サヨナラ☆タブロイド

【創作の対価、複製の代償】~いま、課金から考える~

2014/01/02 00:39 投稿

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     「払う」べきか?・・



     「払わざる」べきか?




・・それは、この私がしばし理性を休め、

桃色カレンダーに自らの身体を重ね合わせているあいだでさえ、

心の天秤を揺らす倫理的問いかけであり、

「わたしとあなた」あるいは「わたしとわたし」による没我の境地さえも、

遠く彼方からの第三者による審級の目線へと引き戻す大いなる裁きである。


・・払うべきか?

                                払わざるべきか?


理性と本性・・あるいは上半身と下半身との、どうしようもなく深い断絶を、

一足に飛び越える架け橋となり、また災禍ともなり得るこの選択は、それゆえに、

資本主義が確立して以来の、人の子に課せられた最大の命題とも言えよう。



現金掛け値なし、も今は昔。それは貨幣経済における束の間の休息にすぎず、

価格破壊から、ポイント、リース、シェア、クーポン、特典、SIM・・etcetc

善良な市民は言うに及ばず、女子供に至るまでこの混沌の渦に投げ出され、

昨日の味方は今日の敵と、信じては裏切り、また手をむすんではひらいて、

組んずほぐれつの泥沼ツイスター大運動会の相を呈している。


定価販売?

騙されちゃいけない、それは雲をつかむ話。あなたのモノじゃありません。


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時代は変わった。

ふと隣を見れば、今までもっともその方面からは縁遠いと思われた中年のオバサンが、
LINEと思しき無料ゲームを、電車の中でポチポチ?やっている。


足元に目を移せば、カノジョ持ち≒DQN?らしき中学生が、
スマホ片手に課金ゲームとやらの話をしている。


気付けば、手元に文庫本なんぞを持っているのは私一人だ。


あぁ。親に内緒でゲームボーイやらバーコードバトラーをかばんに忍ばせ、
こっそり楽しんだあの日々は、一体どこへ行ってしまったのだ?!


電車から見える窓の風景に、当時の記憶がよみがえる。


まるで実験用の小瓶に閉じ込められた邪鬼や妖精を見るような、
あの憐れみの眼差しはどこに消えたのだ?

屋内に紛れ込んだ蛾を見るような、あの白い眼はどこへ去ったのだ?



小さな液晶画面に心奪われた、黒い瞳の小さな自分は問いかける。


私は、いつから時代に取り残されてしまったのだ?!




「おとなも、こどもも、おねーさんも」と言われた時代はとうに過ぎた。


                    \何の問題も無い!世界は無事に回ってる/


この私だって、フラットでシームレスな世界に憧れていた。


\いいぞ、画面の向こう側まであと一歩だ/


けれど、彼、彼女らには伝えるべきことがあるんじゃないのか?


               \やめろ!  は関係な/


そう、世界は平らなんかじゃない


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ここであらかじめ、この記事を書くに当たり、参考にした主なサイトなどを紹介する。


「イバイ・アメストイ ゲームウォーズ 海外VS日本」
http://www.gamebusiness.jp/tag.php?tag=ゲームウォーズ+海外VS日本


「安藤武博氏のブログ“スマゲ★革命”」
http://app.famitsu.com/category/blog/sumage-revolution/


「島国大和のド畜生」http://dochikushow.blog3.fc2.com/

(出張所 http://www.4gamer.net/words/003/W00389


「ポリポリ☆クラブ」 http://poriporiclub.blogspot.jp/

(これ以外の参考記事等は、のちほど個別に紹介)


見ての通り、上記はゲーム関連のサイトで占められている。

これは「創作物のマネタイズ」および「コピーの余波」を論じるに当たり、

『ハード(モノ)・ソフト(コンテンツ)・サービス(クラウドなど)』

以上3つの要素が入り混じった媒体であるゲームは、たまたま好都合であった。

という理由によるものである。・・必ずしも、筆者の個人的な(ry


よって、ゲーム以外の創作物&複製物も、
今後はテーマに応じて扱うことをご了承頂きたい。


また、わざわざ書くほどのことではないが、上で挙げたいくつかのサイトは、
いずれも現場の一線でプレイヤーとして活躍している方々の手によるものである。

異論は認めない。


「こうしたテキストが、少し探せばタダで手に入る!」(しかも雑誌より広告色も薄い)
このご時世に、「貴様は何を広告するんだ?」というのは、甚だ尤もな疑問である。


そこで、この問いに対する以下の反論で持って、一旦この記事を締め括りたい。

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2010年12月、および2011年3月末。

久しぶりにNHKスペシャルで、あるゲーム特集が放送された。


その名も、「世界ゲーム革命」




・・あれから数年、その後に起こった変化の風は、
そうした大仰な予言さえも吹き飛ばしてしまった。


この番組の序章で紹介されたゲーム「HOMEFRONT」は、
数十億円の開発費を投じ、それだけのリアリティを追求したウォーゲームだった。


しかし現在、ゲームの開発元だったケイオス・スタジオは既に閉鎖され、
さらにその親会社であったTHQも、番組放送から一年後の2012年12月に、
2億5千万ドルの負債を背負い倒産し、その保有資産は個々に競売にかけられた。

(なお、「HOMEFRONT」の落札額は54万ドルであった)http://www.gamespark.jp/article/2013/01/24/38398.html


今からすれば、この番組を彩った華々しい未来予想の数々は、
藁にもすがる状況の裏返しだったのだろうとは思う。

しかし、数十億円の巨費までもが、我々を欺くために用意されたわけではない。



古いものは段々新しいものに置きかわり、新しいものは一瞬で過ぎ去る。


この移り変わりの激しい時代に、外野からモノを言うことは、
とおく星座の形から、その星の行く末を案じるに等しき愚行であろう。

如何にもったいぶろうと、現代の占星術はちょっとした手慰みに過ぎない。



しかし、静かに目を閉じれば、時代の荒波に翻弄された、
自分とおなじ人間の姿が思い浮かぶかもしれない。


先が見えないからこそ、自らの手を見つめ直すこともあるはずだ。


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ふりかえって、わたしはこれまで様々なものに、
お小遣いやらお年玉やらバイト代やら、親の愛やら涙やらをつぎこんだ。


カードガチャが社会問題とされて久しいが、ご多分に漏れず、
わたしもかつてカードゲームに、お小遣い一年分以上の額を注いでしまっている。


その頃は、ちょうどポケモンカードゲームが発売され始めた時期で、

○〈別にゲームボーイ版でプレイしてるだけだし〉

△〈どんなカードがあるか調べるためのカタログを買っただけだし〉

◇〈コンボを組むためにあのカードが欲しいだけだし〉

☆〈マジックとか本格的なものよりコンプリートしやすいし〉

と、見事に言い訳も進化させながら、順調にコレクターへの道を辿ったわけだ。


また、WCCF(セガのアーケード用サッカーゲーム)では、
(勝つために)ヤフオクでカードを落とすという行為にも手を染めた。

まわりがみえなくなるというのは本当だ。


だから、最近のF2W(Free to win 勝つためには金払えの基本無料ゲー)とかにも、
まったく偉そうなことは言えなかったりする。


いまの私は、昔買わなかったゲームの音楽CDを今になって買ってみたり、
自分の好きな開発元の出した基本無料ゲーに(一通りプレイし終わった後で)、
気まぐれに課金してみたりしている。


・・けれども、このあべこべの世界では、課金しないことをポリシーとして、
わざわざ丁寧に自己紹介欄に掲げていたりするプレイヤーもいるのだ。


それも否定するつもりは無いのだが、そうしたユーザーが多数派のゲームだと、
逆にお金を払ってるこっちがレジスタンスであるかのような錯覚に陥ってしまう。


その一方で、知的財産権という形無きものの権利は、
その使い道さえよくわからない方向へと日々拡張され、
私のようなネット住民の格好のネタともなっている。


まったく、世の中は平らではない。


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そりゃあ、払いたいやつが払う自由市場は、今さら否定されるべきものでない。


こっちだって、
ヒトに言われわが身を顧みるような殊勝さなど、露ほども持ち合わせていないのだ。

たとえ、未来の自分が涙ながらに訴えようが、わたしは好きなものを買うだろう。


ヘビーユーザーは何を買ってもいいし、ヘビーユーザーに何を買わせてもよい。

そして、分からず屋にはそれ相応の報いも必要だ。


たとえ引き返せぬ道でも、それを選んだプレイヤーなのだから。




しかし、自分は何を求めているのかはっきりしないユーザーも含めて、
このプレイヤーだらけの相互評価社会に放り込んでしまっていいのか?

という疑問は、それでも残る。


たとえ、自分の中に何も無くても、プレイヤーで無ければ生き残れないなら、
そうであるフリからはじめねばなるまい。それも否定しない。

それが手習いの始めと言うなら、致し方ない。

だが、仮にも危険が伴うものならば、「まず受け身から」という選択は、
手解きとして不適切ではあるまい。

腰が引けては勝負にならないが、自分から首を差し出す必要は無い。



・・言いたいことは分かる。


たしかに、中に誰もいないようなこのサツバツとした世界で、
中立なユーザー目線、第三者目線なんてものを訴えかけても、
すべては、"プレイヤー発言"として回収されるのがオチだろう。


しかし、私としては初心を忘れず、「動くものはみんな敵ダァ!」との精神に則り、
あくまで一線を踏み外した立場からの考察を心がけていくので、まずはご安心いただきたい。

ついうっかり自分の手を切り落としてしまったとしても、そこら辺はご愛嬌である。



ついでに付け加えると、そもそもプラットホームサービスという市の場そのものは、
自由市場では売られていないという論点もある。

我々は、グラディエーターの生死を左右する権利を持っているのかもしれないが、
闘技場そのものの存否を決める自由までは、一般に持ち合わせていない。

そんなわけで、その種の制限された選択についても、あわせて考えていきたい。



以上、この序文でもって、
これから数回に渡り、創作物とその複製物への対価の在り方について、
わたし自身の、いくぶんの疚しさとともに伝えられたらよいと思う。


(次回記事予定 三学期開始ぐらいに・・(願掛))


◇ーーーーーーーー<Half Price Sale Now!>ーーーーーーーーーー◇
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|と、いうわけで、まず今回は、                |
|最近私がクリスマスにプレイしたゲームを紹介したい。     |
|                              |
|「THE 浮気彼氏 ~クリスマス中止のお知らせ~」 期間中150円|
http://www.d3p.co.jp/simpleseries/page16         | 
|       (CERO B ジャンル・アドヴェンチャー)    |
|                              |
|                              |
|・・うん。タイトルと値段だけで買った。後悔はしていない。  |
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|                              |
|ゲーム内容は、彼氏の部屋をガサ入れし、彼の嘘を暴くというモノ|
 
|(ここがあの女のハウスね!)                |
|                              |
|作ったのはD3パブリッシャーで、              |
|クリスマスから冬休み終了まで半額という粋な計らいに、    |
|ついつい購入ボタンを押してしまった。            |
|                              |
|しかし、D3パブリッシャーというと、出てきた当時は、    |
|わたしも相当馬鹿にしていた記憶がある。           |
|                              |
|1000円どころか無料ゲームがここまで増えると、      |
|隔世の感を禁じえないが、明日をも知れぬこの世界で、     |
|進むべき道?を進んできたようで、ひとまず喜ばしい。     |
|                              |
|                              |
|次回もこんな形で、ちょくちょくゲーム紹介もしていく予定なので|
|これを新年の挨拶に代えて、今後もよろしくお願いしたいと思う。|
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