おはようございます。最近毎朝カラスが屋根の上でないて、一瞬空を飛ぶ夢を見て目覚めるくなです。
さて今日はオリジナルソングのアレンジテクニック、リズム編の後半いってまいりましょう。
リズムというのは音楽の要素のなかでほぼ半分はしめているんじゃないかと思っています。
原始、人科の生物がコミュニケーションの手段としてはじめたものは太鼓による合図だったそうで、そこから拍子(パターン)がつき、軍進マーチ)などにつかわれ、歌の伴奏になっていったのです。
一つの楽曲の中でリズムととれる楽器はほんとうにたくさんあります
ドラム、(バス、スネア、ハット、シンバル、タム、etc)
パーカッション (コンガ、ボンゴ、トライアングル,etc)
そしてボーカルやコーラスが扱う楽器 (カスタネット、トライアングル、タンバリン)
音階がつくものとして(ベース、ギタリストのパーカッショナブルな奏法もそうです)
他にマレットなどもパーカッションに区分されるようです。
挙げ始めとキリがありませんが、
これらの音が洪水にならず、キチっとパターンに収まるというのはあたりまえ。
そこに強弱、変化、欲をいえばシャッフル等のグルーブ感が宿らねばリズムとはいえないの です。
そのパターン、ジャンル(とくにルーツ)によっていくつか定番というものがありますので 紹介していきまし ょう
南米アメリカ発祥系
ここを始めに触れるのはしょうじき怖い。なんせジャンルの坩堝ですから…。
いちばんわかりやすいブルースやジャズ、これはなんとか説明でそうです。
もともとギター一本弾き語りではじまったブルース、皆さん頭にうかぶのは
スローなフレーズで " ダッタダッタダッタダッタ " 。
ダッが4打ちで、タの部分が後ろにもたれるように少し遅れて置かれる、
ジャズドラムの前身のリズムの取り方ですね、(シャッフル60%)
これリズムをDAW上で表現できるようになればあとあと本当に生かせてきます
最近のDAWにはシャッフル○%と指定できるパラメーターがあり、上げていくことで
ほぼ3連音のタッタタッタから後ろのタをもたれさせて深いグルーブができてきます。
しかし、この後、このグルーブ上にのせていくパートすべてをこれに
ぴったり合わせねばならないかというとそうではないのです!
このグルーブにぴったり寄り添うのはベースのラインぐらいだとして、
他のパートは、まずダッタの頭(ダ)のほうだけはしっかりそろえることを意識して
やるだけでいいのです。
さらに、うしろのタを、次のダッの前置きのようなつもりで” ンダッンダッンダッ… ”
とやるとほんとうに渋いブルース感がでてきます。(シャッフル80%)
さて、前回リズム編①で触れた歌い回しや他パートとの兼ね合い…。
頭のダはしっかり揃えるというのは先ほど申したとおりで、
その上のオサレとしてボーカルの歌いだしや、ブラスセクション、
リズムギター、ギターリフなど、ここぞというときに
一つ前の拍の『ン』から鳴らし始めるのです。俗にいう食うというやつです。
ここで恐縮ながら私のオリジナル曲『Stand up Joe』を使って解説したいとおもいます
この曲はロックの黎明期、ジャンプジャズやロカビリーあたりのルーツ音楽を
狙ってリズムから作り上げ、歌い回しもバッチリそのグルーブにあわせてみたものです
なのでシャッフルや”くう”というニュアンスがすごく分る楽曲と思っています
この歌いだし、シャッフルの裏のビートを食って始まります、これに
ここはブラス、ギター、ベースも一斉に合わせていますので
もうほんとにバンドが弾け出して来たようなイメージができてるとおもいます。
下に動画を張っておきますので、ぜひ前述の内容を踏まえてご視聴ください。
いかがでしょうか、始終はじけている感じがでているとおもいます。
DAW上でのパート入力は、クオンタイズのマス目がシャッフルのものとちがうので
勘にたよって前後に調整していますが、、、こういうグルーブをだすにはしかたのない
作業なのです。
なぁ~んだ自作曲の宣伝かよぉ~なんて言わないでちょ~よウッフン
次回もリズム編つづくと思います。
DAWでつかっているソフトシンセ、サンプリング音源、ループ素材
はたまた、iPadのアプリでのパーカッション打ち込み~PCへの流し込みまで
ご紹介できればと思っています。
ご精読、ご視聴 ありがとうございました。
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