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TigerGKの酔っぱらい映画感想文(2017年上期)

2017/09/13 02:54 投稿

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ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン!(挨拶)
GKです。

最近自分の二次元趣向に「褐色・銀髪」があることが否定できないレベルで顕在化してきており、いい歳して何やってんだよという至極まっとうな指摘に1ミリも言い返せないという袋小路感で胸いっぱいかつ甘酸っぱい夏は過ぎ去り、枕を濡らして過ごす日々です。

FGOで好きなキャラクターはニトクリスです。

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不敬であるぞ♡


はい、本題に入ります。
GKは酒・女・ギャンブル全部好きというクズ代表ですが、映画もその次くらいに好きです。
ずっとTSUTAYAのDISCASの月4枚プランを契約していて、生真面目に毎月4本ずつ見ております。

そんな中上半期というかこの夏くらいまでで見た映画を振り返ってみたいと思います。
いつもはラジオで話しているんですが、記録残すのもいいかと思ったので書いてみます。
※映画のネタバレ嫌いな方は閲覧お控えくださいませ。


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君の名は。
を最近レンタル解禁されてたので借りて見ました。
なんとあの大ブームの中、

「なんか気恥ずかしさとかカップルだらけとかで気が狂いそうになるだろう」

というおっさん特有の思考の先回りムーブをかましてしまい、
映画館で見ないという選択を貫き通しましたが、そろそろもう年貢の納め時かなと思って、

「新海誠は山崎まさよしとかの音楽でねちっこく、鬱っぽく、誰も幸せにならないようなストーリーで楽しませてくれたまえ。よーしパパ雨の公園で靴作っちゃうぞー」

とこれでもかという最大限に大上段にふんぞり返って見始めました。
結論から言いますと、馬鹿みたいに号泣しました。
はいそこ、引かないでくださいね。私が一番引いてますから。
心理的流れを書きますと、

プークスクスなにこれ入れ替えモノじゃん

あーあこれはもうティーン向けじゃん萎えたわビール取ってくるわ

あ、ふーん、一応設定とかわりと考えてるのね

俺も田舎出身だから三葉のことわかるわー

バイト先のおねーさんもっと口説けよ!いけるって!

なんで出会ってないんだよ!もっと頑張れよ!

あああああああああああああ

え?…あ?…は?

(ビール完全に気が抜けてる)

ティッシュ箱抱えて最後まで見てました。

内容としてはエンタメ全振り。些細なロジック矛盾はあるけども、そんなの忘れて夢中になりました。あまり触れられていないことがあるのですが、新海監督の作品中で一番作画も良かったように感じました。今見るとほしのこえや秒速5センチメートルとかはディテールが甘いところが多かったのですが、今作はしっかり書ききっていますし、いわゆる今風のアニメ作画にかなり寄せていると感じました。
そしてストーリー。
大上段に構えてすみませんでした。
最後のあたり、視聴者は祈ったはずです。この物語のハッピーエンドを。
作中ではあえて描ききらずに含みをほんのちょっとだけ残して終わります。
この「この後はどう見えてももう幸せなやつやん」という終わりですが、あえて伏せたところに想像の余地を薄皮一枚残しました。最高の落とし所ですね。
自分がもし高校生でカップルで見に行ってたら、結末について熱く語ってその後メチャクチャセックスしたと思います。(聞いてない)
まぁ、私の高校時代はかなりウブだったんですがね!(もっと聞いていない)

というわけで、未見であることをとても恥じた作品でした。
非常に丁寧に心理的導線を設計し、そしてその設計がエゴではなく視聴した方に届けられた怪作です。
逆に言うと、エンタメ的な路線が嫌いだとまぁ全く駄目かもしれないですね。

★★★(星5が最大、3が普通)



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ヒメアノ~ル
古谷実の漫画が原作である。
稲中卓球部の古谷実である。チンコサーブの古谷実である。(しつこい)
この原作、アレ?もしかしてラブコメもしくはギャグ路線?と思わせておいてかなりサイコパスな展開になります。映画もそれに比較的忠実になぞって話が進みます。
主演の森田剛で「は?」と思う人が多いかもしれませんが、目に光がないサイコパスな演技を堂々と展開しました。もうV6の森田はそこにはいません。なにせ自慰をするシーンまでありますし。

話の根底に流れているのはいじめと力関係です。
ブルーハーツではありませんが、弱いものが更に弱いものを叩く、その音が響き渡ればブルースが加速していくのです。強者の餌になる弱者、禁断の蜜の味、そこで繰り広げられる無秩序な暴力。
いじめの加害者と被害者がその後どうなっていくのか、考えさせられますね。
私はいじめられた事があったのですが、幸いに自力で逃げ切ることができました。これは本当に運が良かったのだと思っています。その期間は2年間ほどでしたが、地獄のような日々を味わいました。それについて復讐したいかともし問われたら、状況次第では事に及んでいたのかもしれません。
自分のifのような、どうしても放っておけない作品でした。とても普通の生活をしている人にはお薦めはできませんし、理解もできないかもしれませんが、自分には忘れられない作品になりました。よくできている良い映画だけに、もう見たくないという気持ちです。
それだけに、映画を見ることに少し意義や何かを感じたい人であれば、見ておいて損はないかもしれません。何も救われない話ですが。

★★★★(星5が最大、3が普通)



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湯をわかすほどの熱い愛

主演は宮沢りえである。人気絶頂の若いうちに陰毛を世に問うた怪傑であります。(ありがとうございます)
いわゆる残寿命モノというものです。主人公が大病を患い、その生命が燃え尽きるまでにやれることをやるという内容で、比較的オーソドックスではあります。どこかで見たプロットなのは間違いないのですが、これが役者さんの熱演で非常に見応えのある仕上がりとなっています。そこにもう陰毛はありません。
そして、これネタバレなんで書きにくいのですが、この「湯をわかすほどの熱い愛」というタイトルを見事に?回収していきます。これは見た人じゃないと意味がわからないのですが、ちょっと想定の斜め上の展開で回収していきましたので、気になった方は見てみてください。
邦画を変に下に見る人が多いのですが、人間ドラマをちゃんと描く場合やっぱり邦画も良いですねーと思いました。
身も心も温まるこの映画みたいなのもたまにはどうぞ。

★★★★(星5が最大、3が普通)



はっ、気がついたら邦画ばっかり書いてました。
まぁ、今回はたまたま邦画だけだったということで。
また書きますのでご贔屓に。

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