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海外進出の損得勘定

2016/10/09 18:13 投稿

コメント:1

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前回の続き。

宅配ピザが値崩れしない理由 デリバリーの人件費が高いから

http://www.news-postseven.com/archives/20131229_231430.html

比較生産費説の関係ではどう考えれば良いだろう。
前回説明したように、日本で宅配ピザが高いのはデリバリーの人件費が高いからだろう。一方アメリカではデリバリーの人件費が安いと考えられる。だからピザの価格にも格差が出る。

だから普通に考えると自動車免許を持ったアメリカ人が日本にやってきて働けば、通常よりも多い収入が得られるから、アメリカのGDPが増えそうだ。

海外でひっぱりだこの寿司職人、その現実とは?

http://www.nikkeibp.co.jp/atcl/column/15/ngg/092800004/

一方寿司職人は海外では引く手あまたで、日本で働くよりも高い給料を手にできる。だから日本が自動車免許を持ったアメリカ人の入国を認めるかわりに、日本の寿司職人のアメリカへの進出を認めれば、双方のGDPが増えてWINWINになる。これが比較生産費説の基本的な考え方にも通じる話だ。

保護主義に懸念表明=TPP重要性、ルー長官と一致-麻生財務相

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016100800177&g=eco

しかし普通に考えてみると、自分の給料が働きに比べて少ないと考えているのであれば、海外に行こうとする以前に、他の職業を選択するのが自然だろう。例えばアメリカ人がピザのデリバリーの給料が安いと思えば、スパッとそんな仕事を辞めて他の仕事を探すだろうし、日本でも寿司職人の給料が安いと思うのであれば、別の仕事を探したり他の仕事とを掛け持ちしようとするだろう。

結果給料と能力とのバランスが取れるようになるのであって、いくら人や物の行き来が自由になったところでGDPが増えることにはなららないとなるはずだ。



だから海外に行って公演することのメリットも、実はないと考えるべきじゃないのかな。
確かに海外の人から見ると日本のアーティストは価値が高く見えるので、こんな売りだし中のアーティストにも魅力的なオファーが来るはずなんだけど、でも日本のアーティスト側から見ると、高額のギャラと引き換えに、高額な機会費用が発生しているはずだ。

例えば日本のギャラが1万円で、海外で働くと10万円もらえるとする。こう見ると海外に行った方が得に見えるんだけど、でもその裏で荷造りが面倒だとか、移動が大変だとか、現地の食べ物に順応しないとか日本が恋しくなるとかの機会費用が9万円かかっているので、差し引き1万円で日本で働くのと変わらなくなっていると考えられるわけだね。

コメント

aki (著者)
No.1 (2016/10/09 20:51)
ああそっか、必ずしも機会費用が発生してるとは限らないのかな。
また書き直さないといけないか。
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