ぐっちぃの植物まみれ。

植物の日焼けについて。サボテン栽培者には有益な情報。

2017/06/25 10:41 投稿

  • タグ:
  • 自然
  • 植物
  • サボテン
  • LED
  • 栽培
  • 農業
  • 植物工場
  • 観葉植物

今日ふと思った。
そういえば紫外線ライトをサボテンに30分~1時間で水ぶくれの症状が出て1~2週間で茶色く枯れた膜を張ってしまった。
茶色い表皮、膜はサボテンによくみられる症状である。特に根に近い部分は膜に覆われている場合がほとんどで茶色い膜が割れて、根っこが飛び出してくることがよくある。
それで、わたしが思ったことは、紫外線のみをカットした光では日焼けを起こさないのだろうか?ということだった。
もしこの予想が当たっていれば、日焼けを起こしやすいサボテン、錦や兜、牡丹などの植物の成長を速めることが出来ると考えたからだ。
どういう理屈かというと、強光線によって日焼けなどを起こし美観を損ねるサボテンは、遮光をする。しかし遮光をした場合、当然成長が抑えられる。また徒長を抑えるために水を与えない場合もあるので、成長が遅れてしまう。
しかし光線のうち「被害を与える光線」あるいは「有害な光の波長」を選別して遮断した場合、成長を速めることができるのではないか?と考えた。
で、調べてみることにしたすると。かなりトップのページにその結果に関する記事があった。明確な根拠ではないが、一見に値する記事である。

https://jspp.org/hiroba/q_and_a/detail.html?id=1733
一般社団法人日本植物生理学会のみんなのひろば、Q&Aである。
質問の内容は

植物の生長に紫外線や赤外線は有益か有害か、必要か不必要か。

登録番号1733 登録日:2008-08-07

ずいぶん直球な質問であるが、この内容をかいつまんで書くと、紫外線は可視光域に近い方から、UV-A(315〜400nm)・UV-B(290〜315nm)・UV-C(波長280nm未満)と分類されていて。UV-Aは有益と言えるがUV-Cは有害である。UV-Bについては良く分かっていない。とのことだった。
植物栽培用ライトや、青色LEDについて調べたひとはわかると思うが、青い光からUV-Aは徒長を抑えるのに役に立つ。この光のおかげで、植物の屋内栽培の環境が劇的に変化したのだ。
赤色の光だけで植物を栽培した場合徒長してしまい、見た目が悪くなるし、葉物野菜しか成功していなかった。しかし、青色LEDの登場によって、実物野菜、果実を食べる野菜が生産可能になり葉物野菜はしっかりと詰まった見た目も良い野菜になったのだ。

それで、太陽光線から紫外線のみをカットした場合の話になるが、普通の(LEDの)青色の光で、実はUV-Aの代わりになる。とのことだった。

つまり、UVをカットしても十分植物は育つ。
UVカットを謳う商品は沢山あって、もしかしたら、青い光も反射、吸収してしまう材質のものもあるかもしれないので、それだけを注意すれば、錦や兜、牡丹等の観賞価値が高く、また、生産難易度が高い個体を、可能な限り早く育てられるのではないかと思う。。。



 追記:植物に無益とされる紫外線の部分でも、過去に私が記述した殺菌効果に関することで、ひょっとしたら間接的に植物に有益と言えるかもしれない。間接的と言うのは、例えば殺菌剤などで殺菌しなければならない菌が空気中にも土壌にも要るわけだが、植物が日焼けを起こさない程度に照射することによって、細菌やウイルス、微細な生物を殺傷し、比較的清潔な環境を作り出すことが可能である。
むしろ室内での野菜工場で生産の失敗が続く背景には紫外線の不足により雑菌が蔓延したからかもしれない。






コメント

コメントはまだありません
コメントを書き込むにはログインしてください。

いまブロマガで人気の記事