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ニコ生等の個人放送ツールで放送者(生主)の意図したコミュニティを実現させるための考察【002】

2014/04/22 21:10 投稿

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前回は放送者とリスナーの関係性を発言力、影響力に注目し簡単に述べ、放送(コミュニティ)は両者によって作られていきその特徴や色的な物も両者によって形になることを確認した。
今回はリスナーの立場で、もう少し掘り下げてみたいと思う。

【放送にたどり着く経路】
リスナーが放送(コミュニティ)にたどり着く経路としては、各種個人放送ツールによって違いがあるが、大きく分けると「タグやカテゴリなどのガイド情報」からたどりつく場合と「運営側のおすすめ」からとの2つに分類されるだろう。ニコ生の「クルーズ」はだいぶ仕組みが違うがランダムに多少の意図を加味したおすすめに分類されるのではないだろうか?
クルーズについては後ほど詳しく述べたいと思う。

「タグやカテゴリなどのガイド情報」は放送者が既存カテゴリから選択するか自分で記述して自分の放送の種別を知らしめ、かつカテゴライズさせるために存在する。
それによってリスナーは自分の望む又は興味のある放送を絞り込んで探すことができる。
しかし、この場合でもコミュニティ人数、来訪者数、コメント数などによってランキング化される。

「タグやカテゴリなどのガイド情報」についてだが、私がいつも携わっているウエブサイトの場合「検索キーワード」に相当する物だと言える。検索キーワードとはGoogleやYahoo!などの検索サイトを使って目的のウエッブサイトを探すときに使われる言葉や文章。検索サイトは入力された単語や文章から探しているサイトに近いと思われる物を表示する。
何年か前はHTML中にサイト制作者が任意に書き込んだキーワードや説明文にある程度左右されて表示していたのだが、現在はサイトの内容を分析してキーワードとのマッチングさせている。
ウエブサイトへたどり着く経路として検索サイトは大きなウエートを占めている。そして検索するときの鍵になる言葉、つまりキーワードがそのサイトの訪問者数を大きく左右する。
必然的にサイト制作者(特に商用サイト)はそのサイトをより多くの訪問者に見てもらいたいので、涙ぐましい工夫と努力をすることになる。昔はそのサイトの内容に関係なく「アダルト」というキーワードを設定すると訪問者数が飛躍的に増大したという笑えない事実もある。
結果、検索サイトはサイト制作者の自己申告を評価対象にするのを止め、サイトの内容を元に検索結果を表示するように変わっていった。そこでまた、サイトを検索キーワード上位に表示させるための本格的なSEOが生まれることになったのだが、それはまた別の話しなので別の機会にお話ししたい。

再度ニコ生等の放送に話しを戻そう。
現在のニコ生等の放送やコミュニティにつけられているタイトル・タグなどは基本自己申告である。よって多くの放送やコミュニティのタイトル・タグに「JK」「風呂上がり」「女の子」等の言葉がならんでいる。タイトルだけ見ていると、放送の多くが若年層の女性にしめられているように見える。実際に放送に訪れると多くの場合、放送者は男性だったりする。
この時その放送に訪れたリスナーはどう感じるのであろうか?
大抵はもうなれていて「またかw」と流すのであろうが、その放送者への信頼感は醸成されることは無いのではないだろうか?
ウエブサイトでのケースでも同じであったように、信頼感の失墜は一時的な訪問者数を増やす効果にくらべる事のできないマイナスをもたらすのではないだろうか?
また、個人情報サービスを管理運営している事業者の立場からも、カテゴライズが当てにならないことは顧客の多くを占めるリスナーへのサービス自体への不満や信頼感の失墜に容易につながることは承知しているはずで、早晩対策を打ってくるだろう。
生放送はウエブサイトのようにテキスト(文字)で構成されているわけでは無いので、対策はハードルの高いものになるであろうが、タイトルやタグと放送の内容に著しい乖離がある場合にペナルティをあたえる等の対策は早晩なされるであろうと思われる。

次回につづく

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