ある敗北者のMTG考

創作十戒

2014/07/20 00:47 投稿

コメント:2

  • タグ:
  • 登録タグはありません
  • タグ:
  • 登録タグはありません


 ご無沙汰しております。敗北者、ななかけるゼロです。

 動画投稿を半引退しまして以降、現在は別の形の作品の制作に着手しています。(動画のように隔週で発表出来るものではないので、表に出すまでには大分時間がかかってしまうと思われることを、ここにご報告させて頂きます。)



 さて、動画制作から半ば身を引きましたので、私がこれまでに創作を行った過程で学んだこと、すなわち、自分が見た痛い目や、あるいは他の制作者の方が見た痛い目から得た教訓を “十戒” としてここにまとめてみました。創作を行う他の方への助けになればいいな、と思っております。(よく見なくても十一箇条ありますこと、ご容赦下さい。)

 またあくまでも、私が得た教訓ですので、読む人によっては「何言ってるんだこいつ?」と思われるかも知れませんが、あくまで、私個人の考えということでご勘弁願いたいと思います。違うな、と思う方にまで押し付ける意図は一切ありません。あくまでご参考までに、という感じです。

 また、教訓という性質上、過去の私の作品を持ってきて「おまえも出来てないじゃないか!」となど仰られても、「だからそういう失敗から学んだんだよ!」と返事をするしかないので、その辺りもご承知おき下さい。



以下十戒、順不同です。





 最終チェックというものは、「あー今の見直し意味なかったなー、殆ど直すところなかった」くらいが丁度良い。実りの少しでもある見直しは、もう一度見直せというサインで、実りの多い見直しは、もう十回見直せというサイン。見直しはおまけに行う作業ではない、しっかりと時間を使うこと。あなたが半日あるいは数日早く発表することで得する人は殆ど居ないはず。(締め切りものなら、ある程度仕方がない時もあるだろうが。)




二 
 見直しする前には完成や前回の見直しから出来る限りの時間を置き、頭を冷やすこと。もしも何らかの理由で急いで見直しに取り掛からねばならない時は、風呂でも散歩でもなんでもいいので、一度頭を切り替える儀式を挟むこと。理想は隔日などでの見直し作業だが、これの実行の為には複数の作品を同時に作る必要がある(今日は作品Aの完成、明日は作品Bの作業、明後日は作品Aの見直し初日、その次の日は作品Bの作業、その次の日に作品Aの見直し二日目……のような。あくまで一例として。)。





 創作というのは創作をやらないと死ぬような創作キチガイがやっていればいいので、恥ずかしげもなく新アニメや新作ゲームの発表などを言い訳に作業をほっぽり出したり、挙げ句の果てに自作品の発表延期をしたり出来るような人種は創作をやらなくてもいい。半端なものを作って時間を無駄にする本人、半端なもの視て時間を無駄にする享受者、誰も得しない。





 甘えない。仕事や学業と睡眠以外の全ての時間を自作品に投じるのは、尊くも偉くもなく、(必ずしもそうしろとまでは言えないが、)わりと普通。享受する側は大抵あなたの苦労なんて興味ないし、そんなもので評価されても何ら意味がない。そもそも作業が楽しくないなら、作品なんて作らなくてもいい。





 創作のどこかの過程で一度でも「あーこれ面白過ぎだろ、犯罪だろ、ヤバいだろ、こんなもの発表したら社会問題になるんじゃないのか?」くらいの気持ち悪いことを思えなかった場合、その作品は絶対に面白くないので表に出してはならない。



六 
 決して舐めないこと。「俺もう、物語の作り方分かったから。適当に序盤主人公が追いつめられて、そんで逆転して、云々」の様な感じでコツを摑んだ気になった時が、最も危ない。手垢がついた金言だが、やはり初心は忘れるべからず。



七 
 SNS等においては、創作に対して我々の十分の一の労力と百分の一の勉強しかしてないのに「お互い大変ですよねww」という感じの馴れ馴れしい創作者もどきがしばしば現れる。無視するか付き合うか説教するか、いずれかの対応が求められるが、とにかく、間違っても「ああ、あんなもんでも良いのか」と思ってはいけない。意識は常に高く高く。




 作業中はSNSを閉じろ。ながら作業で時間を無駄にしても平気な人間は創作しなくていい。(音楽とかは、その方が集中出来るという人なら、まあいいけど。)



 先に「こういう結末ってかっこいいよね」と狙いを定めるのはいいかもしれない。しかし、そこに完全に固執すると、大抵物語は歪み、腐り、目も当てられなくなる。人間ごときの愚かで浅薄な思いつきで、物語の自然な成長を妨げてはならない。大抵の場合、自然は人間よりも千倍は賢い。ただ、あまりにも自然の思うままにしていると物語が収束しない時があるので、ちょっとだけ手を加える。人間がすることはそれだけでもいい。




 構想の段階では没を恐れないこと。十ある中から持ってきた十よりも、万の中から選りすぐった十の方が優れているのは自明であり、没は完成品の質を高める上で重要な作業。全てのアイディアを形にするような時間は、多分あなたには無いのだから、どんどん没にすべき。万が一の場合には後から復活させることも出来るのだから、没を恐れる理由はない。



十一
 テキストを書いているうちに引いた国語辞書や類義語辞典で初対面を果たした単語は、余程の事情がない限り使ってはならない。その単語が背負うニュアンス、オーラ、歴史を知らないと危ういことになる。基本的に辞書は、思い出したり確認したりという作業の為に使うもの。(因みに紙よりもネット上の辞書の方が手っ取り早いことが多い、数もほぼ無限である。)



……以上になります。
繰り返しになりますが、あくまでご参考までに。

敗北者、ななかけるゼロ

コメント

あせこ
No.1 (2014/07/20 04:04)
前回の『砂上の情熱』と共に合わせて拝見しました。
こちらの動画を視聴して、モダン・レガシーに興味を持った人間ですし、
最近には自分でも動画製作するようになり、ぜろさんの動画投稿のサイクル、クオリティに驚いていたものです。
十戒(かっこよく言うとTen Commandments)……十一ありましたが、そこはかとなく五人居る四天王みたいです。
……話が逸れました。
ともかくご自身の経験の元で書かれているので、とても信憑性があると共に、寒気がします。
私自身も思い当たる節があります、存分に教訓として受け取りたいと思います。

さて、話ぶっとびますが、アジサイの花言葉をご存知でしょうか?
この花は土壌の酸性濃度(とアルミニウムイオン)で色が赤~青と変わるために、花言葉も青のモードと赤のモードが存在し、実に多彩です。
この辺のネタをWEB小説の中で取り上げたのですが、調べているとイロイロ面白い記述が見つかり、作業が脱線... 全文表示
iアロン
No.2 (2014/08/13 21:00)
「妥協すんな」
「無理に定期投稿すんな、後悔するから」

と受け取りました
コメントを書き込むにはログインしてください。

いまブロマガで人気の記事