ヘイヨーさんの人生

「一億三千万人のための小説教室」(小説の書き方・創作本)

2013/06/12 19:22 投稿

コメント:6

  • タグ:
  • ヘイヨーさん
  • 大西平洋
  • 読書
  • 小説
  • 創作
  • 図書館
  • 小説教室
  • 高橋源一郎
  • 感性
  • ニコニコ読書感想文
 今回は、「一億三千万人のための小説教室」
 高橋源一郎という人の書いた本です。


 “小説の書き方”の本なのですが、これはちょっと普通の本と違います。
 いわゆる小説の書き方なんて、1行も書いていません。では、何が書いてあるのか?

 “概念”です。


 将棋でいえば、攻め方や守り方など一切書いてありません。
 「矢倉囲いはこういう手順で囲っていきます」「四間飛車なら、こう指しましょう」などということは全く教えてくれず。無論、駒の動かし方さえも書いていません。
 そういうのが、読みたい人は、世の中に数多く存在する「小説の書き方」だとか「創作術」みたいな本を選んだ方が賢明です。
 そうではなく、もっと大きな視点で書かれた本で、「大局観というのは、こういうようなものです」というようなコトが書いてあります。


 ちょっと、いくつか引用してみましょう。
 たとえば、この本の中で最も重要な文の1つ。
「小説家は、小説の書き方を自分で見つけるしかない」

 あるいは、こういうのもあります。
「小説に書けるのは、ほんとうに知っているコトだけ」


 さらには…
「小説は書くものではない。つかまえるものだ」


 このような感じで、重要なコトが、いくつも書かれているのですが。
 ただし、それは理詰めで考えていては、わからないものばかり。もっと別の…“感性”とでもいうべきもので理解しないとならない言葉の数々なのです。


 なので、小説を書きたいと思っている人、あるいは小説を書いていて、行き詰まっている人達全員にはお薦めしません。完全に“合う人”“合わない人”がいます。
 自分がどちらのタイプなのかは、ペラペラと本をめくってみれば、すぐにわかるはずです。なので、図書館や店頭で中身を確認してから、購入することをお薦めします。


 ま、そんなに高い本でもないので、サッと買っちゃって、合わなければ後悔するという手もあると思いますけどね。



コメント

大西平洋(ヘイヨー) (著者)
No.4 (2013/06/12 20:55)
 あ~、そういうコトは全く書いていない本です。ヘイヨーさんもその手の本は何冊か読んでるけど、こういうタイプの本は、これ1冊しか持ってないかな~?あ、ちょっとタイプは違うけど、別の概念の本は持ってます。それも今度紹介しますね。
 プロット作ったりも、やっぱりした方がいいと思いますよ。特に、長いものを書く時には。短編だと、アイデア一発勝負でサッと書いちゃった方がいいコトもあるんですけど。
pe
No.5 (2013/06/13 10:11)
小説で書けるのは知ってることだけ

確かに、そうですねw
自分が想像できないことは、つまり、知らないことですので
頑張って、いろんな想像できるよう
知識、情報蓄えます!
大西平洋(ヘイヨー) (著者)
No.6 (2013/06/13 10:29)
 そうそう。無理せず自然体で書いた小説の方がいいってこと。
 その上で、自然に空想できるなら、それはいいと思う。
コメントを書き込むにはログインしてください。

いまブロマガで人気の記事