おこめ式自動車工房

【チェイサーDIY】俺のツアラーV⑮ ピロテンションロッドへ交換とその意図を

2018/06/09 19:39 投稿

コメント:2

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(このブロマガは元自動車整備工/民間車検業であり国家資格二級自動車整備士持ちの解体屋のおっさんが私用で独断と偏見に基づく車いじりをしている様をお届けしています。絶対に真似をしないでください)



梅雨がきたけど真夏日とか、翌日は雨で震える寒さとか…暑かったり雨だったりで外仕事の僕は帰宅後毎日こんな感じになってます。
おこめです。ご無沙汰してます。

さて今日は先日購入したまま個人的な休みが取れず作業できていなかった足回りに着手していきます。


SKID racingのピロボール調整式テンションロッドです。いずれやる切れ角アップも見据えた部品チョイスであり、嫁も僕もSKIDさんにはとある事情でお世話になっているため迷うことなくこれを選んだわけであります。詳しくは第12回「オイルクーラーをつける~苦戦編~」をご覧ください。
以前はここで一斉に強化タイロッドと社外ナックルもやるつもりでいたんですが、作業日に同僚の車の中古新規車検の整備をしなくてはならなかったので作業時間が足りないのと、オイル漏れ事件以来自分の車をドカンと改造することに軽いトラウマを覚えてしまったため、まずはテンションロッド交換とトー調整を1回やって、ある程度普段使いで様子を見てから切れ角アップに挑戦しようと思います…



フロントバンパーを外して、まずは現状のトーを測定。
公認車検時に知人にサイドスリップを0に合わせてもらってたのでズレてなければ今回測定してもピッタリ0になるはずということで





今後も自分でやりますし、いずれ競技や走行会でも使う予定なので某社の一人で現場で出来る簡易アライメントテスターを購入しました。というかだいぶ前に嫁に購入してもらってました。

ホンマ我が家のクルマいじりは嫁がおらんとどうにもならん…さっきのテンションロッドは今年の僕の誕生日プレゼントです。毎年何らかの記念に車のパーツが贈られてきます…

僕のメインスポンサーは嫁です。(笑)

おいといて。

車の状態は以前トー調整をしてもらってて0になってることが分かっているため、この測定ツールでどれだけ誤差があるのかをまず測定してみてます。結果…このような簡易的な測定機でも十分に機能していることがわかります。画像を縮小しているので分かりにくいですが前後のタイヤ面での誤差は(精度的なガタつきなどを考慮して)ほぼピッタリ0になりました。


ノーマルのテンションロッド。会社で簡単に手に入る110系純正流用でもよかったのですが…

・今後切れ角アップを予定している
・現状ロアーアームを延長モノに交換する予定がない
・苦肉の策としてロアーアームを取り付け部で最大限外側に伸ばしている
のような状況で、実は純正系のテンションロッドだと長さが足りません。某自動車屋さんも仰ってますが純正ロアーアームを取り付け部で広げて純正テンションロッドのままですとこの車フロントタイヤが後ろに寄っててしまい、ただでさえ少ないキャスター角が更に立ってしまうのでセルフステアがかなり弱くなります

シルビアなどの日産車とトヨタのセダンを乗り比べるとはっきり解るのですが、トヨタのセダンは基本的にセルフステアがかなり弱いです。
どういうことかというと、カーブを曲がっている時や駐車するときなどにハンドルが切れている状態でハンドルから手を放して車を前後させると、ハンドルが車の進行方向に勝手に戻りますよね?その強さです。古めの軽自動車なんかだとはっきり解るのですが手をパッと離すだけでぐるんとハンドルが戻って進行方向に向く車はセルフステアが強く、ゆっくりと戻る、場合によっては手を添えて少し戻す動作をしないとスパッと戻らないものは弱いわけです。

僕のクルマはロアーアームを広げる調整をしていたのでフロントタイヤが後退し、ノーマルでもあまり強くないセルフステアが更に弱くなっていたということです。
ドリフトさせるならセルフステアが強いほうが楽らしいです。
そのために某自動車屋さんはナックルをオフセットさせてキャスターを寝かせ強制的にセルフステアを強化する100系用ナックルを売ってます。

ちなみに我が家にはチェイサーの他にジムニーしかなく、ジムニーはボールナット式ステアリング。トラックと同じ足回りでセルフステアは非常に弱いので…ぶっちゃけ知り合いに言われるまでチェイサーのセルフステアが弱いことを気にしていませんでした(苦笑)



左は写真を撮り忘れたので右で説明。
まずは純正テンションロッドを外します。キャリパーを取りボディー側のブラケットを外してテンションロッドを取り出します。


こちらに交換するのですが、走行中に緩むのを恐れて今回はちゃんとロックタイトを使用。24hで硬化する弱タイプで充分です。ねじ部を緩めて引き出しておき、塗布してから戻しておきます、最終的な調整は取り付け後。



ロアーアーム取り付け部もロックタイト。こちら側は締めきりですし相当トルクをかけるので必要ない気もしますが安心のために。



さぁ戻すぞ、と思ったけど入らない!!!
元々ボディー側は突き出したカラーにピロボールを差し込んでブラケットごと共締めするので位置に逃げがなく、ロアーアーム側はサスペンションブラケットの穴に対してSKIDのロッドが肉盛りでメッチャ補強してあるためクリアランスがなさすぎる。タイロッドエンドを外して入らず、フロントショックの下のボルトを抜いて入らず、ロアーアームの付け根の調整ボルトを外しても入らず…切れ角アップのために逃げて曲がっているロッドがこれでもかと邪魔でここを入れるために1時間くらい悪戦苦闘しました。

やってて思ったんですが僕の車たしか右前修復してる跡があった気がするのでそのせいで余計に余裕がないのかもしれません。左はそこまで苦戦しなかったし…

無理やりボディー側を通すと今度はロアーアーム下側の2本の穴位置が出ず、困った挙句にロアーアームを一度外してSKIDのロッドを仮組してから強引にロアーアームを戻しました。

そこが組みあがってるとそんなに苦も無く入るのな……




入ったァァァ!ウオオオ!!
って言ってるとこを嫁が撮った写真。



小ネタ。
サスペンションとスタビリンクを外すとツアラーの巨大なブレーキは自重で下がり持ち上げるのも困難なので下からパンタジャッキで上げると手回しで位置調整が出来るので楽ちん。



これが作業前。
メジャーで目分量の測定ですがやらないよりはマシ。
先端はフロントハブの中心に合わせてありますがフェンダーもサイドステップもコピーエアロのとっても良いものとは言い難いやつなので左右差も取り付けもなかなか酷いですが、遠くからみると綺麗なのであんまり気にしてません。(笑)あくまでも目安です


交換後。
いい感じ(?)にヒビワレが目盛りになっているのでここで測ります。
最終的に左右ともタイヤを空車(リフトアップ時)で6.5mm程度前に出しました。この値は暫定で走らせてみておかしければ調整します。某自動車屋さんは5mm強下がると言っていたので様子見で。右も同じように6.5mm調整します。

ていうか純正テンションロッドを外した時に自重でフロントハブが前に動いたので元々正しい位置はそっちなんだなぁ、と。


テンションロッドを交換してタイヤを前に出す調整をしたので最終的にトーを測定。
作業前は0でしたが、作業後はタイヤが前に出たことがどう作用するのか知らなかったのでおそるおそる測定したところ…前後差はイン2mm弱でした。サイドスリップ的にもぜんぜん誤差というかほぼ0ですね。当面はこのまま様子見で乗ります。
もっとネガキャンをつけるようになったらコースにもよりますがアウト調整のほうが良いらしい。そのへんはあたまでっかちにならず実際走ってみないことには判らない!!

帰り道には確かにセルフステアが戻ってるのを確認できてにんまりでした。
ううむ車いじりとはかくも面白く難しい。

今回はここまで。


コメント

栃木の水銀党員
No.1 (2018/07/04 22:30)
なんでだろう、車種とやりたい方向性が似ていると価値観が似てきますネー!不思議!
RiseupPlus (著者)
No.2 (2018/07/05 17:57)
>>1 栃木の水銀党員さま
いつもどうもです先輩。今年こそはデフを自宅で組もうととうとう自宅前に工房まで作り出したおじさんです。今年の夏こそ練習デビューしたいとこですが流石にデフ玉は新品を買おうと貯金中です…手持ちでまだ施工してないやつがまだまだあるのでのんびりと更新していきますので何卒よろしくお願いします。いつかどっかのコースでお会いできるといいですね!(笑)
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