ヘイヨーさんの人生

2億円かかっているアニメを200万円で作る!

2017/06/12 17:26 投稿

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 今回は「アニメの制作費」のお話。
 そして、前回の続いて「ひとりでアニメを作るプロジェクト」の話題でもあります。




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 NHKの番組なんかでもよく取り上げられていますけど、「アニメ業界は儲かっていないんじゃないか?」「新人アニメーターは食っていけないほど貧乏」といったお話。

 これは、ある意味で事実ですよ。
 でも、全員が儲かっていないわけではないし、貧乏なわけでもありません。動画を中心とした一部の職種。この人たちは、確かに全然お金がもらえないシステムになっています。特にフリーの動画ですね。会社によっては、新人アニメーターを正社員として雇って、まともにお給料を支払っているところもあるようです。


 また、「手塚治虫先生が、一番最初にあまりにも安くアニメの制作を請け負ったために現在のアニメ業界が貧しくなってしまった」という説ですが…
 どうやらこれもガセ情報のようです。当時、手塚先生はアニメーターに結構な額のお給料を支払っていたそうで、しかも制作費自体は安くとも、キャラクターのライセンス料などで儲けていたので、それでまともな利益を上げられていたようです。


 ところが、現在のアニメ業界では、アニメ制作会社が作品の権利を持っていないところが多く、与えられた予算内で作品を作ることができないと、赤字になってしまうわけです。
 まあ、それも当然と言えば当然で。なぜかというと、リスクを負っていないからです。もしも、権利を獲得してライセンス料などで利益を上げたいならば、それ相応の額を最初に投じなければいけないわけです。もちろん、それはある種のギャンブルにもなってしまうわけですが、「投資した人にリスクも利益も返ってくる」という経済の原則にはのっとっていると言えるでしょう。


 こういった話題が出るとよく言われるのが「アニメの制作費は、あまりにも高すぎるのではないか?」「コストを削減すれば、もっと簡単に利益が出るのではないか?」「その利益をアニメーターに還元すればいいのでは?」という意見です。
 これは、無茶なお話ですよ。なにしろ、アニメを作るには莫大な資金が必要になってきます。絵を描いたり、声の演技をしたり、音楽や効果音を作ったり、絵コンテやレイアウトといった作業、もちろん監督やプロデューサーも必要です。それ以外にも、外からでは見えないような事務作業も山ほどあります。
 それら全員にまともなお金を払っていたら、誰も中抜きすることがなかったとしても、簡単に億単位の予算が必要になってしまいます。


 …とはいえ、そういう意見にも一理あるのでは?
 現在のアニメ制作は、あまりにもお金がかかりすぎている。それもまた事実なのではないでしょうか?


 ここで、現在ヘイヨーさんが進めている「ひとりでアニメを作るプロジェクト」の登場です。
 もしも、たったひとりでアニメを作ることができたら?それも短編アニメなどではなく、1クールのアニメ丸々1本作り上げることができたなら?それも、半年とか1年といった期間で。
 それが実現できたなら、極端に予算を圧縮することができるのではないでしょうか?
 極限までコストをカットして、「1クールに2億円かかっているアニメ制作費を100分の1の200万円」にまで下げられるのでは?

 これが発想の発端です。

 もちろん、わずか200万円、それもひとりで作り上げたアニメなど、たかが知れています。クオリティは最低レベル、もしかしたら絵だって白黒でほとんど動きもしないかも。
 それでも、1クールのアニメを丸々1本、たったひとりで作り上げることができたなら、次は予算を増額して、もっとまともな形に作り直せるはずです。


 たとえば、10倍の2000万円かけたとしたら?それでも、現在のアニメの制作費の10分の1。
 もちろん、現在と同じクオリティは維持できないでしょうが、それでもそこそこの作品にはなるでしょう。
 現代のアニメ視聴者が望んでいるのは、そういう作品かもしれませんよ。映像のクオリティはそこそこでいい。その代わりストーリーやアイデアで魅せて欲しい。そういう作品が望まれているのかも。


 というわけで、とりあえず1作ほど作ってみようと思います。
 映像的には最低クオリティの1クールアニメを1本。
 お話は、それからでしょうから。


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