【ドキュメンタリストの穴】第五十三回 生放送を終えて【黒川幸則】

ドキュメンタリストの穴

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■about　ニコニコチャンネル【ドキュメンタリストの穴】

■お知らせ

■from　渋谷哲也

■現場写真

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■about　ニコニコチャンネル【ドキュメンタリストの穴】

＜番組について＞

□ニコニコチャンネル【ドキュメンタリストの穴】（＝通称【DQ-ANA】）は、「ドキュメンタリスト」専門の対談番組です。

毎回、話題のドキュメンタリー監督らをゲストに招き、心の深淵と作品について話し合います。

＜生放送＞

□月1回・2時間程度の対談生放送を予定しています。

＜ブロマガ＞

□最新情報・生放送の予定といった「更新情報」のほか、毎回の対談に併せた「対談の感想」「編集後記」などが配信されます。

＜料金＞

□【ドキュメンタリストの穴】のすべてのサービスをお楽しみいただくにはチャンネル入会が必要です。「月額324円」ですべてお楽しみいただけます。

＜チャンネル会員・非会員のサービスの違い＞

□対談生放送の【前半部分は無料】です。チャンネル会員・非会員どなたでも視聴可能です。

□対談生放送の【後半部分から有料】です。チャンネル会員のみ、対談の続きが視聴可能です。

□ブロマガの「更新情報」は無料です。チャンネル会員・非会員どなたでも閲覧可能です。

□ブロマガの「対談の感想」「編集後記」はチャンネル会員のみ閲覧可能です。

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■from　渋谷哲也

＜第五十三回生放送を終えて＞

　　

黒川さんに初めてお目にかかったのはアテネフランセで映画を観た後に数人で飲みに行った時のことでした。数人の中に黒川さんがいらして、他に堀禎一さんもいらっしゃいました。堀さんは頭の回転のめちゃ早い人で鋭くナイフで突いてくる感じのお話をされる方で、一方の黒川さんは訥々として羽根のような感触で話される方だったという印象です。何かトークの機会があったらぜひ堀さんをお呼びしたいなと漠然と考えたのですが、まさかの急逝されてしまい叶わなかったのが残念です。

その後、黒川さんが『Village on the Village』を公開されることになり、コメントも寄せさせていただいたというご縁だったのですが、実は黒川さんとじっくりお話しする機会はなく、黒川さんのトークを聴くこともなく今に至っていました。でも不思議なもので、【ドキュ穴】のゲストを探すときはこれ以上ない幸運が訪れます。

黒川さんとのトーク、全然かしこまることもなく、人柄がどんどん伝わるとてもいい雰囲気で進行したと思います。しかもこんなに楽しく遠慮なく酒の進むトークも初めてで、後半飲み屋の実況中継になってしまうとは……

とはいえ話した内容は真摯で印象的なものばかりで、『Village…』から伝わってくる若々しさ（幼さではなく、瑞々しい大胆さ）そのまま体現されていましたね。しかもピンクの監督や大作の助監督など仕事の厳しさを真面目に受け止めるストイシズムも感じました。優しいのにカッコいいんですよね。「羽根のような」という第一印象もあながち間違ってなかったなと。

今回のトークで注意したのが、「自主映画」を