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反撃のアップグレード! DTMの逆襲! SONARユーザーは忍耐だよ!

2016/01/22 15:00 投稿

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AIR です。

日本の販売代理店はタスカム(http://tascam.jp/product/sonar/)ですが、このサイトには
公式に「フォーラム」などのユーザーが集って意見を交わし合う場所が用意されていません。
そうしたものの代わりではありませんが、当記事の掲示板を開放しておきますので、
購入相談や、情報交換に使うなど、コメント欄を仲良く活用いただけましたら幸いです。


【速報】
SONARのボーカル補正ソフトの「Celemony Melodyne」がバージョン4になりました。
付属している「Melodyne Esseintial 2」は、現在、メーカーの「Celemony」のサイトから、
ログイン後にアップグレードの申請を行うことで、「無料」にて「Melodyne Esseintial 4」
のライセンスに更新できます。私の「SONAR X3」環境でも動作が安定していますので、
「新SONAR」でも安定して使えるものでしょう。Melodyneは「ARA」という技術によって、
完全にDAWに統合されますので、SONARユーザーには喜ばしいアップデートです。
解説はこちらです。(http://www.celemony.com/ja/melodyne/what-is-melodyne


【誰でもわかるSONARの概要】
メンバーシップ制がスタートして1年が経過しました。ナンバリングが続いていた場合の
対応を記します。
 ・2015年バージョン:SONAR X4
 ・2016年バージョン:SONAR X5

今でも勘違いをしているお店の方や、誤った表記を見かけますので、SONARが採用している
「メンバーシップ制」をおさらいできるように、箇条書きでまとめます。
 ・12ヶ月プランは加入から12ヶ月満了まで、最新アップデートを無料かつ任意で適用できる
 ・メンバーシップ期間内は、日本語のカスタマーサポートを無料で受ける権利を得られる
 ・メンバーシップ期間が過ぎたら「期間満了した時点のSONARを使い続ける権利」が残る
 ・メンバーシップ期間が切れる前にメンバーシップ更新料金を支払うこと期間を延長できる
 ・メンバーシップ期間が切れた後は、任意のタイミングで再びメンバーシップに加入できる
詳細はこちらです。(http://tascam.jp/support/cakewalk_membership/

SONARは世にはびこる悪行企業のサブスクリプション制とは異なります。あちらは期間が
切れるとソフトウェアが使えなくなります。
「SONAR」の場合は、アップデートとカスタマーサポートを受けられなくなるくらい
ですので、お財布の都合と相談をして、延長か、再加入を検討できます。
そのため、DTM作業自体は問題なく継続できます。「取り上げられない」ので、安心です。
また、他社のように「何世代アップグレードしなかったら値上げ」なんてこともありません。
メンバーシップ制はSONARユーザーの意思が尊重されている制度です。
 加入中のデメリット:毎月のアップデートがあるため、覚えることが多い
 加入中のメリット:毎月のアップデートが楽しみ(DTM離れを起こさない理由になる)
価格一覧はこちらです。(http://tascam.jp/support/sonar-price/

それでは「いつ加入したらいいの?」の疑問に対する個人的なアドバイスを記しておきます。
 ・自分が使いたい機能のアップデートの配信が告知されたタイミングで加入する
 ・懐事情が険しい方は「ナンバリング時代並に、アップデートが累積してから」加入する
配信の告知はこちらです。(http://tascam.jp/product/sonar/overview/

他社製品と異なり「SONARは常に最新版」ですから、DTM入門したいって人に向いている
ことも特筆できるSONARの魅力です。次の大型アップデートを待ってから
DTMを始めようなんて思っているうちに、作曲や音楽への意欲なんてなくなっちゃいます。
迷うくらいなら、行動しましょう。人生は一度きりです。
グレードで迷っている場合も「SONAR PLATINUM」の一択です。
付属音源・エフェクトが充実しており、機能制限がなく、市販されている大人気ドラム音源の
「Addictive Drums 2 Producer」が付属したグレードなら後悔も少ないでしょう。
Overloudからリバーブの「BREVERB2」と「REmatrix solo」、アンプシミュレーターの
「TH2」が抜粋版として搭載されています。こちらも元の製品が市販品とあって高品位です。
新年1回目のアップデートで「TH3」の搭載が予想できるため充実した環境で始められます。


【メンバーシップ制からのSONARの進化】
最初は会社の利益を安定させるための金づる制度とみていましたが、今のところユーザーを
裏切ることなく、毎月のアップデートが順調に配信されています。メンバーシップ制にして、
開発のスタッフが安心して給料を受け取れる経営体制が、良い方向で結果を出しています。
最新版の詳細はこちらです。(http://tascam.jp/product/sonar/overview/

 ・SONAR X3から無印への主なアップデート
  →「VocalSync」:オーディオデータの位置合わせをサポートする機能
  →「ミックスリコール」:複数のミキシング状態を記録してくれる機能
  →「ProChannel REmatrix Solo」:Overloud社のIRリバーブの機能限定版
  →「DSDのインポート/エクスポート」:ハイレゾ音源を扱える機能
  →「エンハンスメントピアノロールビュー」:使いやすかったピアノロールが超進化
  →「Cakewalk Command Center」:オンラインインストーラーで導入を自動化

 ・2015年2月の主なアップデート「Braintree」
  →「ProChannel REmatrix Solo」:IRリバーブのインパルスレスポンスの追加
  →「ProChannel Boz Digital Labs Bark of Dog」:レゾナンスフィルタープラグイン
  →「Gibsonアコギ ProChannel用プリセット、FXチェインの追加」:プリセット追加
  →「ボーカル向けのFXチェイン Craig Anderton Vox Tool」:プリセット追加

 ・2015年3月の主なアップデート「Cambridge」
  →「オンスクリーンバーチャルキーボード」:パソコン用キーボードを鍵盤にする機能
  →「ProChannel PANIPULATOR」:ステレオを操作するパニピュレーターの機能
  →「D-Pro 用拡張音源 Gibson Les Paul Gold Top 拡張パック:拡張パックの追加
  →「FX チェイン Phasor Constructor」:プリセットの追加

 ・2015年4月の主なアップデート「Dorchester」
  →「ProChannel REmatrix Solo」:IRリバーブのインパルスレスポンスの追加
  →「VocalSyncにノイズフィルター機能を追加」:「VocalSync」のアップデート
  →「Craig Anderton Kickmaster FXチェイン」:プリセットの追加
  →「ギター用ペダルボード FXチェイン:プリセットの追加

 ・2015年5月の主なアップデート「Everett」
  →「ドラムリプレーサー」:オーディオのキックやスネアやタムの音を差し替える機能
  →「エキサイター用FXチェイン「SizzleBus」」:プリセットの追加

 ・2015年6月の主なアップデート「Foxboro」
  →「プラグインのアップサンプリング処理」:プラグイン処理のアップサンプリング機能
  →「AAS Strum Session 2」:AAS社のアコースティックギター音源の新バージョン追加
  →「EDMに最適なループ素材集」:ループ素材集の追加
  →「Craig Anderton Deflate Gate FXチェイン」:プリセット追加

 ・2015年7月の主なアップデート「Gloucester」
  →「Windowsの10のサポート」:Windows10に正式対応
  →「プロジェクトテンプレートの機能強化」:プロジェクト作成時の機能強化

 ・2015年8月の主なアップデート「Hopkinton」
  →「スタートスクリーン」:クイックスタートダイアログから刷新した開始画面
  →「プロジェクトテンプレートの追加」:テンプレートの追加

 ・2015年9月の主なアップデート「Ipswich」
  →「ソフトシンセのリアルタイム録音」:ソフトシンセをオーディオ録音する機能
  →「Pro Channel Style Dial FX」:ノブひとつで操作できるエフェクターの追加

 ・2015年10月の主なアップデート「Jamaica Plain」
  →「パッチポイント」:自由なルーティングを実現するパッチポイントの機能の実装
  →「再生時のプラグインアップサンプリング対応:再生時にも対応する機能の実装
  →「パフォーマンスの最適化」:PCへの負荷対策

 ・2015年11月の主なアップデート「Kingston」
  →「Rapture Proの簡易版 Rapture Sessionが付属」:シンセサイザー音源の追加
  →「モニタライザーFXチェインの追加」:ヘッドホン時にエミュレートする機能

 ・2015年12月の主なアップデート「Lexington」
  →「Pro Channel Style Dial FX」:ノブひとつで操作できるエフェクターの追加
  →「パフォーマンスの最適化による動作の高速化」:SONARの動作を改善

このように振り返ってみますと、SONAR X4にあたるSONAR2015バージョンでは、
支払い価格に見合ったアップデートが行われていました。
「ミックスリコール」「オンスクリーンバーチャルキーボード」
「プラグインのアップサンプリング処理」「ソフトシンセのリアルタイム録音」
「パッチポイント」が個人的には魅力的なアップデートです。これらは
制作のサポートおよび最終的に書き出される音源の品質を高めるアップデートですから、
「Digital Audio Workstation」として順当な進化です。

それから見逃してはならないのは、会員料金をむしりとるための「客寄せアップデート」
ばかりをしているのではなく、きちんと本体プログラムのバグフィックスと最適化を
行っている点が好印象です。残念な点としましては、
使わない人はまったく使わない「ProChannel」「FXチェイン」に
力を入れすぎている点です。これらは他社製プラグインが代替できますので、
各チャンネルには「ワンクリックで使えると便利」な機能を装備するように
方向転換をすると良いでしょう。たとえば、
「リミッター」が各フェーダーに搭載されましたら、レコーディング時のギターからの
過大入力を簡単に防げます。ヘッドホンやスピーカーの保護になります。
このような足回りの強化が、これから求められるアップデートです。

個人的に搭載してほしい機能としては、コードネームを記載するレーンです。
この機能があると作曲がしやすくなります。他には、楽譜機能の強化です。
現在でも表示だけに限定してみれば、必要十分な機能です。
しかし楽譜機能は何バージョンも前から、ほとんど手が入れられておりません。
スコアビューは音楽の基本となる部分ですから、作曲支援セクションとして
強化していただきたいです。DTMだからといって楽譜を軽視する風潮が
DAW界隈にありますが、「作曲の基本は五線譜」です。
定番MakeMusicの「Finale」あたりを統合していただけると、
印刷面でも、不自由をしなくなります。
ユーザー目線では、まだまだ手を加える部分が数多く残っておりますため、
SONAR X5にあたるSONAR2016バージョンのアップデートに期待です。


【まとめ】
新しくメンバーシップ制がスタートして様子見をしていたSONARですが、
順調に進化が続いているため、今までよりも信頼性が高いDAWになりました。
今までは3回ほど不具合修正のパッチが配布されるのみでした。
そのため、翌年のバージョンまでは不具合が放置されておりましたから、
他社製品への乗り換えも検討したくらいです。
しかし今は「常に最新版」ですから、他社製品を目移りすることがなくなりました。
スポンサーが変更になってディスコンの噂がでましたが、
反撃のアップグレードが続いている限り、私が愛するSONARは、
まだまだDTMの最前線で戦えるDAWです。
最近は新作のDAWが注目されたりもしていますが、
SONARは老舗の御三家「Logic」「Cubase」に並ぶものとして、
長い年月で蓄積されてきた基本機能が強味です。
これからコンピュータ音楽を始めたい人には、ぜひ選んでいただきたいソフトです。
直感的でわかりやすいユーザーインターフェースは、すぐ手になじむ道具ですし、
書店では教科書が販売されています。学校に通わなくても自習で学べます。
良い物が良い評価を得て、末永く愛用していただけるものと信じております。

今回は「サブスクリプション制は信者から集金するための悪徳制度じゃないよ!!」と
「新SONAR、1年目の実績を振り返るよ!!」の2本立てでお送りしました。
「常に最新版」とは「いつでも完成品」でありながら「いつでも不完全品」でもあり、
ユーザーは常に忍耐を求められるんだよってところを「オチ」といたしましょう。


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2017-01-04公開
【DTMガイド】 SONAR PLATINUM -DAW購入の手引き-
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DTMのお話。SONAR X4 に望んでいる内容はこれです!
http://ch.nicovideo.jp/AIR01/blomaga/ar477315


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バックナンバーも、読み放題になっています!!
最後まで見てくれて、ありがとうございます。

コメント

AIR (著者)
No.1 (2016/01/30 22:44)
Twitterにて、SONARの「Region FXの作成」から「Melodyne」が使えなくなったと相談を受けました。また、メロダインアップグレード後に「Melodyne Essential 2」を使ったプロジェクトが開けなくなったそうです。

「Melodyne Essential 4」は以前のバージョンと互換性があるソフトです。今回はホスト側のDAWの問題でしたが、新バージョンの互換性は今後、新SONARのみアップデートが配信されます。
世界で最も普及している「Melodyne 2」を使ったプロジェクトの互換性がなくなると困る人が多いです。開発元のcelemonyさんのマイナーアップデートの対応に期待するばかりです。

「Region FXの作成」から「Melodyne」を読めなくなった場合の対策ですが、「Melodyne」の再インストールをおすすめします。「ARA Audio Random Access」の機能の統合がエラーを出していることが原因です。以下が再インストールの手順です。
 1.「Melodyne」からアクティベーションを解除します
 2.コントロールパネルから「Melody Runtime 4.1」をアンインストールします
 3.「Melodyne」をインストールして、再アクティベーションします
「Region FXの作成」から「Melodyne」を選べるようになります。他の解決方法がありましたら、お知らせください。
AIR (著者)
No.2 (2016/06/10 20:28)
アンプシミュレーター「OVERLOUD TH3」のバージョンが「3.2.0」になりました。

「VST3」に対応しました。「ナビゲーター」が復活しましたので、全体が見やすくなって、使いやすくなりました。今までのバージョンはナビゲーターがなくなってしまったので以前の「TH2」を使っていました。しかし、新バージョンでナビゲーターパネルが搭載されましたので、安心して「TH3」に乗り換えられます。再認証もなくて、簡単にアップデートできました。無料でした。

なお私は「SONAR PLATINUM」にアップグレードしていないのでプロチャンネル版はわかりません。製品版のほうは、ナビゲーターパネルで快適に使えるようになっています。表示倍率の変更ボタンがナビゲーターパネルの近くにあると、もっと使いやすいと思います!
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