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薩摩忍者=忍者ではない、忍者文化は毒と考える

2015/05/19 12:58 投稿

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一般の忍者イメージとはどういったものでしょう?
 黒装束に黒覆面。刀を背中に背負い手裏剣を投げるといったところだと思います。

 次に侍や農民のイメージをしてみましょう。どんなイメージが出てきましたか?

 今の実験で解るとおり、言葉に対しての物のイメージというのはかなり強い物です。
 さて、侍や農民は日本全国の共通文化と言って良いでしょう。しかし忍者はどうでしょうか?伊賀や甲賀に近い土地に住んでいらっしゃる方にはあまりピンと来ないかもしれませんが、九州や北海道にイメージされた忍者が地元にいたというのは非常に違和感があるのではないでしょうか?

 それもそのはず、忍者(という文化やキャラクター)は伊賀・甲賀のローカル文化が元であり、他の土地には無かった文化だからです。
 例えば秋田の「なまはげ」が共通の日本文化だからと、他の地域でそっくりそのままの「なまはげ」が観光やPRに担ぎ上げられたら違和感があると思います。
 現在忍者関連で全国的に起こっている事は、まさに全国で「まなはげ」が出現し活動しているとみて良いでしょう。

 強すぎる外来文化は使い方を誤ればその土地の歴史や文化を破壊してしまいます。
 しかし使い方を誤らなければ、その土地であまり光の当たらなかった分野を照らし出す効果があります。毒と薬の関係に似ていますね。

 さつま忍者研究会では、忍者探しではなく『文化の照合』を行っています。忍者関連の団体では非常に珍しい動きです。
 この事により、薩摩の目立つ歴史や文化に隠れてしまっている物へ光を当てる事ができるのです。

 忍者文化は毒の様な物。そのまま使えば毒にしかなりませんが、薬として使えば地元の歴史文化を再発見する糸口になるのです。
 


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