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【デレマス小説】ココロの配達員 第三章「都会の公園を走るリスさんのように」

2021/04/03 18:00 投稿

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白山羊の配達員が言うには、「ココロ」という物を対象の人たちに届けるのが仕事らしい。
辛かったり,苦しかったり,落ち込んでいたり,どうしようもなくて泣いていたり。
そんな心が寂しくなってしまった人たちの心を温かくするべく、「ココロ」を届けて癒すため、世界中をあちこち飛び回っているんだとか。

「今日はまだ届けなくちゃならない人たちがいるので、これにて失礼します。」
「も、もう行ってしまうのですか?」
「ええ。これが私の仕事ですから。」

仕事とはいえ、私の心を癒してくれたのだから、何かお礼が出来ないかな。
乃々がそう思っていると、ふとある事をひらめいた。

「あ、あの、もし良ければ、森久保も一緒にいいですか…?」
「…?私と一緒に行きたいと?」
「そ、その…何もお礼が出来ないのは嫌なので、行く先々で何か出来る事があれば…」

配達員は口元に手を当てて、少し考えていた。
やっぱり出過ぎたことだし、迷惑だっただろうか。
俯きそうになる乃々に、配達員はニッコリと笑って言った。

「では、今日だけ特別に。私と一緒に「ココロ」を届けに参りましょう!」

そう言って、乃々の手を取り、二人はさっと空へ舞い上がった。

仕事もプライベートも上手く行かずに、落ち込んでいるOL。
何をやってもドジをやらかして、しょんぼりしている巫女。
自信が持てなくて引っ込み思案な、カエルとクローバーが好きな女の子。
他人とのコミュニケーションに悩み続ける、二色髪の女性。
お気に入りの本が買えず、泣き喚いている事務員。

様々な場所を駆け巡って、二人は「ココロ」を届けた。
その度に、受け取った人の笑顔を見届けて、一緒に笑いあった。

しかし、最後の1つを届けようとした時、白山羊の配達員に異変が起きた。

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