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AIと人間

2017/06/15 02:52 投稿

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前回の続き。



ということでAIと人間の関係についてまたやっていこうか。まずはこの図を見ていただきたい。例えばこういう風に部品を作る工場があるとして、そこで労働者4人が、その部品を日々製造しているとする。なお1時間あたりの各労働者の生産個数は上の通りだ。




次に就職希望者Eがやってきたとする。この時Eの生産能力が1時間で35個とすると、部品工場が労働者を4人しか雇えない場合、一番生産性の悪いDを解雇してEを雇うのが最善の選択肢になる。この辺は特別難しいことではないよね。ごくごく当たり前のことを言っているに過ぎないんだから。


ではこの就職希望者Eを機械に置き換えてみよう。同様に部品製造工場に1時間で部品を35個作れる機械Eがやってきた場合、さっきの例と同様に一番生産性の悪いDが解雇されることになる。

ここで機械の生産というのは、機械を作った人の生産性とイコールということに気がつくだろうか。何故なら機械は人間の代わりをするために作られたものだし、人間は自分の実力以上の物を作ることは出来ないからだ。だから全身全霊を込めて機械を作った場合は、機械製作者と機械の生産性はイコールになる。

機械・人工知能・AIが奪う、なくなる職業・仕事のランキング

http://ideasity.biz/jobs-replaced-by-machie-ranking

つまり言い換えると、機械やAIとの競争というのは、それらのバックにいる製作者との戦いだということだ。なので建設業や小売行のような、生産性が低い労働者が沢山いる市場にAIや機械が押し寄せてくると、大抵の人間は製作者の生産性に勝つことができないのであっという間に職場を追われてしまうことになる。

しかし高い生産性を労働者が有している場合は、製作者の生産性に対抗し得るので、たとえ機会が来ようがAIが来ようが、職場を追われることはないと考えられる。この記事でいうと、小売店の販売員という仕事はなくなるかもしれないが、セールスマンや上級公務員の仕事がなくなるとは、ちょっと考えづらいな。

Googleの囲碁AI「AlphaGo」が19歳の最強棋士に全勝

http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1705/27/news040.html

自分の考えによれば、いくらAIが進歩したとしても、囲碁棋士や将棋棋士の職業はなくなることはないということになる。
勿論下位の棋士は消えるかもしれないけれども、上位の棋士は高度な知的労働に従事していて生産性が高いと考えられるから、AI製作者の生産性に勝つことができると考えられる。よって失職しない。

実際チェスや将棋のその後を見ていても、それが伺えるだろう。あれだけディープブルーやらponanzaにボコボコにされているにも関わらず、トップのチェスプレーヤーの収入は増えたという報告もあるし、将棋に至っては藤井聡太に代表されるように、未だに人間の棋譜、対局が注目されている。それは正にAIとの戦いとは、AI製作者との戦いに他ならないことを示しているんじゃないかな。

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