ヘイヨーさんの人生

「少年と羊 ~最終章~」(連続小説)

2013/08/14 19:41 投稿

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 少年は、いつしか老人となっていた。世界中を旅して回り、満足な人生であった。
 老人は道端で座り込み、終わりの時を待った。人生の終わりの時を。ところが、その時になって、急に死が恐くなってきた。「まだ生きたい!」という気力が湧いてきて、腹が減ってきた。

 すると、そこへ1人の少年が通りかかる。老人は、少年に懇願する。
「腹が減って死にそうなのじゃ。何か食べ物をわけてくれんかの?」
 少年はパンを1つわけてくれた。

「ありがとう!ありがとう!」と、老人は少年に対し、何度もお礼を言った。
 そうして、少年が去っていった後も、その少年が進んでいった道を眺め続けた。

 おしまい




コメント

たくにゃん
No.1 (2013/08/14 22:35)
「人はパンのみにて生くるにあらず。さりとて腹が減っては戦もができぬ。
そして少年が進んだ道はどこへ繋がっていくのか。
大西平洋(ヘイヨー) (著者)
No.2 (2013/08/14 23:04)
 さて、どこに繋がってるんでしょうね?
 きっと、また羊が待ってるんじゃないでしょうか?
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