92のブロマガ

本嫌いの自分が本を読めるようになったお話~ロードス島戦記とフォーチュン・クエスト~

2013/02/22 06:00 投稿

コメント:6

  • タグ:
  • 雑記

もい92(クニ)です。
みなさん、本を読むのが好きですか?
もし、本を読むのが苦手な方は、本記事を参考にしてみては如何でしょうか。
本日は、本嫌いの私が本を読めるようになったお話と本を紹介します。

私は、本を読むことが嫌いだった。
今では考えられないぐらい本が嫌いだった。

本を読むのが嫌いな理由としては「文字を見るのが苦痛だった」「書いてある内容を理解出来なかった」からである。

要するに「バカ」だったのだ。

そんな時、クラスメイトに勧められた本といえば『ロードス島戦記』だった。
「ロードス島戦記は読みやすくて面白いよ。お前でも読めるよ。
なんて気楽に勧めてきたので、借りて読むことにした。
なんかバカにされてるような言い方に対抗意識もあった。
この本を読まない(読めないと)と、劣っていると思われる、ハブられるかもしれないという思いもあった。
ロードスを読んでない奴は人に非ず、そこまでロードス島戦記は流行っていたのである。
ディードリットは、今でいう俺の嫁ならぬみんなの嫁だった。

そのロードス島戦記を、私は読むことが出来なかったのである
どんだけだよーって感じですが、そうだったんですよ。

ちなみに歴史背景を説明しておく。
昔はライトノベルと言えば、角川書店と富士見書房しかなく(当時は電撃文庫などなかったのだ)、(今のライトノベルでは考えられないが)ファンタジーものでないとライトノベルではないと思われるぐらいファンタジーものが多かった。
(そもそも昔はライトノベルという言葉もなかったが)

非常にまずい。
「ロードス読んだか?」なんて聞かれて
難しすぎて読めなかった」と答えようものなら、確実にハブである。

そこで考えた。
いきなりロードスを読むから無理なのだ。
最初から野球の球を打てるはずがないのだ。
野球の球が無理なら、ソフトボールの球で練習だ。
何事も練習である。

翌日、普段漫画しか買いにいかない本屋で、文庫本のコーナーに居座った。
ハードカバーのコーナーに行かなかったのは偶然だったが、賢い選択だった。
文庫本が野球でいう軟式球なら、ハードカバーは硬式球だ。
いきなりプロ野球かよ!

「吉本ばなな」「村上春樹」…無理である。
ベストセラーとは私にとって禁句だ。
何がベストセラーだよ。読めねえんだよ。私にわかるように書けよ!
ベストセラーを読めないとハブだろ。村八分だろ。
差別ですか。ああ、そうですか。

ベストセラー以外にも片っ端から(厚さが薄い)文庫本を取り出しては、中身をチラッとみたがどれも駄目だった。
3時間探索したが、吐き気がしてきた。
人を殺すのに刃物はいらない、言葉で人を殺せるというが、私は文字で死にそうになった。

もし、私が誰かに捕まり、私を拷問しようとするなら文字を見せることをお勧めしよう。
日本語に耐性はついたが、外国語の耐性はまだないので英字新聞を私の目の前に置けば全部白状しよう。
(それこそ、私の性癖、初恋の先生の名前、フラれた時に言われたセリフ、なんでもしゃべるぞ!)

帰ろうと思い文庫本コーナーから離れた時に、口に食パンを銜える女の子の絵が飛び込んできた。(食パンじゃなくて冒険者カードだったと思ったが、当時は食べ物を銜えてると思った)
文庫本のコーナーの隣にあった角川スニーカー文庫のコーナーである。
「今日はもう文字を見たくない」と思いつつも、絵がかわいかったので手に取ってみることにした。

文字を見ることは既に無理だったので、カラーの挿絵を見た。
挿絵には登場人物の特徴から装備品、アイテムの説明まで事細かに描かれていて、私にとって親切な作りになっていた。挿絵だけで読んだ気になれた。
「これならいけるんじゃ?」中身を全く読んでないが、確信した。
この本を読めなかったら本を読むのを諦めよう。
ハブられてもいい。文字を見る苦痛よりはマシだ。

手に取っていた本を一番上に戻し、積んであった本から一番下のものを取り、レジに向かった。
漫画を買うときは、待つのがメンドクサイからといって普段してもらわないカバーもかけて貰った。

買った日は文字を見ることができなかったので、翌日夕ご飯を食べた後にテレビも見ず、買った文庫本を開いた。
その時になって初めて、買った本のタイトルが「フォーチュン・クエスト」であることを知った。
幸運(フォーチュン)との出会いである。

読み終わるのに5時間以上かかったと思うが、夢中になって読んだ。
内容も自分に合っていた。
その当時のファンタジーものと言えば、英雄的な主人公ものが多かったが、フォーチュン・クエストは駆け出しの冒険者達が自分たちなりに頑張る姿を描いたファンタジー小説だ。
本と格闘する自分と重ね合わせた。
本を読むのに慣れてないので、うまくページを捲れず何度もページを飛び越したり、同じ行を繰り返し読んだり、この本で本を読む練習を無意識にしていた。
何度も挫折しそうになったが、パステル達が頑張るたびに自分も頑張って本を読み終えようと思った。
眠気も吹き飛ぶぐらい楽しめた。
この世にこれ以上面白い本はないとまで思った。
生まれて初めて本を読んで良かったと思った日だった。

翌日、クラスメイトに借りてた(読んでない)ロードスを返した。
「ロードスどうだった?」
私は読んでもいないのに、にわか知識のまま得意げに言い放った。




























「ディードリット?BBAだろ?
パステルの方がかわいいぞ」


私がクラスでハブられたのは、言うまでもない。









後に、小説は書いてあることを絶対的にイメージしようとするのではなく、自分の脳で考えられる範囲で変換して、気楽に楽しんで読めばいいとわかり、ロードス島戦記を自分で購入して読み、ソード・ワールドにハマり、蓬莱学園のTRPGをやり、何をトチ狂ったか大学で文芸サークルに入ったのは、もう少し大きくなってからの話である。

では、モイモイ!

私のツイッターはこちらです。
              人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人_
             >   お気に入り登録  し て い っ て ね  ! ! <
               ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^^Y^Y^YY^Y^Y^Y^YY^Y^YY^Y^ ̄
     |ト、   .. ------  ..   イ!                       |!-‐== 、-‐: :  ̄ ¨__- 、   _____
     || >:'.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`く ||                        !  /: : : : : : : : : : : :.ヾく二 -‐‐ ¨フ
     |レ'.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ!!                        ∨: : : ://:. ;〃: l: : : :i: : ∧    /
    /.:.:.:.:.:.:/.:.:./.:.:.:.:..イ.:.:.l.:.:.:.:. ',                       .〃:/: :〃:.:/ /l: :|ヽ: : l: :|: :.∨ /
   ,'.:./.:.:.:/.:.:./.:/.:.:./ l.:.:.ハ.:.:.:.:.:l                       //:/!: : lム⊥_{ W_ヾ:ト、l: : :.Yi
    l.:/ .:.:.,'.:.:..:l/‐-/  l.:/ -',.:.:.:.:,                        l/ |!: :.{ ∨‐    - `メ リ: i :}:リ
   V.:.>‐l .:.:>ちホ   |/ちホV.:.:.',                    ..   |! |\ir=ミ   ≠=ミ ノ:.从リ
  ,.:'.:.:.{  |.:./{ ト-j    ト‐j l∧.:.'、                          !::::::: ,   :::::::∠ノュ ノ.
. ∠イ',八__|/_  `´      `´ ハ.∧.:.\                          ヽ  ┌ ┐   ,.ィ:ァ<.
      )ハ::\  | ̄ 7  ノ    ̄                             > 、_ .,.ィ ⊥ォ: : :.Y
         Vl:::〕  r≦                                 ____ ノT゙ ̄/::ヽ: : ム

<<生放送やってます>>
ブロマガコミュです。(オーナーは私じゃないですがw)
とりあえず、不定期に配信してます。


<<関連記事>>
・【電子書籍紹介】「demi - spring and autumn -」「demi - winter and summer -」犬子蓮木(著)/一期一会
【電子書籍紹介】『本の朝活エビカツ!開催中!!』エビカツ!中の人たち(著) -リッチャンハ、カワイイデスヨ 振袖律子動画かわいい-


過去の記事一覧

コメント

92aki (著者)
No.4 (2013/02/25 07:30)
>>3
自分もRPG好きだからなあwもっとブロマガが盛り上がって欲しいですなあ。
さねゆき
No.5 (2013/02/27 02:40)
うーん、無理に読書を趣味にする必要はないと思います。
ただ、読書を趣味にすることができれば、人生がちょこっと楽しくなるかもしれませんね。
92aki (著者)
No.6 (2013/02/28 02:14)
>>5
何でも無理は良くないですけど、読書は趣味出来たら世界が広がりますね。
コメントを書き込むにはログインしてください。

いまブロマガで人気の記事