ソーシャルゲームひとりごと

デフレからの脱却

2014/05/07 21:30 投稿

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デフレを解消するにはどのようにしたらいいのか。
たとえば現在の日本は見ての通りデフレによる不況だが、コレを解消した実績のある政治家というのは今の政界にはいない。

実績が無ければ、歴史に学ぶ他はない。1920年、NY証券取引所で起きた株の大暴落、いわゆる世界恐慌を立ち直らせた事で有名なフランクリン・ルーズベルト大統領はこのデフレ不況を立て直すため、ニューディール政策を行った。
ちなみに、この政策がデフレ不況を立て直したことで有名となっているが、実はこの原案となっているのは日本の政治家・高橋是清(たかはしこれきよ)のデフレ対策だ。
超々端的にその対策をまとめるとすれば、

・紙幣をバンバン刷れ!
・政府支出(軍事予算)を増やす!=カネを使い、公共事業を増やす!

この2点が大きい。
高橋是清という人は経済を動かすための3つの基本をよく理解している。

・個人の消費が伸びる
・民間の設備投資が伸びる
・政府支出(現代で言う公共事業)が伸びる

経済が活性化している=景気が良い、というのはこの3つがうまく絡み合う事を意味する。
デフレ状態においては上二つの条件が滞る為、個人と設備投資が伸びるように3つ目の政府支出を大きくすることでデフレからインフレ方向へ政策を行ったのだ。

当然、公共事業を行うという事は雇用が生まれることに繋がる。

雇用が生まれればGDP(国内総生産)が増える。必然的に所得が増え、所得税も増える。公共事業を行うために公債を発行しても、国民の所得を増やすことで公債を返済しよう、というのが高橋是清のデフレ対策の大きな注目ポイントだ。事実、高橋は増税を1度もやっていない。増税は消費に冷え込みをもたらすことを理解していたからだ。

日本の教科書ではアメリカは世界恐慌からニューディール政策を行い恐慌から立ち直った、と大々的に書いてあるが、実はその前に日本は世界で始めてデフレ対策を率先して行い、世界で一番早くデフレから脱却に成功していた、といった事については日本の左がかった教科書には書かれていない

当然、インフレ方向に向かえば市場はインフレ状態になる。そこで高橋はインフレ対策として伸ばしていた政府支出をバッサリとカット(当時の陸軍省所管の軍事予算)したのだ。結果、関係者から恨みを買われ暗殺されてしまう。これが有名な2・26事件の真相という見方がある。

と、いうことは現代の安倍内閣で行った消費税8%化、というのは過去の歴史からいえば失敗に終わる可能性が極めて高い。
増税の失敗例として1997年橋本内閣で施行した消費税5%化がある。低迷する景気の中での増税は当然ながら税収は増加するはずもなく、施行年度の1997年は4兆円の増収になったものの、2年後の1999年には6兆5000億円の減収となった。つまり9兆5000億円も税収を見誤ったということである。
増税による財政再建、というのはそもそも間違った政治であると思う。

やるべきは景気対策。国民の所得を増やしてしまえば税収は自ずと増えていくし、生活水準が上昇すれば納税に対する抵抗も少ない。それでもなお、やれ医療費だ、介護なんちゃらだ、にお金が足りません、という段階で初めて増税をお願いします、という段階まで増税という政策を行うべきではないと思う。

景気対策、具体的にはデフレ対策として必要なのはやはり公共事業の増大だろう。
その中でも、たとえば子供手当てのような景気に直接波及効果のないような政策はやるべきではない。そもそも、子供を育てるために国民が納めた税金を使うなんてちゃんちゃらおかしい話である。(当然、学校だなんだとそういった所には税金が使われているが)
子供を育てるのは親、こんな基本的な事が理解できない親とも言えるのかすら怪しい人間が子供を育てているのが今の日本の恐ろしいところである。

公共事業として投資するべきなのは、民間企業が設備投資を行いたくなる物に限定するべきだと思う。
安倍内閣の麻生副相が提唱しているが、被災した仙台港を日本で一番深い港湾の横浜港の16mよりも深い18mまで掘ろう、という物だ。技術の進歩によって世界の貿易事情はどんどんと大型化、高効率化している。当然、タンカー(輸送船)も大型化している。

しかし日本の港湾には、現在世界で運用されている大型の輸送船は底が浅いため入港できないのだ。入港できなければ、どこかで小型輸送船へ積み替えをしなければならない。結果、輸送コストは高くつき、積み替えに時間がかかり、破損や紛失といったリスクが高いという事実がある。

ところがどうだ、18mまで水深を確保し大型輸送船が直接国内へ入港できるようになれば、輸送コストは下がり、積み替えの時間もかからない。いい事尽くめなのだ。
ちなみに世界のコンテナの積み替えは1時間で30~40個程度といわれている。ところが日本は50~55個の積み替えを行っている。これだけ日本の貿易技術は高いレベルになっているということが、世間にはあまり知られていない。

港湾を整備し、港から物流を流通させるための道路を整備するのが政府。高効率で積み替えを行う運送業者。それを輸入、輸出し加工を行い付加価値を加工業者がつける。

それが海運国としての日本のあり方であると考えながら、モバマスから壮大に脱線した話を終わらせたいと思っている。
終わるような気があまりしていないが。








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