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ある敗北者のMTG考

砂上の情熱

2014/05/13 01:11 投稿

コメント:23

  • タグ:
  • 東方永劫譚

 ご無沙汰しております。
敗北者、ななかけるゼロです。

「(妙な謙遜ではなく、モノを書く者の端くれの思いとして、)
私の様な小人の語りなど誰も興味あるまい。駄文を書くべきではない。」

という思いと、

「ここまで応援して頂いたのだ、事情くらい説明すべきだろう。」

という思いとが私の中でせめぎあい、答えが出ないままこの文を書き連ねております。内容は、現状報告と御挨拶です。





What's happen? 何事ぞ?

 去る5月11日深夜、iMovieを弄っていた際に異変が起きました。私の中にあった「動画制作」への情熱が、ふっと消え失せてしまったのです。たしかについ数日前までは、動画を編集しながら「ああ、今は私の人生において最高に幸せで充実した日々であるなぁ!」なんて思っていたはずなのに(気持ち悪いでしょうが、創作やっている輩のテンションなんて言うのは大体こんなものです。)、今となってはイマイチやる気が起きません。その後いろいろ考えた結果、動画制作から手を引くことを決心しました。




Why? 何でさ?

 情熱を失った理由は恐らく分かっています。私は元々、プレイヤーとしてのMTGをどうしても続けられなくなったことにより “仕方がなく” 動画制作を始めたクチでしたので、

「私がMTGをやめざるを得なくなった原因を作った彼奴らは今も存分にMTGを楽しんでいるのに、何故私はこうして悶々と過ごさねばならないのだ!」[1]

という思いの捌け口、あるいは昇華として動画制作を行っていた節もありました。これでは非常に精神衛生上よろしくありませんで、

「MTGとの付き合い方は、別にプレイヤーとして頑張るだけではない。こうして動画が作って他の方々と “対話” するというやり方もあるはずだ。私はフォーマットをスタンダードやエターナルからニコニコ動画に変えただけであり、MTGを辞めてなど居ないのだ。」

と自分に言い聞かせることで何とか精神を保っていました。するとそのうち、“無理に言い聞かせる”のではなく、“本気で”「動画制作もMTGのやり方の一つなのだ! プレイヤーなんかに未練はない!」と思うようになりました。 ………今思えば、これが実によくなかった。


 リアルのMTGへの未練を断ち切ることで、実に心が穏やかにはなりましたが、そのあたりからどうも異変が起こり始めた気がします。だんだんと、私の中の「MTGへの情熱」が薄れていったのです。まあそれでも動画制作へのやる気は相変わらずギンギンでしたから、気にも留めてなかったのですが……… そこからしばらく経った後に、上述の「動画制作への情熱」消失事件が起こったわけです。本当に、突如 “ふっと” 情熱が消えてしまいした。


 恐らく、「MTG動画への情熱」というものは、「MTGへの情熱」という砂山の上に載っかったボールのようなものだったのでは、と今では思っています。多少砂山が痩せたところでそのボールがしぼんだりすることはありませんが、とうとう砂が足りなくなった時に突如そのボールが何処かへ転がり消え失せてしまったような、そんな感覚を覚えています。


 こんな、情熱を失ったザマでは、作品のクオリティがとても確保出来ません。「大学に行ってない時間と睡眠時間以外は全て動画を作りつづける」くらいのペースでやっとこ今の出来栄えですので、モチベーションを失ってはなかなか厳しいのです。いろいろと考えた結果、動画制作から足を洗うことを5月11日深夜にそのまま決めました。次の日の朝イチには6年ぶりくらいにゲームを買い[2]、その次の日にはもっと久しぶりに小説本をなんてものも買っちゃって、久方ぶりに、世のものを人並みに楽しむ気まんまんです。





How? どうするの?

 しかし困ったことがあります。

現在(5/12)の作業状況



 一般に創作というものは、短期間で行うとロクなことがありません。自分の作品の出来栄えを冷静に見直すための期間が必要なのです。私の動画のスケールであれば、2〜3ヶ月くらい掛けたいものでして、そこで私は出来る限り多くの動画の作業を平行して行うようにしていました。さんざ祝日があったはずのゴールデンウィークに投稿がなかったのはサボっていたのではなく、この図で言う二話先から四話先辺りの作業を一所懸命おこなうことで貯金を作っていたためです。

 
 そんな中でイキナリ動画制作をやめようと思い立ちましたので、中途半端に作業が進んだ回がたっぷり残っています。本当は、上述の決心の段階でもう金輪際動画制作はやめようと思っていたのですが、どうもこれら出来かけの動画が気になります。特にその中でも、ほとんど完成している次回話は、自信作だったこともあってこのまま闇に葬るのが少々忍びないものがあります。そこで、もう少しだけ動画制作を続けさせていただくことにしました。


 これからしばらくは、これら「出来かけ」の作品たちをマイペースで完成させていきたいと思います。その先は、これから学業がどんどん忙しくなることと相まってどうなるか分かりません。もし元のペースで再開することとなれば、また宜しくして頂けると幸いの限りです。





ご挨拶

 気恥ずかしさと面目なさでつい軽い記事を書いてしまいましたが、動画を視て頂いた方々には心より感謝しておりますし、本当に申し訳なく思っております。皆様に鍛えられたお陰で、動画制作を始める前と比べて100倍くらいMTGが上手くなったのではと本気で感じています。他にも、実に様々なことを動画制作や皆様のコメントを通じて学びました。創作というものに対するやる気はありますのでまた何かの形でお会いできれば、と思っています。


二年と半ばの間、本当に有難うございました。

敗北者、ななかけるゼロ














註釈:

[1] これは当時の私の思いです。今では少し考え方が変わっています。
[2] PS vitaなんてものの存在をこの時初めて知りました。本体とソフトを購入し、一気に某登場人物が腹をかっさばくところまでその日の内に進めました。「時間があったら絶対に買うんだけれどなー」とずっと思っていたソフトです。

コメント

iアロン
No.22 (2014/05/19 02:36)
本当にお疲れさまでした。
東方MTG、とてもいいものですよ。
動機はどうあれ、ななかけるゼロさんの動画は色んなものを残してくれました。
東方MTGは素晴らしい後任様が沢山いるので安心して引退ください。大学生となるとそろそろリアルも忙しくなってくるでしょうしね。

最期にありがとうございました。
あなたの動画はとてもいいものでした。
koko
No.23 (2014/06/02 10:03)
長らく引退していたMTG。高校選手権にも出場し青春の1ページとして過ぎ去っていたこのカードたちに再び出会う機会を与えてくれたのがこの永劫譚でした。初めて見たのは第一話…そこには十数年前、共に選手権を駆け抜けたゴブリンの姿が。懐かしいと思いつつ幽香の使うカードに只々驚きました。調和の中心が出た時は魔理沙と同じセリフを画面に向かって叫んだのは楽しい思い出です。それからデュアルランドやFoW、様々なデッキのアーキタイプたち。そしてそれを使って高度な読み合いから白熱の戦いを繰り広げてくれる登場人物たちの魅力ある台詞回し。気が付けば登場するデッキを再現しようとカードショップを行き来するようになり、再びこのカード達の虜になりました。苦痛や苦悩を抱えてまで動画を作る事はありませんよ。でももし、またふとした事で貴方の内に火花が灯ったのなら…その時が来る事を一視聴者として心待にしております。
アカウン
No.24 (2014/06/21 00:32)
本当にお疲れ様でした。
終わってしまうのが残念です。
素敵な動画ありがとうございまいした。
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