たけしくん→未来溢れる学生。数学界の有名人とガタガタとは同名なだけ。
今食べたいのはチタタプ
フェイトおじさん→猿。社会の底辺に位置している。
さっき食べたものは猫の餌(カリカリ)
第一回 猿が教える世界観
「あー怖かった。今の人なんであんなに涎まみれになりながらグーグルカード買ってたんだろ。廃課金勢だな。ああはなりたくない」
「でも僕も何かスマフォゲームやりたいな。どれどれ、今一番人気なのは、えふ……じー………おのれここは日本だぞ。英語なんか読めるか! でも面白そうだからやってみよう。なんかこのエフなんとかは聞いたことあるし、一位だから面白いだろ。それぽちっと」
「まてーーーーーーーい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「大丈夫。怪しい者じゃないよ。だからその防犯ブザーからゆっくり手を離そうね。いい子だから」
「君が今ダウンロードしようとしているゲームは、Fate/グランドオーダーというゲームだ。勿論これだけでもとても面白い麻薬的ゲームだが、それはFateシリーズのオンラインゲームであり、その前身となる作品の重大なネタバレがボルンボルルン出ているんだ。だから、少しおじさんの話を聞かない?ほら、ヨーグルあげるから」
「ボルンボルルン? よくわからないけど、そうなんだ。これはシリーズものなんだね。ヨーグルの魅力には叶わないな。僕、話を聞くよ!」
「ヒヒッ」
「えっ」
「なんでもないよ。ちょっと今からやるガチャを思って武者震いしちゃっただけさフフフ。じゃあ、お話を始めるね」
「君にはfate、というか、fate/ステイナイトを知って貰うよ。ぶっちゃけこのブログは、筆者が友人をステイナイト沼に落としたいにハマって欲しいから書き始めたんだ」
「そうなんだ! 友人がいるようでよかったね。通報は勘弁してやろう」
「そのステイナイト、がシリーズの始まりなの?」
「そうだよ。というか、これが本編だよ。他のは後日談が一つ、派生が一つ、関連が七つ、スピンオフやパラレルが十一個、その他が更に二つ三つあるんだ。学生の君には、とても全ては把握しきれないと思うし、手が付けられない。だから、おおもとのそこらへんに絞るよ。というかおじさんは猿だから、いっぺんにとか無理だよ。察しろ」
「そんなにあるの!? それは確かに無理だあ。僕、妖怪ウォッチもしなきゃだもん。じゃあ、そのステイナイトを教えてよ。ゲームなの?」
「ジバ野郎の手先か。まあいい。猫様だから見逃してやろう」
「そうなんだ。無印、レアルタヌア、レアルタヌアVitaとあるよ。最近出たのはこのVitaのほうだね。無印は君にはまだ早いし、今は手に入れづらい。最初のレアルタヌアはプレイステーション2だから、これまた難しいしね」
レアルタVita公式サイト
「ノベルゲームなんだけど、Fateルート、Unlimited Blade Worksルート、Heaven's Feelルートの三つがあるよ」
「2? 時代は4だよおじさん。メタルギアソリッド最高!」
「出たよ時代の申し子。2の名作も多いんだぞぷよぷよぶつけたろか」
「それは置いといて、この作品を教える前に、世界観の説明をするよ。これはタイプムーン共通の世界観だから、覚えて置いて損はないよ」
「そう、タイプムーン沼を泳ぐのに、ね。ヒヒヒッ」
「えっ」
「なんでもないよ」
猿が教える魔術と魔法について
「さて、説明しよう。この世界には、魔術があるんだ。君には、ハリー・ポッターの世界といえばわかりやすいかな? あの作品でもアロホモラれるのは才能ある子だけだね。才能がない子には使えなくて、一般人には秘密にしている。じゃないと混乱するもんね。想像に難しくないでしょ?」
「うん! 僕ハリー・ポッター大好き! じゃあ才能があったら、魔法使いになれるんだね! テンション上がってきたぜ!」
「勘違いするなよ。貴様如きが魔法使いなら、凛パイセンはとうに伝説だ」
「ヒ、ヒエエ~、なんか凄いキレられた。凛って誰」
「実はこの世界では、魔術と魔法は別なんだよ。魔術は才能ある人が練習して使えるけど、魔法は更に凄い、そんらもう凄い、とてつもなく凄い、この人に睨まれたら影すら残らねえわおったまおっぴろげ!って人にしか使えない、奇跡のことを言うんだ。だからこの作品で、迂闊に魔法を使う、とは言えないんだよ」
「因みに、この才能にパラメーターみたいなものを、この世界では魔術回路と呼ぶよ。才能がない、ってのを魔術回路がない、って言うから、取り敢えずそう覚えようね。一本、二本と数えるよ。つまり、ドラゴンボール風に言うと、魔術回路たったの五本か、ゴミめ、だね」
「へー、そうなんだ。じゃあ、殆んどの人は魔術師とかになるのかな?」
「そうだね。察しの早いガキは結構好きだよ。ステイナイトの登場人物は、魔術師が主になるんだ」
「才能って言っても、泳げたり走れたり、色んな才能があるでしょ? つまり、色んな魔術のやり方があるんだ。基本もあるけど、それも頭に置いておいてね」
「ほんと、色々ね」
「えっなにそれこわい」
「ステイナイトは登場人物の殆どが高校生だから、怖いものは何もないよ。うん、なにもない、なにもないったら」
猿が教える舞台と聖杯戦争について
「さて、次は冬木市についてだ。ステイナイトの舞台は、この架空の土地、冬木市が舞台になるよ。港も山も川もある、自然に囲まれたところで、ちょっとあったかい土地だよ。あったかいとはいえ、冬の夜にシャツ一枚で出歩くのは凄く寒いとおじさんは思う」
「普通出歩かないよ。何言ってるの?」
「ステイナイトの舞台はここになるんだね。魔法学校、じゃなくて、魔術学校とかあるの?」
「ないよ。普通の都市、そう、全く以て普通の都市だよ」
「なんで言いなおしたの」
「ただ、この土地は特別な土地なんだ。聖杯戦争、ってのをするのにね」
「聖杯? ってかの有名な「このパンが私の肉、ワインが私の血である」って言葉が出た、イエスキリストが最後の晩餐で使った聖遺物のこと? それとも、英、仏、独で囁かれていた聖杯伝説かな。この聖杯をキリスト教のものと結びつけたのは、フランスの詩人だってね」
「あっはい。え、ええと、聖杯伝説のほうがモチーフだとざっくり思っていいです。うわあこの子供こえー」
「大まかな経緯はざっくりとカットするけど、聖杯は願いを叶える奇跡の代物で、それを呼びだす大魔術には、一人の力じゃ無理だった。因みに、聖杯戦争のシステムを考えたのがマキリさん、器の元となるものを作ったのがアインツベルンさん、そして、いい土地あるよ! と冬木市を紹介したのが遠坂さんだ」
「冬木市には、何か風水とかパゥワー的なものがあったの?」
「その通り! 魔術なパウワー的なものがあったんだ。」
「聖杯戦争のシステムは、六十年に一度、七人の魔術師が七人の英雄を呼んで、それをバトルロワイアルさせて、その力で聖杯を呼ぶって儀式だよ」
「魔術師をマスター、呼ばれた英雄……この世界では英霊って言うんだけど、その英霊を、サーヴァントって言うよ」
「七人も!? 呼べるの!?」
「呼べるよ。アインツべルンさんが作った、疑似的な聖杯のおかげでね。皆、叶えたい願いがあるもん。願いを叶えるから僕と契約して守護者になってよ! って人類担当地球担当の抑止力さんは、ほいほい出てくるもんじゃないからね。そんな大会があるなら参加したいよね」
「魔術師も、英霊も皆、叶えたい願いってのはあるよね」
「抑止力?」
「なんでもないよ」
「ただ、覚えておくとちょっと面白いよ」
ステイナイトを見よう!
「さて! その聖杯戦争だけど、魔術師には参加資格があるんだ。令呪って言うマークみたいなもので、これがあるから英霊さんは大人しく魔術師に使役されるんだ。冬木に入って、令呪が浮かび上がったら、聖杯戦争に参加していいんだよ!」
「うひょー! 浮かばないかな! 参加したい!」
「魔術回路たったのゼロか。ゴミめ」
「こわっ! ちょっと夢持ったっていいじゃん。言い過ぎだよおじさん」
「残念ながら、Fateの世界ではスリザリン大勝利だから、もし魔術師の家庭に魔術回路持たずに生まれたらガチゴミだよ」
「厳しい現実~」
「令呪は色んな種類があるから、その違いを見るのも面白いかもね。それと、サーヴァントの正体も推理すると面白いよ」
「推理? サーヴァントの正体は秘密なの?」
「秘密だよ。代わりに、セイバー、ランサー、アーチャー、ライダー、キャスター、アサシン、バーサーカーと、その得意なもので呼ぶんだ」
「だって秘密にしないと、弱点もわかっちゃうでしょ? 伝説、歴史の人々は過去の人だからこそ、死因もわかってる。徳川家康だと天ぷらとか。日本人の英霊はめっっっっったに来ないんだけどね」
「天ぷらは違くない? アキレウスのアキレス腱とかのが分かり易くない?」
「その例え、貴様才能があるな」
「そして、こちらが一番最近、ルート二つ目をアニメ化した作品だよ」
「これを見るように」
※一話のみ無料。ネタバレ回避の為、コメントは非表示+見ないように!
「えっ」
「いや、勿論ルート的には最初のFateルートからが一番なんだけどね? 今直ぐに無料で見れる、となるとこれしかないんだ。Fateルートを無料でやれる方法もあるけど、ゲームはバッドエンドに入ったりすると、時間がかかるからね。アニメのほうがどうしたって手っ取り早くて、万人が手に付けやすい。でも以前アニメ化されたFateルートは有料じゃないと見れない」
「ということで! こちらUBWルート! ここから見ても充分面白いから、是非ね? 是非見て!」
「いや、いいけど、これ47分って書いてない?」
「なんと第一期は一話二話そして一期最終話は一時間だったんだ! ウッヒョー! 最高だった! ウッヒョヨーイ! オリジナル部分はアニメスタッフでなく、奈須きのこ先生の書き下ろしだ! ヒャッホーイウッヒャッホーイ!」
「UBWルートは凛ちゃんがヒロインだよー! ウヒョヒョヒョヒョーイ!」
「テンションきもっちわる。これがオタクか」
「でも見てみるよ! ありがとう、フェイトおじさん!」
「そして、二月一日の夜中二時に集合しよう」
「無理に決まってるでしょ。通報するよ。会えるときにまた連絡するよ。解散」
「ヒャー、またねー」
「またねー!」
次回!第二回、猿が教える遠坂凛さんとそのサーヴァント
あとがき
さて、ここまで読んでくださり、本当にありがとうございます。
読んでくださった人達の中には、たかしくんと同じ、凛ちゃんも知らない初心者さまや、Fateって文字を見ると問答無用でクリックして読むファンの方までいると思います。後者の方々、よくわかります。誰だってそうする。私もそうする。
後者の方々へは、とても深い土下座を。なんだこの説明は! 糞にもほどがあるだろ! 全くその通りです。申し訳ありません。
ですが、何度も申しております。こちら、「猿が教える」です。そこを頭において、どうかその私の頭を叩き割ろうとしている斧を下ろしてください。
私がFate沼に落とそうとの魅力を知ってほしいと思っている友人は、キャラは何となくわかるけどフェイトいっぱいあるし難しくてよくわかんないから興味もてなーい、という人でした。正しい説明、言うべき魅力、そういったものをばっさりカットし、筆者自身脳が駄目なほうなので、詳しい方からすれば本当にやきもきする説明だと思います。
どうか、許してほしいのです。お願いします。斧を下ろしてください。
ハマっちまえば、こっちのもの、そうでしょう? ヒヒヒッ。
お願いします、斧を下ろしてください。
本当に申し訳ありません。精進します。
完走出来るといいな。宜しくお願いします。まず友人にこの記事見せます。
Fateにハマってボクと沼に落ちてよ! 独りぼっちは寂しいもんな!
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第1.5回、猿が宣伝するFate一挙放送
魔法は現代に至っても再現できないもの(未来では可能?)[未来や過去へ行く(未来道具もってるドラえもんなら余裕)]
という説明でどうか?