ロウランのブロマガ

真夏のゾっとする話

2018/07/30 02:40 投稿

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  • ホントは怖い銭湯

       細長い物体

あれは世間が連休の時、猛暑日が続いた日の事でした
月初めの週に西日本を中心とした広い地域に豪雨災害が発生しました
僕は当時、ちょうど仕事を辞め自堕落な生活を送っていました
そんな僕の事を見かねて両親が

「親戚の人が豪雨の影響で家を失ったのよ!あんた暇してんだから手伝いにいってきな」
僕自身もこんなんじゃダメだと丁度思って居たので必要な物資と掃除道具を車に積み込み
その親戚の方の家に行きました
「う…なんだこの匂いは、、たまらん;」
辺りには泥臭い匂いが充満しとてもじゃないけどマスク無しでは呼吸も辛い状態でした

自分で言うのも恥ずかしながら正直体力に自信の無い僕は1時間程作業しただけで
全身汗だくになりその上周囲の匂いも染みついたようでギブアップしてしまいました
「手伝ってくれてありがとね、、姉さんはホント良い孫持ったねぇ、、」
たった1時間の手伝いでこんな感謝されるとは正直思っても居ませんでした

どうせ暇だしちょいちょい手伝いにこようと心に決め、今日の所は銭湯にでも行こうと
行きつけの銭湯に行く事にしました
車で銭湯に向かう途中エアコンのせいかゾクゾクと寒気が走り
銭湯に近づくにつれエアコンから「ブブブブ」という変な音が出始めました
「古い車だし仕方ないか~、、あー新車買いたいなぁ」

諸事情により以前乗っていた車は無くなり
今は自宅にあった古い車を乗っており、変な音がするのはバッテリーが古いせいだろうと
この時は特に気にして居ませんでした…
そしてしばらく走り目的の銭湯についに到着しいつものように券売機でチケットを買い
颯爽と銭湯の中へと入っていこうとすると…背後から妙な視線を感じました

「んー?なんだ??誰か見てるのかな??」
まぁ、、、周りおじさんおばさんだらけで
こんな日中に若く見える僕が居るのが不自然だとでも思ったんだろうと
気にせず洗い場に行き体を洗っていると
(シュ…ッシュ…シュシュシュ)
何かをこするような妙な音が後ろから聞こえてきました
他のお客さんが体を洗ってるのだろうとこれもまた気にせず頭を洗いはじめると
(アア…アアアア…アアア)
あきらかに男のか細い声が聞こえてきました

ギョッとしバッと振り返るとそこには普通の人間のモノとは思えない細長い棒状の
物を握りしめながらこっちを見つめているおじさんが居ました
………
……

 
やはり一番怖いのは、、生きている人間ですね。。。

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