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Kritaガイド@ Niconico 1.2 Kritaと他の描画ツールとの比較

2016/07/20 19:06 投稿

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まあ説明されてもやっぱりKritaで何ができるかよくわからないという人はいるでしょう。ではそのような人のために他の描画ツールとの比較からKritaについて迫っていきましょう。

1.2 Kritaと他の描画ツールとの比較

PCで絵を描くならPainterかPhotoshopという時代や、SAIしか手の届く価格のツールがないという時代と比べ、今はペイントツールにも様々な選択肢が生まれています。もちろんKritaもその選択肢の一つです。今回は他のペイントツールとKritaを比較することでKritaの強みや弱点について解説していきましょう。

1.2.1 有償描画ツール

Kritaは有償描画ツールに対しては当然無料であるというアドバンテージを持っています。「しかし無料ツールより有償ツールの方が質がいいのではないだろうか。無料ツールには何か変なウィルスとかを入れてある等の裏があるのではないか」と考える注意深い人もいるかもしれませんが、一概に有償ツールの方が無料ツールより質がいいというわけでもありません。1.3で後述しますが、無料ツールというより開発の方針上無料で配布せざるを得ないKritaの場合、あまりこれは当てはまらないでしょう。

1.2.1.1 Paint Tool SAI

日本生まれのソフトであり、当時圧倒的にリーズナブルな価格と必要十分で洗練された機能でデジタルでのお絵描きを一気にポピュラーなものにした偉大なペイントツールです。現在でも根強い人気を誇っています。事実Kritaもその開発においてSAIの影響を受けています(後述しますが、KritaにはデフォルトでSAI準拠のショートカット設定が用意されています。)

Paint Tool SAIがKritaに勝っている点は以下のところがあるでしょう。

軽さ
Paint Tool SAIはそのミニマルな設計から機能重視のKritaに対してパフォーマンスでのアドバンテージを持ちます。
ベクター機能の扱いやすさ
Paint Tool SAIは独自の簡潔で絵を描くために必要十分なベクター機能(線入れレイヤー)を持ちます。対してKritaのベクターは同じく独自規格ながら非常に扱いづらいものです。
ユーザー人口の多さ
SAIは未だに大きなユーザー人口を保持しており、何かわからないことがあっても探したり訊いたりすればまず答えが見つかります。対して未だにユーザー人口がかなり少ないKritaではあまりそのようなことは期待できません。

これだけ…?と思われる方もいるかもしれません。しかし事実としてそうなのです。KritaがSAIに勝っているところを見ればその理由ははっきりします。

開発力
Kritaの機能がSAIをほぼすべての点で上回っている原因、というよりそもそも一時期圧倒的覇権を築いていたSAIが今や時代遅れのツールと化しつつある原因こそがSAIの開発力の弱さです。
SAIは事実上たった一人の開発者によって開発されています。彼がユーザーと積極的に交流しながら調子よく開発を進めていた時期はよかったのですが、彼がスランプに陥るとSAIの開発は当然停止し、それだけならまだよかったのですが3年以上に渡って完全に開発が停止したのです。それを含めた開発停滞期にSAIの設計思想を取り入れた後進ツールが多数登場したことにより、SAIはそのアドバンテージを大きく損ないました。
一方Kritaも開発初期には1年近く完全に開発が放棄された時期もありましたが、オープンソースという開発方式から常に後を継ぐ者が表れ、時に細々とではありますがほぼ常に開発は続けられていました(詳しくは1.3にて後述)SAIとKritaの開発力の差はまさに少人数でのクローズドソースでの商業目的の開発よりオープンソースでの開発の方が開発効率がよくなる典型的な例と言えるでしょう。
近年SAIの開発は再び活発化していますが、それ以上に近年Kritaの開発は爆発的に加速しています。どこまでいっても開発者一人が開発をやめてしまえば開発が停止してしまうSAIに比べ、オープンソースゆえやる気がある人なら誰もが開発に参加できるKritaの方がその未来も圧倒的に明るいといえます。
ブラシ機能
Kritaのブラシ機能はSAIではなく、より高機能のCorel Painterを基にして開発されたため、SAIに対して圧倒的な機能の優勢を誇ります。手ブレ補正についても、SAIを基にした手ブレ補正機能が実装されています。
フィルタ機能
ペイントツールとしての最低限の機能しか持たないSAIのフィルタに比べ、Kritaのフィルタ機能は圧倒的に優勢です。これはKritaが本来ペイントツールではなくレタッチツールとして開発されていたことにも由来します。
変形機能
変形機能においてもKritaはSAIを圧倒します。変形マスクでの非破壊変形ができることも大きいです。
補助線機能
Kritaがパース定規等の補助線機能を持つのに比べ、SAIにはそのような機能がありません。

SAIが非常に洗練されたツールであることは事実ですが、今の時代においてSAIははっきり言ってあまりお勧めできない選択肢と言えます。少なくともSAIを購入する前にKritaを試してみる価値は間違いなくあるでしょう。

1.2.1.2 Clip Studio Paint

SAIの開発が停滞した時期に、SAIの洗練されたシステムを全面的に取り入れかつ様々な高度な機能を実装したことにより、現在SAIに代わって覇権を握ろうとしてるペイントツールです。Krita開発もClip Studio Paintのことはちゃんと認識しています。

Clip Studio PaintがKritaに勝っているところとしてはおそらく以下の点があげられます。

テキスト機能
Kritaのテキスト機能は、あるという点ではSAIよりましですが、機能においても使い勝手においても酷い代物で、とりわけ縦書きができないという点は日本人が使用する上ではかなり致命的です。その点、国産ソフトであるClip Studio Paintは縦書き等を含めたかなり充実したテキスト機能を持っています。
ベクター機能
Clip Studio PaintはSAIから引き継いで発展させたスマートで高機能なベクター機能を持っています。対してKritaのベクター機能は、純粋な機能面ではそこそこではあるものの、使い勝手の点では最悪に近いものがあります。
漫画用機能
Kritaにはコマ割り等の機能がなく、自分でコマを描くしかありません。対してClip Studio Paintはコマ割り機能・ページ管理機能等、実際に漫画を描くのに便利な様々な機能を持っています。
3Dモデル取り込み
Clip Studio Paintは3Dモデルを取り込んでガイドなどとして使用することができます。KritaもBlender等と連携すれば似たようなことが可能ですが、そのような機能自体は存在しません。

対してKritaがClip Studio Paintに勝っているところとしては以下の点があげられるでしょう。

ブラシ機能
判断が難しいところではありますが、ブラシ機能全般は総合としてみればKritaの方がClip Studio Paintより自由度が高く、高機能と言えるでしょう。
変形機能
変形機能についてはケージ変形やゆがみ変形をもつKritaの方に軍配が上がります。
フィルタ機能
フィルタについてもClip Studio PaintよりKritaの方が高機能です。
より直感的なアニメーション作成機能
Clip Studio Paintがアニメーション製作機能を実装していることは有名ですが、実はKritaも機能的にはほぼ同等のアニメーション製作機能を実装しています。しかしその使い勝手においてはClip Studio Paintが初見では扱えないほど難解なシステムを持つ一方、KritaはFlash準拠の直感的なシステム(動画編集ソフトを触ったことがある人ならまず何も説明を読まずに使えるはずです)を持っており、その点ではKritaが勝っていると言えます。
カラーマネジメント(CMYK)
Kritaはレタッチツール並の高度なカラーマネジメントを持っていますが、Clip Studio Paintにはカラーマネジメントが実装されていません。というよりSAIを含むほとんどのペイントツールはカラーマネジメント機能を備えておらず(例外はCorel Painter)Kritaが例外的なのだと言えます。このためKritaがカラーマネジメントに基づいた正確なCMYK変換を行えるのに対し、カラーマネジメントのないClip Studio PaintのCMYK変換は劣悪そのものです。

結論から言うと、総合してKritaよりClip Studio Paintの方が機能的には勝るが、特にイラストを描く用途においては、両者の間にClip Studio Paintの金額分の機能差があるか、わざわざKritaを使うのではなくClip Studio Paintを購入する意味があるのかと言われると結構微妙なラインなのではないかということが言えるでしょう。

そもそもKritaとClip Studio Paintはおそらく互いに一番似たペイントツールなのではないかと考えられます。Clip Studio Paintで出来ることはだいたいKritaでもできますし、Kritaで出来ることもだいたいはClip Studio Paintでもできます。これは両者がPhotoshop等のレタッチツール等の支援を得ずに自分自身でデジタルイラスト作成の全ての工程を完結できることを目指したペイントツールだからなのでしょう。

ともあれ、特にイラストを描きたい人については、Clip Studio Paintを使うならまずその前にKritaを試す価値はあると言えます。

1.2.1.3 Adobe Photoshop

皆さんご存知、世界最大のソフトウェア開発会社Adobe社の虎の子ソフトであるPhotoshopです。さて、KritaがPhotoshopに勝っている点は以下の通りです。

ブラシ機能
双方ともにブラシ機能はだいたい同程度なのですが、致命的なこととしてPhotoshopにはなぜかペンの手ブレ補正がありません。線画などはかなり困難なのでPhotoshopだと厚塗り絵しか描きようがないという事例も頻繁に見られます。ブラシに関してはKritaの方がはるかにやりやすいでしょう。

で、PhotoshopがKritaに勝っている点は以下の通りです。

残り全部

総合して言えば、Photoshopをお絵かき用に使っている人にとってはKritaはかなり良好な移住候補地ですが、レタッチ用途で使っている人にはまず明らかに機能的に不足があると言えるでしょう。

Kritaを「フリーのPhotoshop」「Photoshopの代替ソフト」などと言っている人たちもいますが、残念ながらこれが現実です。世界最大のソフトウェア企業が出しているアプリケーションがボランティアの作ったアプリケーションに機能的に劣るなどという事態はまずあり得ないですし、あり得たらそれはその企業側の怠慢以外の何物でもないでしょう。

そもそも、Kritaが絵を描くことを目的とするペイントツールなのに対して、Photoshopは名前の通り、写真などの画像を加工することを目的とするレタッチツールであり、Photoshopのブラシ機能にある弱点はこの種のソフトとしてある程度当然のものでしょう。どっちにせよ、KritaはPhotoshopの代替にはなれませんし、Kritaの方からしてもその気はないのです。

1.2.1.4 Corel Painter

ペイントツールの中でも最も初期からあったものの一つで、極早い時期から様々な画期的な機能を実装し、SAI登場以前まではデジタルでのお絵描きのほぼ唯一解だったペイントツールです。Kritaが目標としたペイントツールであり、様々な箇所にPainterの強い影響が表れています。

Corel PainterがKritaに勝っている点は以下の通りです。

ブラシ機能
ペイントツールとして最も重要な部分であり、そしてCorel Painterが最も優れる機能です。KritaがCorel Painterの中で最も模範としている部分であり、Kritaのブラシ機能は比較的高機能ですがCorel Painterには未だに全く太刀打ちできていません。というかそもそも他のペイントツールでブラシ機能でCorel Painterを超越するものがこれから現れるとは思えません。
ミキサー
Corel Painterにあるような色を混ぜて新しい色を作る機能がKritaにはやや欠けています。

対してKritaがCorel Painterに勝っている点は以下の通りです。

変形機能
変形機能ではCorel PainterよりKritaの方が優秀です。
レイヤー機能
Corel Painterにはなぜかレイヤークリッピングが存在しません。Kritaには同じ役割を持つアルファを継承機能があります。
フィルタ機能
Corel Painterには通常の意味でのフィルタ機能が存在していません。
開発力
開発者が少ないために開発力が弱いSAIと比べ、Corel PainterはCorelという大企業を開発元に持ったことで開発が迷走しています。Corel社の他の製品の状況を見ても明らかにCorelに問題がある可能性が高いです。そもそもCorelは業績回復のためにPainterを買収したのであり、それにもかかわらず未だ依然業績不振、2012年には格付けをCCC+に下げられる等、優良企業とは程遠い状態です(ちなみにAdobeの格付けはA+)
Painterに関しては、重大な問題点となる箇所が数年間も放置されていたり、変な機能追加が行われたり等の問題が起こっており、Corelの上記の状態を見てもあまり明るい未来が見えてきません。Kritaはその気になれば自分で気に食わないところを直せる等、どこまでいっても最悪の未来とはならないのがいいところです。
重い
特に高機能ブラシはかなりのマシンパワーを要求します(ただしやってることに対しては相対的にかなり高パフォーマンスであることも事実でしょう)Kritaはそこまで最悪の事態になるほど凄いブラシというのは今のところありません。

総合としては、Painterを使いこなしている人にとってKritaはCorel Painterの代替になるようなものではないが、取っつきやすいのはCorel Painterよりは圧倒的にKritaという感じでしょう。Corel Painterが高機能ながら強烈に尖ったペイントツールであるのに対し、Corel Painterを模範としたKritaはむしろ総合的なバランス型で、結果としてはむしろClip Studio Paintに似たペイントツールになったのは興味深いことではあります。

1.2.2 無償描画ツール

近年では無償描画ツールでも有力なペイントツールが出てきたのは喜ばしいことです、当然Kritaもその中の一つでもあります。

1.2.2.1 Medibang Paint Pro/FireAlpaca

近年急速に勃興してきた無償ペイントツールです。Pixivと電子出版サービスが合体したようなサイトMedibang!を運営しているMedibang社が当サイトへの投稿用ツールとして開発しています。Medibang Paint Proは漫画向け、FireAlpacaはイラスト向けに開発されています。

Medibang Paint Pro/FireAlpacaがKritaに勝っている点は以下の通りです。

軽さ
簡潔さを第一に設計されているため、パフォーマンスが軽快で、UIも簡潔なものです。Kritaは高機能故良くも悪くも複雑なツールです。
テキスト機能
無料であるにもかかわらずMedibang Paint Pro・FireAlpacaは共にかなり高度なテキスト機能を持っています。対するKritaのテキスト機能はあるだけSAIよりはましという程度のものでしかありません。
漫画用機能
Medibang Paint Proにはコマ割り機能が搭載されています。これはフリーツールであることを考えれば驚異的なものです。一方Kritaではコマ割りは自分で描いて何とかするしかありません。
クラウド機能
Medibang Paint Proにはクラウド機能が備わっています。Medibang Paint Proが商用目的で配布されていることを思い出させる機能であり、そんな金がないKritaには真似しようのない機能です。

KritaがMedibang Paint Pro/FireAlpacaに勝っている点は以下の通りです。

ブラシ機能
Medibang Paint Pro/FireAlpacaのブラシ機能はKritaのブラシ機能の自由度の高さに全く太刀打ちできるものではありません。
選択・変形機能
選択・変形機能においてもKritaはMedibang Paint Pro/FireAlpacaを圧倒します。
レイヤー・マスク機能
当然レイヤー・マスク機能もKritaが圧倒的です。
フィルタ機能
レタッチツールのようなフィルタを持っているKritaがMedibang Paint Pro/FireAlpacaを圧倒するのはまあ仕方ないでしょう。
ベクター機能
Medibang Paint Pro/FireAlpacaにはベクター機能がありません。まあKritaのも「あるだけまし」程度のものでしかありませんが…

結論から言えば、漫画を描くならMedibang Paint Proが勝り、イラストを描くなら純粋な機能面ではKritaがMedibang Paint Pro・FireAlpacaの両者に勝ると言えるでしょう。双方ともに得意不得意がはっきりしているため、漫画はMedibang Paint Pro、イラストはKritaという使い分けも考えられ、そうすれば無料ソフトでClip Studio Paintとも遜色ない作業環境を構築することが可能です。

1.2.2.2 GIMP

長らくレタッチを行うツールとしては最強という評判をほしいままにしてきた描画ツールです。忘れられがちですが、Kritaは本来Linux向けアプリであるため、その最大のライバルは常にPhotoshopではなくGIMPでした。Kritaの初期の開発は、まさにGIMPに対して自らの存在意義を確保するための戦いと言えるものでした。

GIMPがKritaに勝っている点は以下の通りです。

フィルタ機能
Kritaのフィルタ機能はペイントツールにしては強力ですが、やはりレタッチツールであるGIMPのフィルタ機能はKritaのそれを大きく上回っています。
選択機能
Kritaの選択機能もペイントツールにしては十分強力ですが、こちらもレタッチツールであるGIMPの方が上です。
テキスト機能
双方ともにテキストツールを持っていますが、GIMPの方が使い勝手も機能も上です。
スクリプト機能
GIMPにはスクリプト機能が備わっていますが、Kritaにそのような機能はありません。
ユーザー人口
長らく上のような地位を保っていたため、ユーザー人口も非常に多いです。対するKritaはようやく最近名前が売れてきたという状態です。

対してKritaがGIMPに勝っている点は以下の通りです。

ブラシ機能
GIMPにもブラシ機能はあるものの、ペイントツールとして進化してきたKritaの方にやはり軍配が上がります。
キャンバス操作
GIMPではキャンバスの表示を回転させることがいまだにできません。かなりイラストを描きたい場合には辛い仕様です。その他のキャンバス操作でもKritaがGIMPを圧倒していると言っていいでしょう。
マスク機能
Kritaはマスク機能により透過・フィルタ・選択・変形を非破壊的に行うことが可能ですが、GIMPにはその機能が欠落しています。おそらくGIMPの純機能的な最大の致命的な欠点でしょう。
UIの使いやすさ
GIMPはそのUIの使いづらさで悪名高いツールです。一方それに比べればKritaはかなり簡潔にわかりやすくまとまっていると言えます。
開発力
おそらくGIMPの最大の欠点がここにあります。GIMPはその初期ならば当時としてはかなり高機能と言えるツールでしたが、2007年以降開発はほぼ完全に停滞し、そこから現在に至るまで9年近くろくな進歩をしていません。当然ユーザーの要望も殆ど反映されなくなっています。
GIMPをしばしば「Gimp Is More than Photoshop」の略だなどと真面目な顔でのたまっているGIMPユーザーをときどき見かけますが、9年近くろくな進化をしていないGIMPが豊富な資本で着実な開発を行っているPhotoshopに勝っているなど明らかにバカらしい考えです。「GIve Me Photoshop」の略だという皮肉の方がまだあっているでしょう。
これはLinuxの少ないリソースを一極集中させるやり方が寡占とツール間の競争の喪失による開発の停滞を招いてしまったある意味最悪のケースの一つと言えるでしょう。
それに比べKritaは近年開発速度を爆発的に上昇させており、またユーザーと開発の交流も盛んです。KritaがGIMPのライバルとなることでGIMP復活のキーになるか、単にKritaがGIMPからユーザーを奪い尽くす結果に終わるかはまだわからないでしょう。

総合して言えば、絵を描くならKritaが圧倒的に勝る、レタッチをやるならGIMP以外の選択肢を取れない場合がありうるという感じでしょうか。しかし上記に示したようにGIMPにこれから未来があるかと言われるとかなり疑問符が付きます。GIMPに愛想を尽かした開発者がKritaにレタッチ系の機能を実装し、GIMPの存在意義を完全に奪い去るという可能性も考えられます。まだ未来は不透明です。


コメント

mr.yoda
No.1 (2017/10/29 16:54)
読んでて面白い
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