ヘイヨーさんの人生

「公園でセミを採らされた話」(嘘か本当か日記)

2013/10/18 21:33 投稿

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 ある夏の日のコト。
 ヘイヨーさんがちょっと遠くの公園を散歩していると、小学生3~4年生くらいの女の子が声をかけてきました。真っ黒に日焼けして、短髪で、ボロボロの服を着た女の子でした。どこか日本人っぽくなくて、ベトナムかどこかの子みたいでした。

 「どうしたの?」と尋ねると、「セミ、採って」と言ってきます。手には虫採り網を持っています。知らない人に声をかけて怒られないのかな~?と思ったけれど、素直に指示に従いました。

 ところが、ヘイヨーさんはあんまり目が良くないので、セミの声は聞こえるんだけど、どこにいるのかよくわかりません。そこで、女の子に「どこにいる?」と尋ねました。すると、「あそこ!」と指を指してきます。
 女の子の指さした方向をジ~ッと目を凝らして見ると、確かにセミっぽいモノがいるような気がします。そうして、「えいや!!」と虫採り網を振り下ろすと、物の見事に網の中にセミが入りました。そうして、ジジジジッと鳴きながら暴れ回ります。

 採ったセミを入れる物はないかな~?と辺りを見渡すと、ちょうど金魚とかスズムシを飼うようなプラスチックのケースが落ちていました。プラスチックのケースはボロボロで、フタに穴が空いていたけれども、手で穴をふさげば、どうにか使えそうです。
 さっそく、捕まえたセミをケースに入れます。そうして、また別のセミが鳴いている気に近づいて行き、女の子に向って「どこ?」と尋ねます。女の子が「あそこ!」と指さします。そうして、大体、この辺だろうという場所に向って網を振り下ろします。すると、狙った場所にセミがいなくて、逃げられてしまいました。

 そんなコトを何度も繰り返している内に、プラスチックのケースの中にセミがいっぱいになりました。
 「もう、いい?」と聞くと、女の子は「うん」と頷いて、虫採り網を受け取りました。そうして、女の子は無表情に「ありがとう」と言って帰っていきました。


 時々、あの日のコトを思い出すと、「もしかして、夢だったかな~?」とも思うんだけど、どうやら実際にあった出来事のようです。



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