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x264guiEX 詳細設定の一部 編

2016/07/17 16:32 投稿

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※新仕様の実装に伴い、このような低ビットレート環境下での知識は不要になりました。新仕様への対応は 動画投稿新仕様への対応 編 を御覧ください。

記事作成にあたって参考にしたサイト
魔道学研究所 x264guiExでの詳細オプション設定について
http://es2z.blog98.fc2.com/blog-entry-85.html
こちらを参考に、ニコ動の環境に特化した検証と解説を行いました。
それほど高いビットレートを使わない動画」ではなく、「ビットレートが極度に制限される動画」であるため一部魔道学研究所の考察と反した結論を出しています。
詳細設定の中でも効果やいじり方の分かりやすい以下の4つを紹介します。検証に使ったのはTest Drive Unlimited2(TDU2)と一部レインボーシックスシージ。

①Adaptive Quantization(視覚心理適応QP)/初期値VAQ/1.0
Psy-RD(視覚心理最適化) RDO/初期値1.00
③Psy-RD(視覚心理最適化) trellis/初期値0.00
④インループデブロックフィルタ/初期値 強度0/閾値0


①AQ(推奨VAQ、0.3~1.3)「レート・QP制御」タブ
 大きくした場合ブロックノイズの発生を抑えるらしいですが、それよりも輪郭がはっきりしている部分にモスキートノイズが乗るデメリットのほうが明らかに大きい。


また大きくすると同じような色で塗りつぶした部分に色むらが出る


 一般にニコ動環境なら0.3程度に下げたほうが無難。ブロックノイズが出る場合のみ少しずつ上げていく。

②RDO(推奨0.3~1.0)「レート・QP制御」タブ

 上げるとフレーム内で重要でない部分の情報量を節約し、重要な部分に振る。ただしx264が重要と判断した部分を人間が見てどう思うかは不明。

 上図ではRDO1.0の方が木とアスファルトの描画に情報量を割いている。葉のディテールが向上し、白線のにじみも少ない。効果的にRDOが適用されているといえる。

③trellis(推奨0.0~2.0)「レート・QP制御」タブ

 数値を上げるほど、計算処理を複雑化して圧縮の精度を上げる。エンコード時間が多少伸びるが圧縮によるボケが軽減される。

 全体的に効果が出ていると思われるが、特に遠景の樹木の幹や枝のボケが2.0では小さくなっているのが顕著。エンコード時に外出するなど時間にこだわらない人は適用しておいた方が良い

④インループデブロックフィルタ 「フレーム」タブ
 -1ならシャープ化、1ならぼかしを全体的にかける

 著しくビットレートが低いためシャープ化してしまうとノイズや描画崩壊が目立つようになる。非適用か、1でぼかしをかけ、RDOやtrellisで浮いてしまう部分をなめらかに仕上げるのも良い。

以上を踏まえてTDU2では
AQ:VAQ0.3
RDO:1.0
trellis:2.0
インループデブロックフィルタ:強度1 閾値1
が最良のセッティングだと判断しました。どうなったかは分家16年7月号の21分50秒あたりから見てみて下さい。


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