声劇ギルド「ZeroKelvin」

ボイスドラマ作品「棒読み彼女」 裏方のつぶやき

2014/04/10 02:28 投稿

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■MIXを担当した、さなぎさんのコメントです。

 今回「棒読み彼女」の編集を担当した、さなぎです。
 マスターの光野さんから、「棒読み彼女」の編集について夜中にツイートした文章を裏話として載せていいかと聞かれたので、「もうちょっと真面目にちゃんとした文章で書きます!」と言って、まとめ直させていただきました。

「棒読み彼女」は、台本を読んだ時と、皆さんの声をいただいた時で印象が全然違って、編集がすごく楽しかったです。
 いただいた皆さんの台詞の音源を聞いて一番最初に思ったのは、ミーちゃんの棒読みが予想のはるか上を行っているということでした(笑)。
 正直、ここまで棒読みだとは誰も思わないのではないかと……。
 そして、ミーちゃんが大袈裟なくらい棒読みで、さらに兄貴と子分が極端にガラが悪い中、コーちゃんがものっすごく良い声で真面目に愛を囁いてるのが、この掛け合いの面白いところだなあと思ったので、それを強調するような演出にしてみました。
 もうほんと、コーちゃんの台詞は、編集しながら、ちょwww 無駄にww 甘い囁きwwwと爆笑してました。
 こう、大真面目なものに対する面白さっていうのがありますよね。
 ふざけてなくて大真面目だからこそ面白い、みたいな。
 コーちゃんだけじゃなくて、そういう大真面目にやってるからこそ面白い、みたいな要素を作品全体にも生かせたらいいなと思って、色々調整していきました。


 それから、今回、台本の台詞以外に、台詞数にすると20弱くらいのガヤも渡されて(喧嘩のところと、抱き合うところアレです)、こんなにたくさんのガヤを扱うのが初めてだったのでどう割り振ったものかと頭を悩ませました。
 
 一つずつ聞いてみたんですけど、まあ、みんな(主に男性陣が)適当だったりふざけてたりで面白いことを言ってるんですよ!
 15秒くらいひたすらヒューヒュー言ってたり、闘牛の話になったり、ものっすごくどもってたり……正直な話、真面目にその場に即した野次を入れてる女性陣のありがたみを感じました(笑)。

 ただ、優先すべきはもちろん台本の台詞な訳で、全部合わせて合成した結果、ガヤ何言ってるか全然確認出来ないよね……というのレベルになり、果たして大丈夫なんだろうかと心配になりました。(マスターに確認したところ大丈夫との事で安心しました)
 ほんとに、編集中、台詞量のバランスー!!みんな祝福しすぎだよー!!となってたので。
 長々と喋ってる人達の台詞が完全に環境音レベルだったり、後ろの方ぶったぎったりでちょっと申し訳なかったです。
 それでも一応、ガヤは5パターン (右60%/右40%/中央/左40%/左60%)くらい左右の振り分けはしたんです……!
 全部中央にすると本当に訳分かんなくなるので……!!
 なので、そこも注意して聞いてみると面白いかもしれません。


 台本には最低限の指示しかなくて、演出なども全面的に任せてもらったので、結構好き勝手にさせて頂きました。
 個人的に気に入ってる演出は、兄貴が可愛い女の人を目で追う時のキラキラ音と、コーちゃんの目力と、兄貴のシックスセンスです。
 ジェットコースターの音を探すついでに色々フリー効果音サイトを漁ってた時に面白い音が見つかったので、結構過剰なくらいコメディ色を出してみました。
 兄貴のツッコミの時の音も、マスターの指摘を受けて最初より大袈裟な殴る音にして、コメディ色を前に出しています。
 個人的には最後のチーンを、もう少しリアルなお鈴のSEないかなあと思って探したのですが、なかったので現状手に入ったものを使ってます。ありそうでないものですね。


 BGMについても、過剰なデフォルメと大真面目さの対比がこの掛け合いの面白いところだと思ったので、そこを意識しました。
 特に最後の抱き合うところのBGMは、最初もっと普通のあっさりしたピアノ曲だったのですが、もっとロマンチックでドラマチックにいきたい!大真面目な恋愛ドラマみたいに!と思い、改めて探してきました。
 手持ちはほぼ自分の趣味でホラーとサスペンスと戦闘ものとバロック系のクラシック(チェンバロがテロテロいってる系)だったので……。

 BGMの対比としては、出だしの遊園地のBGM(真面目)→兄貴と子分の登場のBGM(コミカル)→コーちゃん無双(コミカル)→抱き合うところ(真面目)という感じです。
 サンプルでいただいてた前の編集されたものでは、コーちゃん無双の所はもう少しかっこいいロックだったのですが、ここは大袈裟にコミカルにた方がいいところだなと思ったので(だって現実であんな喧嘩したら係員さん来ちゃう……)、熱さはありつつもコミカルさがある曲を選びました。
 使い道なさそうだなあ、でも面白い曲だよなあと思ってDLした曲だったので、使えて非常によかったです。

 子分と兄貴の登場シーンは、一応彼等は立場的には怖い人達なので低音が利いたあわただしくない音楽を意識し、かつデコボココンビでちぐはぐなやりとりなので、そのコミカルさが出るようなものを選びました。
 出だしのBGMは、遊園地という状況説明も兼ねて某ネズミの国を意識してます。なんちゃらパレード的なアレです(笑)。
 BGMも、普段使わないようなものが使えて非常に楽しく編集させていただきました。


 ZeroKelvinでの編集は、以前「きよしこの夜」のエンディングの合唱を担当しただけだったので、この団体では初めてのボイスドラマの編集でした。
 それなりにプレッシャーもありましたが、仮完成版をチェックしてもらった時に、脚本者かつ元の台詞音源も聞いている光野さんから「超笑った」という言葉を聞けたので、ほっとしました(笑)。
 今まで歌よりボイスドラマや予告編を中心に編集してきたので、その経験を生かせたのではないかと思っています。
 皆さんに、少しでも笑っていただけるような編集になっていれば幸いです!
 どうぞお楽しみください!


■シナリオ・演技指導担当光野朝風のコメント

 ま~りんさんが棒読み初挑戦ということで「やってみないか」とお誘いしましたが、随分とご苦労されていたようです。なにせ、付きっ切りでやりましたが、どうしても感情が入ってしまい、「わからなくなってきた」と頭を悩ませておりました。本人なりに辿りついた境地があの演技となっております。格闘した末、終わったら「もう二度とやらない」と言っておりました。本当にお疲れ様でした。
 彼氏役の酔うて候さんは今回はまとまったセリフ量で出演してもらいました。前回のクリスマスのときはちょこっとしか出てこなかったのですが、今回は彼のいい声がふんだんに使われており、技ありの一品となりました。
 ロンソンさんとGzさんの対照的な掛け合い、2人とも随分とオーバーに演じてくださって、作品全体を盛り上げるいい要素になっております。ノリノリの役をやらせたら天下一品ロンソンさん。そして前回のクリスマスの好青年役から一変して軽々しいチンピラ役を演じてくださったGzさん。2人ともありがとうございました。
 そしてMIXを担当してくださったさなぎさん。この方の手腕で、とてもよい作品に仕上がりました。細かなところまで効果音を入れてくださり、聞けば聞くほど発見がある作品になっております。何度聞いても面白い。そういうの大事ですよね。
 今回シナリオを書いて、ここまで面白くしていただいたのは参加してくださった皆様のおかげです。本当にありがとうございました。
 この作品を聞いてくださった皆様も、同じように笑ってくださればと願ってやみません。
 動画発表としては初のコメディですが、お楽しみいただければ幸いです。

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