かつて『先週のテンニコマス』と呼ばれたブログの息子の帰還

日本語の「歌詞が好きな曲10選」に乗っかってみました

2013/09/17 02:47 投稿

コメント:20

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  • アイドルマスター
techno_m@ster:【アニメ】アイドルマスター / 電気グルーヴ B.B.E.
 前回「ぷちニコマス10選」を書いて気づいてみたら閲覧数200を突破しておりました。有難うございます。自分で書いててニッチなことやってるなー、と思ってたんですが、やはりやればそれだけ受け取っていただける、ということで、こりゃもう皆でどんどん自分なりの10選20選をやれば面白いんじゃないかな?(いわゆるチャート誌に載ってるさまざまなジャンルのランキングみたいに)・・・などと思ってた矢先、こんな突発企画を知りまして。こりゃ面白い、てんでツイッタに挙げてたんですが、これが思いのほか時間かかって自分でも吃驚・・・なので、ブロマガでもやってみようかなー、といきなり枕が長いよ先ずはレギュレーション!

<基本レギュレーション>
・曲ではなく、あくまでも「歌詞」で選ぶこと
(ただし、好きでもない曲から歌詞だけで選べる人はそういないと思うので、細かいことは言いっこなし)
・洋楽、邦楽、演歌、民謡、その他外国曲、歌詞がある曲なら何でもアリ
・1アーティストにつき何曲でもOK
・「特に好きな歌詞」を必ず抜粋すること
・歌詞に対するコメントは各自ご自由に(無理に書かなくてもよい)
・動画引用などは各自にお任せ(真っ黒ですからね……)
・投稿したらTwitterハッシュタグ「#kashi10」を記載してつぶやくこと

 でもってこれに個人的縛りとして「日本語の歌詞」と「初めて聞いた順」を加えました。そしたらひとつ大好きなのを入れ忘れたのでここの冒頭で補完。東京タワーに光子力ビーム!

01.「ウルトラマンタロウ」武村太郎(歌詞:阿久悠)

「空を見ろ星を見ろ宇宙を見ろ/彼方から迫り来る赤い火を」
 ピンクレディーから石川さゆりからジュリーからマッハバロンまで、全盛期阿久悠のとんでもない凄さは世代的にも心底承知してましたが、久々にこれの「歌だけ」聴いていて、そのド直球なフレーズの一撃に完敗。まさに底無しの底知れず感を思い知り戦慄。

02.「ホンダラ行進曲」ハナ肇とクレイジーキャッツ(歌詞:青島幸男)

「あれをやってもホンダラダホイホイ/これをやってもホンダラダホイホイ/やってもやってもホンダラホダラダホイホイ」
 ああこれ歌詞全部転記して教科書に載せたい!(無理です)忘れもしない中学二年の頃、深夜ラジオで偶然流れたのがこれでして。イントロを聞いた瞬間、目の前の時空が歪んだことを今でも覚えています。ちなみに廻してたディスクジョッキーの名は大瀧詠一。その大瀧師匠にして「ピラミッド以上の謎」と言わしめた無意識過剰ナンセンスの極北。アヴァンギャルドの果ての碧天の如し名曲。

03.「趣味趣味音楽」大滝詠一(歌詞:大瀧詠一)

人の好みは十人十色/あのこ、あゝ云うこのこ、こう云う/他人と意見が違っても/めくじら立てず潮吹かず/我が道行けドンドン
 その大瀧師匠が『ロング・バケイション』でブレイクする5年前、一人で年にアルバムを4枚作ったり毎週ラジオを制作していた所謂福生45スタジオ時代にひょいと出された「耳で聞くナイアガラ哲学」。まあ、マイアンセムなんです。梵天丸もかくありたい。
(ところで、ニコニコ以外だと動画情報挿入できんのねブロマガ。まあ、仕方ないとは思いますが・・・→タグ直接入れればできるみたいですね:汗)

04.「欲望」ムーンライダーズ(歌詞:鈴木慶一)

「Hustler!/フォトグラフ文明の中に吊るしておけば/Screw!/ペーパー・ラブ帝国の中で腐ってゆくぞ」
 音楽雑誌でよく名前を見かけていたそのバンドが10周年で詩集を出した、てんで読んでみたら冒頭で出くわしたのがこれでした。なんだこりゃ。こんな日本語もロックの歌詞になってしまうんだ、と音を聞く前から驚いた。この歌詞読んでなかったら今頃どうなってたんだろ俺。

05.「NASU-KYURI」PresidentBPM(歌詞:近田春夫)

「東京03/大阪06/045は横浜で!」
 酩酊どころじゃない悪酔い状態で迎える、一見明るく見える空虚な絶望感。それを歌詞化することに長けていたのが前記の阿久悠、そして近田春夫だったと思う。これが出た1987年ではまだ悪い冗談で笑って済ませられてたかもしれないが、今となってはこれもまた日常。

06.「夏の終わりに」シュガー・ベイブ(歌詞:山下達郎)

「燃える陽が傾き/僕に判る事は/君と僕の終る今は/つるべ落しの秋の始まり」
 なんと、これが初めて書いた日本語のオリジナル曲なんだそうで、現在に至る寂寥感と心地良く複雑な音の交差がすでにここにあって、まさに「最初にすべてがある」という好例だと思います。実は達郎曲のなかでいちばん好きな曲だったりするんですが、何故かライヴでは演ってないんですよね、かの「プレイズ・シュガー・ベイブ」コンサート含めて。観たいなあ。

07.「1778-1985」旬(歌詞:平沢進)

「出かけて行く Sub Master/盗み歩く Trick Star」
 何を言ってもやっても意味ありげに(しかも想定外に)受け取られてそれらに追い詰められてしまった果ての果てから天秤を越えようとした、そんな歌なのかな、と自分は思っております。それを証拠に、この曲、ライヴではここぞという時でしか演奏されてないんですね。これがP-MODEL凍結ライヴ最後の曲だったのも、むべなるかな。

08.「またいつか会いましょう」遠藤賢司(歌詞:遠藤賢司)

「またいつか会いましょう/僕は君の方へ/君は僕の方へ/いつか夢みた魅惑の宵で」
 愛だの恋だの歌われてもピンと来ない不感症なのに、それが宇宙についての歌になると何故か涙が流れて止まらない。星々と神々とあなたとわたし。横尾忠則が描いたジャケットのように「どんな物でもそれぞれ宇宙を持ってるものだ」。これが堂々たる愛の歌だ、ということに気が付いたのは実は最近のことでして。情けない話なんですが、それに気付いただけでも、まだマシなのかもしれません。

09.「世界は1分間に45回転で廻っている」ピチカート・ファイヴ(歌詞:小西康陽)

「いまぼくの頭の中で音楽が鳴り出す/いまぼくの頭の中で世界が廻り出す/1分間に45回転のスピードで」
 これが冒頭に収められたアルバム『HAPPY END OF THE WORLD』が発売された頃、偶然店頭で流れてるのを聴いて、よかったなあ、本当によかったなあ、と、急に涙が止まらなくなったのを、今でも昨日のことのように覚えています。それは何故か、というのを書くと長くなるんで全略しますが、とりあえず「メッセージ・ソング」や「悲しい歌」等々を御併聴のうえ、お察しください。

10.「役者稼業」志賀勝(歌詞:三上寛)

「役者稼業/役者稼業/それでも辞めません」
 東映京都撮影所の大部屋役者、所謂斬られ役殺られ役の面々が呑み仲間として集まって付いた名前が「ピラニア軍団」。本曲含めすべての作詞作曲、そしてプロデュースは、当時(1977年)彼等と撮影(と呑み)を共にしていた三上寛。アレンジはYMO参加以前の坂本龍一。
 これについては三上寛本人がライナーで書いていた「ピラニア軍団の人達や東映は、すでに僕にとって、唄そのものだった」以上に語る言葉はないのですが、多くの方に叱られることを覚悟で言えば、自分には、アイマスガールズとピラニア軍団が重なって見えてしまうのです。CD版ライナーで「生きているだけで音楽になってしまう人もいる。役者とはもともとそういう性の人々のことを言うのではないか」と書いた湯浅学さんと、アニマスの善澤記者が重なって見えてしまうように。自分だけだ、とは思うんですが。

コメント

Bloomerschwater
No.18 (2013/09/19 00:11)
個人的には所ジョージの「農家の唄」が好きです。
「後を継ぐのか 農家 YesかNoか 農家」という韻と
「大地をかぶって地上に立つ」の一文にヤられました。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm9592269
伝説の解説男 (著者)
No.19 (2013/09/19 01:05)
>>17
コメント有難うございます。当時の細野さんの不景気そうな声に合った歌詞でもありますね>飛べない空
伝説の解説男 (著者)
No.20 (2013/09/19 01:07)
>>18
コメント有難うございます。
所さんはこれ書いた後「そうだ忘れてた!」と思ってしまった方でもあるんですが、個人的には「寿司屋」が全歌詞引用したいくらい大好きでたまらんのです。最後のフレーズがいつ聴いても意味もなくシビレます・・・。
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