の作品性が足りなかった。反論はあるとは思いますけど、自分は曲の要素って9割ぐらいが歌詞だと思っています。そして作曲は2%、編曲は8%で、重要度においては作詞の足元にも及ばない。

ヒトリエ 『青』 / HITORIE - Ao

https://www.youtube.com/watch?v=xS67fu0QchQ

ぶっちゃけ作曲なんて誰でも出来るんですわ。ドレミファソラシドの8音階しかないし、良い曲を作るためのセオリーや理論なんてものもある。更には自動作曲なんていうように、今ではコンピューターに作曲させることも出来るようになっている。

でも作詞はそうはいかない。曲の構成を考えて言葉を考えたり、メロディーの音階に合わせて歌詞を選んだりすることは誰にでも出来ることではないし、何より聞いている人の共感を誘う歌詞を作ることは、どうしても人間のセンスに依存するものが大きい。だから曲で一番大事な部分は歌詞だと自分は思っているんですけど、残念ながらwowakaさんはそういう心を打つ歌詞は作れなかったのかなと思います。

もしかするとボカロでの成功体験を引きずっていたのかもしれません。上にも書きましたがニコニコの連中相手ならメロディーだけ聞かせれば騙せるんですわ。でもメジャーシーンに行って真っ当な大人相手に音楽やろうと思ったらそれではダメで、歌や言葉で聞いてる人の心を打たないといけないし、真剣な想いを伝えないといけない。世のメジャーな人たちが愛や未来を必死になって歌って信用を作っている中、彼の音楽はちょっと軽かったように思います。

山本彩 - 1st Single「イチリンソウ」Music Video (2019.4.17 Release!!)

https://www.youtube.com/watch?v=GX63_e_grY0


これも正直に言いますけど、自分は黒うさPとwowakaとじん(自然の敵P)は、成功すると思ったことはないです。

そして似たような意味で、山本彩にも軽さというか言葉の力のなさを感じます。
前にも批評した気がするのですが、彼女の歌詞はアッサリとしていて聞く人の心に残りづらい。もしかするとアイドルという特異な環境に身を置いてたからかもしれませんが、どこか言葉に生活感がないし芸術性と言うにも中途半端で、ハケで人の心の琴線を撫でてるだけな感じがします。これも将来苦労すると思います。

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