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4 IRREGULARS:コメント質疑応答

2017/11/21 00:50 投稿

コメント:1

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4 IRREGULARS、ついに完結しました。
総勢20名あまりの撮影参加者が居て、一話目からは考えられないほどの巨大なプロジェクトになったとしみじみ感じております。撮影メンバーの皆に平穏のあらんことを。
他の二次創作動画とは異質な「後日談をシリーズ化」するという試みも脚本にするのが難しく、投稿初期はえらい事を始めてしまったと思ってましたが。なんとかなるもんですね。

さて、この記事では動画内の質問コメントへの回答をしていきたいと思います。
というよりは、頂いたコメントをネタに設定の補足を書いていくと言うのが近いかも。

フロム・ソフトウェアの公式設定でない「作品の中だけの仮定」には緑色をつけました。
設定面まで大幅にいじった二次創作なので、公式とはしっかり分けていきます。
では、Chapter.1から。

Chapter.1
Q.なぜマギーは自分がやられたあと財団が主人公に敗れたことを知ってるんだ?



焦って訂正しちゃってますが、設定の面から解説して行きたいと思います。
いきなり個人的な解釈をぶち込んでしまうのですが、死神部隊ACが破壊されてもその中身=ファンタズマ・ビーイングのAIデータは消失しないと考えており、少なくとも動画内だとその設定で話を進めています。
しかし、マギーのAIはこの冒頭シーンまで再起動しません。

では、AIが凍結状態になったのはどのタイミングか? 

と言うと、黒栗がちょうどマリシアスに敗れたタイミングなんじゃないかと思ってます。ここで財団は身を隠して、力を蓄えようとします。そして死神部隊AIも、この時に停止させられた……と勝手に解釈していました。



その後、ストークスの一団が財団のデータバンクを強襲し(Chapter.5冒頭のシーン)、マギーやカリウスを始めとするファンタズマAIをハッキングして奪取します。
そしてChapter.1のプロローグで、エリックに解凍される形でマギーが目覚めます。

Chapter.2
Q.ファットマンが最後のストークスじゃ無かったか?
逆に指摘するような形になってしまい申し訳ないんですが……
「ストーカー」「ストークス」を混同しているかもしれません。
ご指摘のとおり「ストーカー」はファットマンがほとんど最後で、ヴァーディクトウォー以降は傭兵が組織に組み込まれ、運び屋としての自由を失っていきます。
ただ「ストークス」となると、これはエリックが所属する組織のことになります。

以下:ACVD Archive(アーマードコア@ウィキ より引用)

ストークス(Storks)
  別名"潜り屋"(ダイバー)とも呼ばれ、名うてのミグラントですらも近寄ることを避ける
  汚染地域深部への潜入・探索を専門とする集団。主に遭難者の救出を生業としている。
  グループの名は、リーダーであるエドガー・ストークの名から取られており、
  実態はストーク本人と、数名の仲間のみの少人数グループである。
  また、構成メンバーはいずれも、もとはサンドリヨンと呼ばれる流浪の民であり、
  彼らの能力は、サンドリヨンの「渡り」の技術によって成立している。

オリジナルキャラとして出てくるエリック・ストークは、ここで紹介されているエドガー・ストークの末裔という設定です。そして、4 IRREGULARSにおいてのストークスは「未踏査地区の探査」ではなく、主に財団をやっつける事を主軸に置いた組織になっています。



電子化される前の財団である「アイザック」は、エドガー・ストークにタワーまで連れてこられた事で主任たちの仲間入りをしてしまったので、その因縁からエリックは財団=アイザックをしつこく追いかけ回しているという訳です。
詳しくは、VD Archiveのサイドストーリー「Forgotten Day」をご参照ください。

Chapter.3

Q.戦闘技能「しか」教えてないのかw
(マリシアスがエイリークに戦闘技能を教えたとあるが、アセン知識は?)





という感じでマリシアスが結論を出しちゃってるのですが、実はマリシアスもアセン知識がほとんどありませんでした。質問からは逸れますが、そこについて解説させて下さい。

プレイヤーから見たKE、CE、TEの攻撃値、装甲値などのステータス……いわゆる「ハバスが素で1496、装甲低下で1870まで貫通する」とかそういう知識は、ヴァーディクトウォー以前は機能していないと当動画では仮定しています。そのため、ストミに出てくるACはほとんどがあべこべな装甲値……と勝手に関連付けてます。
ここで、ゲーム内のように装甲強度や銃砲の貫徹力をステータスとして規格化しようと考えたのが財団です。黒栗戦でオペレーション(機体の立ち回り)だけではどうにもならない事を察したのかもしれません。財団によって機体性能の数値化のアルゴリズムが作られたものの、まんまと三大勢力に盗まれてしまいます。



盗まれたアルゴリズムが三大勢力によって拡散され、それが浸透するまでは、
上の画像のように「ほぼフィーリング」でアセンブルをしていました。
ヴァーディクトウォー以後から、傭兵たちがプレイヤー的に「アセン考察」をし始めるというのが、4 IRRGULARSの中での共通設定です。
この話から「ストミの登場人物」が「プレイヤー」に変わります。

Q.サッカーとか椅子取りゲームやったことあるんだろうか
(サッカーや椅子取りゲームはこの時代にあるのか? マリシアスらは経験あるのか)



思い返せば、陣取り合戦の例えが微妙だったなーと……
椅子取りゲームはまだしも、サッカーはちょっと違うよなとか反省するのでした。
質問の件ですが、ACの世界はとにかく歴史が長いですから、文化の継承がどこまで続いてるかは解らないです。
ただ、エンブレムなどは元ネタが分かるあたり、大昔の文化でもアーカイブ化されて残ってるかもしれません。そういうデータバンク施設とかもありそう。

Chapter.4
Q.K……じゃないな、頭からして違う
(冒頭の死神部隊ACは「K」ではないのか?)




冒頭に登場する逆関節ACは、Kのフレーム構成を大幅に変えたものです。
別の機体に見えますね……
コメントの通り、頭からして違います。流石に頭はそのままでも良かったかな……?
Kはおそらく、はじめて数値化の技術が適用された時に自機の装甲のスカスカ具合に驚いたことだと思います。あと武器のレンジのちぐはぐさとか。
マトモに使える性能にすると、まるで見た目が変わってしまいます。
元の機体とは五連スナイパー以外、共通項がなかったのでわかりづらかったかも。

Chapter.6

Q.そんな情報にアクセスできるエリック何者だ?
(Jの電子化前の人格のデータすらエリックは入手していたのか)




実を言うと、エリックの所有するデータには死神部隊のパーソナルデータはありません。
このくだりでは、マギーが死神部隊時代に漁ったデータを基にして話しています。
マギーは死神部隊の「人間性の喪失」を以前から知っていて、自分がそうなるという危機感を抱きつつ戦い、6話目にしてやっとその事がカミングアウトできたという流れです。
確かにこのタイミングで「過去のデータを漁る」と言われたらエリックの持ってるデータベースの事だなと思いますよね。だいぶ説明不足でした。

Chapter.7
Q.機械って言われてるわりには振れ幅が……
(ヴェニデの司令官、エルナンド・ベガの性格について)





「状況が状況とはいえ、こんな柄じゃないんだがな……」

このシーンで、エルナンド・ベガは煽動のためにわざと暴君を演じているのですが……
これは演出がわかりづらかったですね、台詞で表現しきれてなかった。
イメージとしては、オッツダルヴァがテルミドールとして振る舞っているときに、やたらテンション高めに話すのと同じ感じです。

Chapter.8
Q.なんだこのBGMは(困惑)
(EGF戦のBGMについて)

アーマードコアではないのですが、星野康太氏の曲ではあります。
フロムさんの出したゲームに「エヴァーグレイス」ちゅうのがありまして。
これのサントラが濃厚な民族色をかもし出していまして、エキゾチックなEGFのイメージに合うかなと思いBGMにしました。

Chapter.10
Q.これ、ミッション切り替え前後で生存してるAC違う気が……
(黒栗第三形態の前後でACが違うのはなぜ?)

異なります。よーく見ると、有人機がU1に電子化されています。
これは特別出撃ミッションの後に、別個でストミ10を撮影したためです。
たしか、第三形態を入れようってのが思いつきで、それがちょうどチムメンの居ない時間で。
そんな訳で、特別出撃とストミを無理やりくっつけて第三形態にしてしまおうっていうやっつけ仕事となりました。


おまけ
4 IRREGULARSはストーリーミッションを追わず、独自のストーリー展開を勝手にやらかしていくというスタイルの動画でした。しかし、パクりかというレベルで先駆者の影響を多大に受けてもいます。

有澤Pさんの「iDOLM@STER CORE VERDICT DAY」


うりぼうさんの「子連れ傭兵」


(他動画の引用なので、何か問題があれば消します)

他にもアーマードコアの二次創作動画は数多く上がってます。
タグが分散してて少し見つけづらいですが、どれも映画やアニメを見る感覚で楽しめるのでおすすめです。今の時期であれば、AC過去作を懐かしむのも一興かと。

そして、数ある二次創作動画の中で、特に絶大な影響を受けたのが以下のシリーズ。

metaさんの「ACLR encore your peace」




これを見ていて「俺もやりたい」と我慢ならなくなって、VDの撮影機能を使ってムービーも撮ってみようと考えて……やりはじめたのが4 IRREGULARSでした。
そしたら膨大な登場人物、ムービーや戦闘の撮影、やたら演出過多なOPEDなどで作業量がえげつなくて死にました。詰め込みすぎるんですね何にしても。
しかし言わずもがなこのシリーズ、センスの塊。特にOPEDは必見もので、フィルタなどを多用せずに最高にイカした構成、色彩感覚などで唸らせてきます。それに加え、ノベルパートは文才がひしひしと。加えて、基本的にスーパープレイというのも恐ろしいです。

と、たぶん当人に引かれるぐらい褒めちぎりましたが。
そんな先駆者たちがいた上で、4 IRREGULARSは「俺もやりたい」と思った人間によって作られた動画でした。それが色んなプレイヤーに手伝ってもらって、これだけスケールの大きい作品になったのは本当に幸運なことでした。

私もこれ以後は二次創作から一次創作に移りますが、みんなの「こうだったら良いよな」を体現する二次創作っていうのは、独特のグルーブ感があってアガりますよね。この部分は、オリジナル作品では味わえない感覚だなと思います。
何ともいえない結びになってしまいましたが、世に平穏のあらんことを。
……便利すぎるだろ、このフレーズ。

コメント

HomurA
No.1 (2017/11/24 01:27)
『4 IRREGULARS』改めて見ると、えらく濃密な企画だったのですな。お疲れ様です

ちなみに自分はうりぼう氏の2次創作が元凶でこういうのを見ておりました。
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