猫とラノベとウイスキー

i.d.

2013/02/22 15:38 投稿

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皆さんこんにちわ
本日ご紹介する作品はこちら

三雲岳斗先生の『i.d.』です
全3巻で1巻目と2巻目に別々の主人公が異能を中心とした事件に巻き込まれます
3巻目にはその二人がそれぞれの地点から、事件の延長上にある出来事にアプローチしていく形式になっております
私paraがライトノベルに傾倒するに至った作品の1つで、異能力・学園・バトルものでありながらそれまで意識しえなかったミステリーというジャンルに関心を寄せる切欠にもなりました

[↓ここからミステリ論について言及します。興味ない方は飛ばしてください]

ここで一つ本作品から少し離れて、ローテンション@ラノベコミュニティの放送内にて私paraが提唱しているミステリーというジャンルについての定義を語っておきたいとおもいます
私はミステリーと推理ものは分けて考えております
分かりやすく区別するならば、推理小説はその事件を探偵役が解き明かす前までに解き明かせる要素を小説内にて読者に提示していることが条件だと考え、そのトリックを考えることに楽しみを見出すものを推理ものとしています
ミステリーにおいてはトリックや要素の提示等は重要でなく、謎めいた物語の核心に至るまでのキャラクター達の行動や世界観を楽しむことであると考えております。
またこのことについてあるリスナーさんの言によると『ミステリーと推理ものは探偵役(多くは主人公)が自分のおかれた立場を適切に把握できているか』どうか、ともありました
例えば
・主人公 ヒロイン 友人(共犯者) 犯人 被害者
といった登場キャラクターがいるとして、犯人にはその時間犯行は不可能だが物語りの中で共犯者の友人が犯人と結託して犯行に及ぶ可能性を少しでも示唆していれば推理もの。
ラスト盛り上がるような所でヒロインを助け出しに犯人と向かい合った主人公と友人をケースに
主人公「実は少し前から気になっていたことがあるんだが」
友人「どうしたこんな時に」
主人公「友人の旧姓は○○(犯人と一緒)じゃなかったりするか?」
友人・犯人「!?」
友人「……いつから気づいていた?」
みたいな展開はミステリだと思います。えぇ、うん。

[↑ここまでミステリ論]

そんなi.d.ですが、設定が中々凝っているんですがそこまで複雑ではなく
また三雲岳斗先生自体非常に読みやすい文章を書かれる方なので、描かれているキャラクター達を事件を追っていく姿や異能力の顕現などヌルヌル頭の中でイメージできます
また二人ペアでないと制御できない大きな力といった設定から主人公とヒロインを繋ぐようなものが(当時の私にとってですが)斬新でした
ちなみに多くの先生のシリーズでその設定は形を変えながらも採用されているものです
また1巻目の主人公は一瞬ではあり暴走するリスクがあるものの、大きな力をペア無しで使おうと努力している点が個人的には特に気に入っている点でもあります(3巻の彼も。)
1巻だけでも読めますし、3巻読むと深く世界観と設定等も楽しめるので是非おすすめです
ちなみにi.d.と同作者のレベリオン、少女ノイズは世界観を共有している(はずです)物語です


今日のクーさん
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