ぐっちぃの植物まみれ。

植物のウィルス感染について。温湯処理から気づいたこと。連作障害。サボテン、薔薇癌腫。

2018/02/18 21:18 投稿

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植物にもウイルス感染があることはご存じだろうか。
そのウイルス感染によって植物は様々な病気に侵される・・・。

ウイルスと言っても、いまだに特定はされていないか一部の機能のみ特定されている状況で、具体的に「あのウイルスだからこの対策をしよう」と治療が出来ないのが現状である。
いわゆる~~病とか言って大規模に苗や作物を枯死させる類ではない。
何故かわからないが、苗の調子が悪い、元気がない。それらの多くの場合はウイルスであると言ってもおかしくはない。

私は水稲の温湯処理という作業を手伝っているのだが、確か60度程度のお湯に何分か漬けるというものである。
それによって無農薬で水稲の病気を予防できる。
水稲の苗は基本密植なのでウイルス感染が広がることで、壊滅的な被害を受けたりすることもあったが温湯処理のおかげでそれが予防できる。

ところ変わって、水田の話をする。・・・まぁあとで繋がるからよく聞いてくれ。
水田、何故水を引くのだろうか。陸稲も一応あるのに。おかしくはないだろうか。
そして稲を毎年同じ場所に植えているはずなのに連作障害が皆無である。それはなぜだろうか。
もしも小麦を畑で毎年植えた場合必ず収量は減っていく。それは言わずもがな野菜もそうであり、実は稲も陸稲の場合、連作障害により収量が減っていく。
連作障害・・・。
連作障害の原因は、実はウイルスである。私は以前は、連作障害の原因は前作で土の中の養分を吸ってしまったから次が育たないんだろうとか考えていたが実際は違っていて。
連作障害とは、土の中の微生物やウイルス、細菌が、特定の植物に適応して、その植物の持つ抗体(のようなもの)に対抗できるような状態になったことを言うのだと気付いた。
そしてそれらのウイルスなどは窒息に弱い、つまりは好気細菌に近いものが多いらしい。また、そのウイルスは少数では植物に決定的な影響を及ぼさないが、多数になったときはじめて植物に影響を及ぼし始める。人間でいうところの皮膚常在菌(黄色ブドウ球菌とか一応緑膿菌、ニキビの元凶アクネ菌とかフケの原因菌)である。皮膚常在菌は少数では何もしないが多数になり始めて、風邪をひいたり、ニキビを作ったり、歯槽膿漏を作ったりする。
また、必ずしも多数にならなくても、人間の体が弱っているときに旺盛に活動する。

・・・そう弱っているときに活動をする。
これは、薔薇の癌腫病やサボテンのウイルス。ブドウやイチジクの株枯れ病。も同様である。
バラの癌腫病は、実は癌腫の菌は常在菌であって、薔薇の苗が弱った場合、こぶが発生したり、また同じ土壌で癌腫菌が多い状態のとき、どんなに強いバラでもウイルスに負け癌腫病になるのではないかと思う。

そのため、温湯処理をすることにより、初めての定植、植えてからの、ウイルスの発生を抑制する訳である。

で、実は温湯について、植物によって処理の温度が異なる。確かにウイルスの死滅する温度が違うわけだから温度が違っていて当たり前だろうと感じるが、流水処理というものもあることをご存じだろうか。
それはそばを美味しくするために冷たい沢の水で冷やすような作業であるが、その作業を多くの種で行うとその種からでた苗に病気は少なくなる。・・・らしい。

となると実は温度は熱によってウイルス・菌を「早く」殺菌するだけであって、時間をかけて流水でモミをさらし続ければ同じ殺菌効果が得られるのではないか。と私は考えてみた。

以前他のブログでイチジクを温湯処理した結果、穂木が死んでしまい使い物にならなくなった。という話を拝見したり、バラの癌腫に対抗するために、土を熱湯で殺菌したり。
サボテンの播種前に、培養土を煮たり・・・。といろいろな工夫をしているブログがあったが、実は、穂木や種子をそこまで高い温度で殺菌せずに長時間流水に漬ければ殺菌できるのではないか。と考えた。

苗屋の話。
苗を5000鉢ぐらい作り企業相手に出荷する農家が居るのだが、その人の話では、水田の土が一番苗づくりには良いらしい。しかし同時に他の植物の種子を持ってきてしまうので、5000鉢の苗の雑草取りをしなくてはならなくなるので、市販のポットの土を使用している。という話。
これも上記の話が本当であれば納得できる内容である。



ウイルスの功績と対策
まぁ万病のもとであるウイルスだが実は、そういうウイルスにあえて曝露させることにより、病気における耐性をつけさせたり、菌を利用して植物を早く強健に育てる技術がある。
それはトマトで言う、胚乳切断挿し木と呼ばれるものである。
これは人間で言うと予防接種とか汚い環境で育つとアレルギーが少なくなるという考えと一致している。
また実はサボテンやバラも同じことが言えると思う。サボテンの場合、仔吹したものを土に挿し木することによってそれを行っているのだと思う。ウイルス曝露によってサボテンが大きく早く育つ可能性がある。薔薇も同様である。
また問題もあって、サボテンの場合、特に高温になるとき、同時にサボテンも弱っている。その時にウイルスが牙をむいてサボテンに病斑を発生させたり、枯死させる場合がある。
サボテンは、同じ土で長期間放置されることがあるため、その特定のウイルスが増殖してサボテンを枯死させる場合がある。
バラの場合も同様で、長雨が降り続いたり日照りが続いたりすることによって、特に病気がなくても癌腫が発生したり、また古い株になって、薔薇の勢いがなくなると癌腫が発生したりする。本当は古い樹木であっても植え替えや土の入れ替えをすることによってそういう病気を防げる可能性がある。

連作障害を低減させるには。
1つはアルカリ性とか酸性とかpHを変化させる。
土壌の殺菌を徹底する。
土壌を冠水させたり水没させたりする。樹木の場合、冬に冠水しても樹木は死なないらしい
土壌にそういう悪性の菌を増やさないために、別の菌を投入する。EM菌や菌の黒汁などを使用すると防げるかも。別の菌を投入する。

イチジクのネコブセンチュウなどでは「パストリア水和剤」を何回か使用し土着菌化させる方法が有効。





何を書くか忘れないためのキーワード。
温度差
流水処理そば
冠水、水没。
水稲、馬鹿苗
サボテン、ウイルス斑点
バラ、癌腫
イチジクブドウ、株枯れ
トマト胚乳挿し木

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