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【洒落怖】冬の風鈴【体験談】

2015/08/29 16:11 投稿

コメント:2

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【洒落怖】冬の風鈴【体験談】


金縛りから始まる現象についてお話したいと思います。
私が金縛りに合うのは決まって夜です。時期も決まっていて年末の冬。
数こそは多くないのですが年に数回かかります。
数年置きに強烈なものが来ますが、その中でも最新の物を書きたいと思います。

今回の金縛りに会う前、2014年11月~12月頃不自然な事が幾つかありました。
本題の前に幾つかお話します。


①目の片隅に。

深夜、自宅で持ち帰った仕事をPC前で作業をしていると
目の隅に何か動いている物があります。
その方向には「ふすま」しか無いのですが、
その下から120cmくらいの高さの所で何かが動いています。
10~20cmくらいの大きさで、黒い霧みたいな物です。
目の片隅で確認できるのですのですが、
視点を動いている物へ合わせると何もないといった具合です。


②ポルターガイスト

2つめは、これも深夜の自宅での出来事なのですが
PCでの作業中、眠気を催したので台所へコーヘーを入れに行きました。
PCのある部屋のすぐ隣が台所なので、漏れ出た明かりで台所はそこそこ明るい状態です。
台所の電気を普段あまり点ける事がない私は、薄明るい台所へそのまま入りました。
台所には電子レンジが置いてあり、その上に菓子を入れておく為の木製の籠があります。
それにふと、視線を移した瞬間にスーッと5cmくらい
レンジの上を左から右へ水平に移動しました。
一瞬、「?」となりましたが、手で籠を持ち上げて底を確認したり
手で触ったりしてみても、何も変わりありませんでした。


③誰かいる

3つめは、住居が古いせいもあり、特に台所は歩く場所によって
大きな音を立ててキシミ音が出ます。
歩く人の体重によってそのキシミの音の大きさも比例する訳ですが
やはり男性があるくと大きな音を立てるわけです。
それが、ある日の明け方、「ギシィイイ」と音を立てました。
外からの音では無く、明らかに室内からの大きな音でしたので目を覚ます程です。
幽霊どうのこうのと疑うまえに侵入者だという線が一番現実的でしたので
寝ていた私は即座にベットから起き上がり木刀を取り出し
音のなった台所へソロリ足で向かったのですが誰もいませんでした。
ドアのカギもチェーンロックも掛けてありました。


④暗闇へ向かう少女

4つ目は、自宅のバルコニーから夜景を眺めていました。
ふと、下を通っている歩道の花壇に視点を移し変えると
その歩道の右手方向から小さな女の子が自転車を押しながら歩いてました。
いつからそこにいたのか、全然気づきませんでした。
歳の頃合は3歳か4歳、5歳はいってないと思います。
自転車は補助輪付きのピンク色の自転車。12インチくらいでしょうか?
服はワンピでピンク。自転車に合わせた感じでした。
自転車に乗らずハンドルを持って押して歩いているのです。
こんな時間にあんな幼い子を一人で外出させる親てどうなの?
と思い、親御さんの姿を探しますが見当たりません。
その歩道を左方向へ進むと、その先には滑り台とジャングルジムしかない
小さな公園で行き止るのですが、幼女はその後、暗闇のその公園に消えて行きました。
ちょっと心配になったので、しばらくバルコニーから観察していたのですが
親御さんらしき人などが追いかけてくるという事はありませんでした。
思い直してみると、時間は0時近く、冬なのにワンピという時期ハズレな服装に加え、
自転車を押す音が全くしていなかった事に後で気づきました。


実際、他にも後から考えてみると「?」的な小さな出来事は多々あるのですが
自宅にいる時ではなく外出している時に遭遇した事ですので今回それは省きました。

これらの事が今回の金縛りとの関係性があるとは考えづらいですが
金縛り以後、不自然な現象は落ち着いていますので
とりあえず書いてみました。

そして本題の「金縛り」についてのお話に移ります。

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【冬の風鈴】


その日は、仕事が休みでしたが天候は残念ながら雨模様でした。

なので自宅から外出する事も億劫でしたので

その日は作りかけのMMD動画の作成作業し、一日を過ごしました。

仕事が無い日という以外、特にいつも変わらない一日でした。

格別、その日に不自然な事があった訳ではなく。。。

決して寝つきが良いとは言えない私が、ベットに入ると心地よく眠りに入れた日でした。

夢を見ていたかどうかは覚えていません。


「チリン」


「チリーン」



まるで私を呼ぶような、そんな音です。



「チリーン チリーン」



「鈴?」



「鈴の音だ。。。」



深い眠りか浅い眠りか、とにかく眠りから意識付いてくると。



「あ、金縛り」



まだ確認もした訳でもないのに直感でわかりました。慣れているせい?でしょうか?

足の指を動かそうとしてみます。

ダメです。

脳からの命令自体が届いてないような、そんな感覚です。

気づかれないように腕だけを少し動かそうとしてみます。

これもダメです。

誰に何を気づかれないように?と頭の中で言葉ではなく

なぜかイメージで疑問がわきました。

次は・・・。目は?

目をつむったまま、左右に眼球を動かしてみます。



「やっぱり。動く。」



今まで幾度か金縛りに会いましたが、100%の確立で目だけは動きます。

でも。

今回は。



「いる」



まだ目を開けて確認した訳でもないのに、そう思いました。

すると。

目を瞑(つむ)っている、その瞼(まぶた)の裏に何か見えていました。



「動く生首」



それは。

目が大きく、酷く充血していました。

その眼球は、左右非対称にグルグル円を描くように動いていました。

頭頂部に髪の毛はほぼ無く。

側頭部の毛は根元から先端にかけて細くなりつつ左右に広く広がっていました。

その毛は、波打つようにユラユラと動いていました。

それはまるで、首をはねられた落ち武者のようでした。



「ぎょっ?!」



と思った次の瞬間、気づきました。



「おれ、右目だけ開けている!」



目が動かせる事に気づいた時点で、目を開けることを拒否したはずなのに。

私の右目だけ開けられたようで、生首と対峙していました。

私の寝ている顔の真上に、黒い生首はいました。


しかし、恐怖する事はありませんでした。

おそらく免疫がかなり付いてきたせいだと思いますが。

そして、こう思ったわけです。



「幽霊風情が人間にたてつくんじゃねー」



それを言葉で言おうと必死に怒鳴っているつもりですが。



「あがっ あががっ!」



としか出ません。

実際、自分の声が自分の耳で聞こえてましたから。アガアガ言ってました。ワタクシ。

起き上がろうと全身に力を入れたつもりでしたが、自分の首が少し持ち上がった程度でした。

恐怖より、怒りしか込み上げてきません。理由は不明です。

そうこうするうちに、その生首は左右に伸びた髪の毛に引っ張られるように

消えていきました。

と、同時に金縛りが解け時間を確認すると午前4時34分でした。



「前回とは違うヤツか。」



なぜかそう思った後、今日の仕事に影響が出ないよう眠りに着き直しました。


金縛りにあった直後、必ずする事があります。

金縛りが解けた時間をメモに残しておくこと。

いつも翌朝、夢か現実か分からなくなるので。

その対策という訳です。


デスクをみると


「4:34」


メモがありました。




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コメント

十円安
No.1 (2015/09/01 07:01)
一番は私もあります。視界に入るかは入らないかのところでなにか動いてる。
それ以外は無いのですが、ひとつ思った事を・・・・グリラさん家には絶対泊まりたくないwwwww怖すぎるw
Shangri-La (著者)
No.3 (2015/09/04 23:16)
いあ~w
家の外見自体は不思議な事が起こるようには見えないですが、
周期みたいなものはありますねw

友人、知人が訪ねて来ても特に何か言われた事も無いです。
もちろん、この事は誰にも話してませんw
お話すると、人格を疑われてしまいそうで
身内以外にはお話してませんw
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