猫とラノベとウイスキー

ぼくのメジャースプーン

2013/04/12 11:56 投稿

コメント:1

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  • 書評
こんにちわ皆さん
今週ご紹介の作品はこちら

「ぼくのメジャースプーン」 著:辻村深月先生 出:講談社Novels

そろそろ人によってはラノベじゃねぇ!と言われそうな作品になっているんじゃないかなと思います。
私もラノベと言い張るには少し苦しい気も正直してますが、細かい事は良いんです。
貴方がラノベと思うものはラノベ精神でいきましょう。
さてこちらの作品ですが、圧倒的なまでの道徳感となによりも悔しさを得られる作品です。
現実に起こりうるような理不尽が作品内で描かれていて、小学生の主人公がそんな事件と境遇し幼いながらも考え、教わり、行動していく内容となっております。

ジャンルに関して言えば、青春ものに該当するのでしょうか……
正直何を当てはめて良いものか、浮かびません。
先に記述した通り、人生にふってわく大小の理不尽を事件という形にして目線を小学生にした作品ですので、んーサスペンスが妥当か?
様々な年齢の方が読まられると思いますが、中高生であれば身近な若年というだけで決め付けられるあの言いようの無い不快感、成人以降の人であれば社会におけるあの無力感。
読めば色んな形をこの作品を通じて感じるかとも思います。
そんな読む側からして、イメージが駆け巡る文章に魅せられます。

また主人公が持った「人に自分の言うことを聞かせる」という作品の内容にここぞと言うほどあった能力も面白いですね。
個人的に内容も十分楽しませて頂きましたが、なにより自分の身になって考えた場合どうするか、その時このキャラクターはどう反応するのか等々
普段ではしない小説という空想内での空想を展開するといった楽しみもできました。

人の考え方、自分の信念、意思・思想、それぞれ少しずつ意味合いは違いますが、これらの単語が気になる方は是非読むと良いかもしれません。
読後感は複雑なものがありますが、「良い」小説を読んだ痺れるような心地よさは私にはありました。
本を読む方読まない方、ラノベも含め色んな人に読んでみて欲しいと薦めたい一品です。




今週の凛々しいクーさん




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コメント

夢語 さつき
No.1 (2013/09/10 08:39)
これ、私もラノベのつもりで読んでました。辻村深月さんの作品って心情描写が濃くて、同時にテーマ性が強い作品が多いから、いろいろ考えさせられながら私は読めます。ってうか、ライトノベル読むきっかけになった一冊だったりします。
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